SOKKI! の商品レビュー
人事異動の内示が出た本多が、昔のカセットテープの発見をきっかけに、妻ら支店の仲間たちを相手に、一九八×年四月の新歓シーズンが落ち着いた頃からの、早稲田大学速記研究会での青春の日々を回想する。著者のエッセイか自伝のように不思議なリアル感があった。速記文字の解読は難しかったけれど、物...
人事異動の内示が出た本多が、昔のカセットテープの発見をきっかけに、妻ら支店の仲間たちを相手に、一九八×年四月の新歓シーズンが落ち着いた頃からの、早稲田大学速記研究会での青春の日々を回想する。著者のエッセイか自伝のように不思議なリアル感があった。速記文字の解読は難しかったけれど、物語には引き込まれた。
Posted by
早稲田大学の速記研究会が舞台の物語。 何より速記専用の文字があることにびっくりした。完全に勘違いしていました。全く見分けがつかない。。 役に立たないことでも、一生懸命取り組む姿はまさに青春でした。
Posted by
大学の時、速記同好会に入っていました。ほとんど幽霊部員でいしたが、、、。 なんかその頃のことを思い出して、懐かしかったです。 3人の恋愛模様は、あんまりおもしろくなかったな。
Posted by
速記って、専用文字があるんですね! 知らなかった…そのまんま「速く書く」技術なのかと…。 なかなか良い青春でした。やっぱ大学生たるもの人生の役に立たないことをせんといかんよね。 三角関係もので、途中参戦の敵役にもかかわらず黒田くんは魅力的だった。実に好ましい。さすがエースの器と言...
速記って、専用文字があるんですね! 知らなかった…そのまんま「速く書く」技術なのかと…。 なかなか良い青春でした。やっぱ大学生たるもの人生の役に立たないことをせんといかんよね。 三角関係もので、途中参戦の敵役にもかかわらず黒田くんは魅力的だった。実に好ましい。さすがエースの器と言わざるをえない。
Posted by
〈内容〉1980年代の早稲田大学を舞台に、気鋭の新星が描く、スーパー・マイナーな技術「速記」に懸けた青春。美女に釣られて、速記研究会。
Posted by
うーん、速記をテーマにどんな物語を書くのだろうと興味をもったのだが、速記でなきゃならないストーリーでもなく、拍子抜け。そもそもこういう、態度があやふやなヒロインが好きになれない。申し訳ない。
Posted by
旭川に転勤することになった本多丈晴は,片づけている荷物の中からカセットテープを見つけ,「早稲田大学邦文速記研究会」での田畑希美との出会いを回想する。 いまひとつ人物の魅力を感じられず,またストーリーもすっきりしないが, 速記には興味を持った。
Posted by
早稲田大学の速記部に所属する若者の物語。 大学の授業中にきれいな女性に声をかけられ、 舞い上がっているうちに、いつの間にか速記部に入部することに。 その女性との恋愛と速記部の友人たちの交流で 成長していく様子が書かれている。
Posted by
こういう青春もの、大好きです 窮地に追い込まれたときなど 気持ちを速記で表現してるところが 逆にリアルに感じられました この作家さんの本は初めて読んだのですが ずっと女性だと思っていました
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
速記というものを初めて知りました。確かに全く役には立ちそうにはないけど、サークル活動ってそんなもんだし、大所帯で飲み会も頻繁で交流もあって楽しそうだなとは思いました。 ただ、残念なことにこの作者の女ヒロインってどこか高飛車すぎて、魅力に欠けるんですが。きっと作者の女の理想像は頭がいいけど、どっか抜けてて問題を抱えてるミステリアスな美女なんだろうなと。 そういうのが好きな人にはお勧め。ちなみに主人公や会社の同僚が妻をカバ呼ばわりしてるのが、イラっときた。軽い社内苛めじゃないかと。
Posted by