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中世ヨーロッパの都市の生活 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2023/12/17

中世ヨーロッパ(フランス)の都市トロワの記録。そこに生きる色々な人たちの生活の雰囲気を伝えてくれる。歴史的な出来事ではなく有名な人物の話ではなく、一市民の普段の生活の雰囲気が知れるのはタイムスリップ感もあって面白い。

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2023/10/13

研究者ではない作家の人が書いた本ということで、内容が優しく読みやすく、物語として楽しめた。大人になって世界史を勉強しなおしていて、中世ヨーロッパの世界観をもっと理解したいと思ってよみ始めたのだが、同じ著者のシリーズが他にも講談社学術文庫から出ているので読んでみたいと思う。

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2019/02/19

訳:青島淑子、原書名:LIFE IN A MEDIEVAL CITY(Gies,Joseph;Gies,Frances)

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2018/08/12

中世って、つまんないかと思いきや、いやいや面白い。 貴族や豪商より、豊かな生活してんだな、現代の私達…。ありがたや、ありがたや。

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2018/10/20

同シリーズの『城の生活』よりも『農村の生活』よりも圧倒的に読みやすく面白いのは、時代も場所も違えど同じ"都市"に住む身であるからだろうか。 フランスはシャンパーニュ地方の都市であるトロワにおける1250年とは、 馬のひづめの足音、ガチョウの鳴き声、夜明けとと...

同シリーズの『城の生活』よりも『農村の生活』よりも圧倒的に読みやすく面白いのは、時代も場所も違えど同じ"都市"に住む身であるからだろうか。 フランスはシャンパーニュ地方の都市であるトロワにおける1250年とは、 馬のひづめの足音、ガチョウの鳴き声、夜明けとともに鳴り響く教会の鐘、 魚屋、肉屋、皮なめし屋とひどい臭いの店が立ち並ぶ一角、 商店の陳列台に並ぶ長靴、ベルト、財布、ナイフ、スプーン、ロザリオ。 といった『中世』と聞いて誰もが思い浮かべるファンタジーの世界であった。 そして本書には、そのファンタジーを具象化する詳細にあふれている。 夏市のためにバポームから古代ローマ時代にできた道をたどって南下してくるフランドル地方の毛織物隊商たち。 ブドウ酒のコップは隣の人と共用なので、コップに口をつける前に唇について油を拭き取る礼儀に従っていた裕福な市民たち。 「ゾウが恐れるのは竜とネズミだけ」といった自然史を後者のない学校で教えられる生徒たち。 記録に残されやすい裕福な貴族や修道士の生活にとどまらず、 例えば洗濯女の『シャツやテーブルクロス、ベッドリネンなどを木桶に入れ、木の灰と苛性ソーダを混ぜたものに浸け、叩き洗いをし、すすぎ、日光に干す』や、 乳母の『乳が足りなくなると、エンドウ豆、インゲン豆、牛乳で煮たオートミールを食べた』といった、 一体どこから探してきたのか検討もつかないほどの庶民の生活まで紹介される。 教科書通りの歴史の授業では、普通に暮らす人々にとっては異常でしかない事件のみしか学べないが、 その裏で営まれた何の変哲もない日常こそ、今に繋がる"歴史"と言えるのではないだろうか。

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2014/07/20

読みやすく、わかりやすかった。ただ、フランス以外の13世紀の都市もこんな感じだったのかどうかは全然わからなかった。

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2013/10/17

書名こそ、『中世ヨーロッパの都市の生活』とあるけれど、漠然と中世を扱っているのではなく、本書に書かれているのは、「1250年のフランスの都市、トロワ」での生活風景です。 目に浮かんで来るようでした。 書かれている内容。 主婦の生活、出産、結婚、葬儀、商人、医師、建築、学校、...

書名こそ、『中世ヨーロッパの都市の生活』とあるけれど、漠然と中世を扱っているのではなく、本書に書かれているのは、「1250年のフランスの都市、トロワ」での生活風景です。 目に浮かんで来るようでした。 書かれている内容。 主婦の生活、出産、結婚、葬儀、商人、医師、建築、学校、演劇、そしてシャンパーニュ大市…、などなど。 それらのことを「1250年のフランスの都市、トロワ」で述べています。 歴史を知る上で、当時の具体的な生活風景のイメージをつかむことは重要だと考えますが、そういう意味で、この本は良書かもしれません。 そういうことを抜きにしても面白い本です。 歴史書というより、中世ヨーロッパの都市の当時の、つまり、「1250年のフランスの都市、トロワ」のようすが目に浮かんでくるような具体的な生活の叙述が多く、ルポみたいでした。 本書であった、おもしろい内容をいくつか。 「肉を切るナイフはあってもフォークはまだ発明されていなかった」、「窓はあっても窓ガラスを持っているのは貴族の一部だけだった」 ええっ!みたいな。 あと、今の時代のようにボタンひとつで簡単にコピーできる時代ではない中世。 本は、もちろん筆写。 そこで、筆写した人が、本のしめくくりに、いろいろ書いていたとか。 「これで終わり、やれやれ」。 わかる(笑)。 他には・・・。 「筆写した者が作業を続けられ、よいブドウ酒を飲めますように」 「これでおしまい。先生が太ったガチョウをくれますように」(学生から先生へ、かな) 「筆写した者にいい牛と馬が与えられますように」 「ここまでの苦労にこたえ、筆写した者に美しい女性が与えられますように」 「筆写した者に牛と美しい女性が与えられますように」 じつにさまざま、そして、本音。おもしろい。 『中世ヨーロッパの都市の生活』、「1250年のフランスの都市、トロワ」での生活風景に浸ってみるのもいいかもしれません。

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2012/10/31

(目次) シャンパーニュ伯家の系図 謝辞 プロローグ 第一章 トロワ 1250年 第二章 ある裕福な市民の家にて 第三章 主婦の生活 第四章 出産そして子供 第五章 結婚そして葬儀 第六章 職人たち 第七章 豪商たち 第八章 医師たち 第九章 教会 第十章 大聖堂 第十一章 ...

(目次) シャンパーニュ伯家の系図 謝辞 プロローグ 第一章 トロワ 1250年 第二章 ある裕福な市民の家にて 第三章 主婦の生活 第四章 出産そして子供 第五章 結婚そして葬儀 第六章 職人たち 第七章 豪商たち 第八章 医師たち 第九章 教会 第十章 大聖堂 第十一章 学校そして生徒たち 第十二章 本そして作家たち 第十三章 中世演劇の誕生 第十四章 災厄 第十五章 市政 第十六章 シャンパーニュ大市 エピローグ 1250年以降 訳者あとがき

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2012/10/15

中世ヨーロッパと言いつつフランスのトロワ1250年というおそろしくピンポイント。立体的に生活が描かれていて息遣いも聞こえるようだ。がもう少し突っ込んだところが欲しくそこが残念。具体例の羅列でなく、成り立ちなど詳しくほしい。

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2011/12/23

この本も創作の資料として知りたいことが載っていたので★5つ。 パリからそれほど遠くないトロワという自治都市の誕生から衰退までを中心に、中世都市の成り立ちと住人の生活を描く。 プロローグでは繰り返される蛮族の略奪から防壁をもつ都市が発達していたこと、エピローグでは経済の複雑化によ...

この本も創作の資料として知りたいことが載っていたので★5つ。 パリからそれほど遠くないトロワという自治都市の誕生から衰退までを中心に、中世都市の成り立ちと住人の生活を描く。 プロローグでは繰り返される蛮族の略奪から防壁をもつ都市が発達していたこと、エピローグでは経済の複雑化による都市の衰退が説明されている。 その間で市民の一日、主婦の生活、出産と子ども、結婚と葬儀、職人、豪商、医師、教会と大聖堂、学校と生徒、本と作家、演劇、災厄、市政、シャンパーヌ大市などの章立てでそれぞれのテーマについて多少のフィクションを交えて当時の生活について解説している。(ただし資料を挙げられていない内容に関しては何年頃のどの地域で一般的だったのかというあたりがあいまい。)何が書いてあったかメモしようと思ったがあまりに膨大なので断念。こういったテーマで何かを調べたくなった時には再読しようと思う。

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