キーリ(9) の商品レビュー
キーリに会えて良かっ…
キーリに会えて良かった、に続く最後のハーヴェイの言葉がもう泣かせます。ここまでライトノベルで感動したことはありません。胸にじんっと響くような、そんな物語です。この物語がこの世界にあって、そして私がその本を読むことが出来たということに感謝します。
文庫OFF
車窓に忘れられない日…
車窓に忘れられない日々が映る。 少女を待つ終着地とは?この惑星に奇跡の力を持った誰かがいるのなら、願わくはどうか、もう少しだけ彼女と一緒に……。キーリとハーヴェイ、そして彼らを取り巻くすべての人々がたどり着いた “終わり” と “始まり” とは!?第9回 電撃小説大賞<大賞> を...
車窓に忘れられない日々が映る。 少女を待つ終着地とは?この惑星に奇跡の力を持った誰かがいるのなら、願わくはどうか、もう少しだけ彼女と一緒に……。キーリとハーヴェイ、そして彼らを取り巻くすべての人々がたどり着いた “終わり” と “始まり” とは!?第9回 電撃小説大賞<大賞> を受賞した人気シリーズ、堂々完結!泣くよー.
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シリーズ最終巻。 ヨアヒムが力尽き、さらにベアトリクスも命を落とします。ハーヴェイは、ラボに利用され人を襲うだけの存在となったユドを止めるため、傷だらけの身体を引きずって最後の戦いに挑みます。 キーリは、これまでかかわってきたさまざまな人びとの思いに触れ、最後はベアトリクスに...
シリーズ最終巻。 ヨアヒムが力尽き、さらにベアトリクスも命を落とします。ハーヴェイは、ラボに利用され人を襲うだけの存在となったユドを止めるため、傷だらけの身体を引きずって最後の戦いに挑みます。 キーリは、これまでかかわってきたさまざまな人びとの思いに触れ、最後はベアトリクスに見送られて、少年のハーヴェイとともに「砂の海」の終着駅へと旅立ちます。 ユドの活動を静止させたハーヴェイは、キーリ、兵長とともに、大陸の北部、山脈のなかにある、遺跡にたどり着きます。そこでは、80年前の戦争から逃れてきた人びとが、下界との関係を断ってひっそりと暮らしていました。キーリはそこで、寿命を終えた兵長のラジオと別れを告げ、「核」が静止しつつあるハーヴェイとともに下界へと帰っていきます。 ほぼ予想通りの結末でしたが、ベアトリクスまで命を落とすとは思っていませんでした。ハッピー・エンドではありませんでしたが、救いのない物語ではなかったので、個人的には納得のできる締めくくりでした。
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ライトノベルだと思って舐めていた自分が恥ずかしいです。。 読み出したらその世界にすっかり夢中になってしまいました。 「人生くたびれた男が生きる意味を取り戻す」姿が心に響きました。 どのキャラクターも魅力たっぷりで大好きです。 見たことの無い荒野の惑星を大好きになってしまいま...
ライトノベルだと思って舐めていた自分が恥ずかしいです。。 読み出したらその世界にすっかり夢中になってしまいました。 「人生くたびれた男が生きる意味を取り戻す」姿が心に響きました。 どのキャラクターも魅力たっぷりで大好きです。 見たことの無い荒野の惑星を大好きになってしまいました。
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終わりに向かってなのだけど、静かな光に包まれた1冊だった。主人公(主にハーヴェイ)に厳しい本作だったけど、予想より穏やかなラスト、総決算。もっと鬱エンドもあり得ると思っていた。キーリは聖母に変身。しかし、こうなるしかないと分かってはいても、特にベアトリクスは大好きだったから、悲し...
終わりに向かってなのだけど、静かな光に包まれた1冊だった。主人公(主にハーヴェイ)に厳しい本作だったけど、予想より穏やかなラスト、総決算。もっと鬱エンドもあり得ると思っていた。キーリは聖母に変身。しかし、こうなるしかないと分かってはいても、特にベアトリクスは大好きだったから、悲しい。兵長も。 ハーヴェイは、最後の最後まで誰かの為にボロボロになって、許して、感謝して…。昔はキーリと一緒に彼に恋するのみだったけど、今読むとこの人ほんと凄いなという畏敬。あと壁井先生のタイプなんだなあ…としみじみ思う。 優しくて切ない、諦めも含んだ、しかし十分に希望のある結末だった。2人の「その先」が幸せであるように。
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ファンタジーのライトノベル。 普段こういうものは読まないけど、友達に貸してもらった。 現実離れした設定だけど、読めば読むほどだんだん色んな辻褄が合っていくのが奥深い! 9巻あったけど、最後の方は続きが気になって2〜3日で読み進めてた。 キーリとハーヴェイのやりとりが可愛くて面白い...
ファンタジーのライトノベル。 普段こういうものは読まないけど、友達に貸してもらった。 現実離れした設定だけど、読めば読むほどだんだん色んな辻褄が合っていくのが奥深い! 9巻あったけど、最後の方は続きが気になって2〜3日で読み進めてた。 キーリとハーヴェイのやりとりが可愛くて面白い。 個人的にはベアトリクスが好きだったな。
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読み終わったあと、すごく頑張れる気がする本だと思います。どの話も好きだけれど、読み続けてのラストだから彼らの旅の終着がとても幸せだと思えてしまう。だからこの話が一番好きです。 涙がとまりませんでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
切ない。空しい。これが一番の感想だ。 話は大好きなんだけど、寂しいのは好きじゃない。 でも、ここまで一気に読んでしまった。 これは多分、ハッピーエンドとは言えないだろうが、これ以外の終わりはないのだろう。
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途中何度も離れたり死にかけたりして、多くの犠牲や痛みがあっても、それでも一緒にいたいというキーリの願いがすごく伝わってきました。 不死人なんてしがらみもなにもなく、ただふたり一緒に平和に過ごしたい。それだけのことが中々叶わないところが切なくもあり、キーリという話の結末だとおもいま...
途中何度も離れたり死にかけたりして、多くの犠牲や痛みがあっても、それでも一緒にいたいというキーリの願いがすごく伝わってきました。 不死人なんてしがらみもなにもなく、ただふたり一緒に平和に過ごしたい。それだけのことが中々叶わないところが切なくもあり、キーリという話の結末だとおもいます
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面白いけど、読んだあと、空しさが募った、 なんか、落ち込んでるときには読めないかなあ・・。 でも、やっぱり、好きなんだよね。
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