ADHDサクセスストーリー の商品レビュー
本書ではADHDを障害や病気として捉えないことで、ADHDのせいにして嫌な経験や過去に囚われるのではなく、自分のやりたいことや好きなことに挑戦する気持ちが大事であることを述べている。様々な事例を通して、私たちハンター型がフォーマー型社会の中で上手に生きるためのヒントが記されてい...
本書ではADHDを障害や病気として捉えないことで、ADHDのせいにして嫌な経験や過去に囚われるのではなく、自分のやりたいことや好きなことに挑戦する気持ちが大事であることを述べている。様々な事例を通して、私たちハンター型がフォーマー型社会の中で上手に生きるためのヒントが記されている。 中でも特に印象に残ったのがADHDの治療についてだ。今までは薬による療法しかないと思っていたがこれ以外にも「心理療法」「ホメオパシー」「瞑想訓練」等々、様々な可能性を提示してくれた。これに関してはそれぞれ理解を深めてブログの方に掲載してみたいと思う。 ▼以下他に気になったところ ・進化論 ・遺伝 ・集中の仕方(学校) ・瞑想 ・時間の使い方 ・運動 ・忘れ物 ・セックスと浮気 ・酒とサックスとと砂糖 ・話の聞き方 ・空想、妄想 ・噂話 ・刺激 ・性生活 ・自分の考えに引き込む力 ・勉強法
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ADHD傾向を持つ人たちがどのような不便を感じ、どのような方法でそれを解決していったか、豊富な実例・体験談が読める本。 今すぐ生活に取り入れられるアイディアやライフハックが満載されている。 少々ボリュームの多い本だが、得るものも多い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
精神疾患は、日本では事例と注目されてからの歴史が乏しいが、海外ではかなり事例が蓄積されている、と思われる本。ADHDに適した職業などもかなり興味深い。
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ADHD児(者)を療育する、教育するための本は数多くある。しかし、この本はそれらのホントは少し趣が異なる。 ADHDの場合、知的なハンディはさほど無い場合が多いので、本人が自覚して感情をコントロールできるようになれば、立派に社会参加できる。 この本は、それらのコントロール...
ADHD児(者)を療育する、教育するための本は数多くある。しかし、この本はそれらのホントは少し趣が異なる。 ADHDの場合、知的なハンディはさほど無い場合が多いので、本人が自覚して感情をコントロールできるようになれば、立派に社会参加できる。 この本は、それらのコントロールに成功し、立派に社会参加し成功を収めたADHD児(者)のサクセスストーリーだ。 大人でなくても、小学校高学年程度になると自分がある程度は見えてくる。そんなときに、的確な助言をしてあげるのにも役立つと思う。 また、ADHDを障害でなく、人類を「農耕民(ファーマー)」と「狩猟民(ハンター)」とに分けたときの「狩猟民(ハンター)」の個性だと捉える考え方も興味深い。
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