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アルキメデスは手を汚さない の商品レビュー

3.1

193件のお客様レビュー

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謎解きが面白い

「アルキメデス」という言葉を残し絶命した美雪。そこに同級生の毒殺未遂事件、関係者の行方不明事件が続く。江戸川乱歩賞受賞の青春ミステリの金字塔!です。重ねられた謎が解ける時の快感を、味わってください。

yoko

2025/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今の時代からするとちょっと昔風だなと感じる言い回しが多かったですが、舞台である1970年代の学校に通う学生たちの雰囲気がよく感じられました。美雪の死、毒入り弁当事件、亀井の死・姉の死といった事件が立て続けに起こり複雑な展開になっていく様は、現代にも通じる面白さがあると思いました。

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2025/11/18

学生らしい万能感と時代が重なった結果か 時代背景(連合赤軍とか)をある程度知らないといまいちピンとこないだろうなという描写がある。 が、小粒の謎が散りばめられている点が、今読んでも面白さを感じられるテンポ感につながっていたと思う。

Posted byブクログ

2025/11/03

 50年以上前の昭和が舞台のミステリーで、設定や進行が現代の常識や価値観からみると荒唐無稽で、その当時の映画やドラマに感じる違和感を感じた。また倫理観も、例えば女性は陰険なもの等、現代では通じない倫理観が固定概念として扱われており、現代と乖離した昭和独特の雰囲気を感じた。しかし昭...

 50年以上前の昭和が舞台のミステリーで、設定や進行が現代の常識や価値観からみると荒唐無稽で、その当時の映画やドラマに感じる違和感を感じた。また倫理観も、例えば女性は陰険なもの等、現代では通じない倫理観が固定概念として扱われており、現代と乖離した昭和独特の雰囲気を感じた。しかし昭和のノスタルジーに浸れる感覚から、純文学を読んでいるような感じがよかった。物語は古典的ミステリー小説のトリックなどが多く使われ、現在に続くミステリー小説の原点のように感じられたが、反面として現代の感覚で本書を読むと、使い古された感のある物語に思えた。

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2025/07/20

中学生の時に図書館で借りて読み、衝撃を受けた1冊。 小学生の頃からホームズやルパンが好きで読んでいたが、初めて面白い国内ミステリ作品に触れた瞬間。そこからミステリ好きは一気に加速したように思う。東野圭吾さんも文庫の帯で「この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた」...

中学生の時に図書館で借りて読み、衝撃を受けた1冊。 小学生の頃からホームズやルパンが好きで読んでいたが、初めて面白い国内ミステリ作品に触れた瞬間。そこからミステリ好きは一気に加速したように思う。東野圭吾さんも文庫の帯で「この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた」と書いているので同じような感覚なのだろう。 今では珍しくも何ともない内容だが、当時は高校生がこんな事って…とショックを受けた記憶がある。 ミステリに足を踏み込んだ思い出の作品。

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2025/07/11

たぶん、刊行当時の社会の空気感や雰囲気みたいなものを知らないとズドンとは刺さってこない小説なんだろうと思う。世代間ギャップがありすぎて、ちょっと自分の肌には合わなかったかな……

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2025/06/02

第19回乱歩賞受賞作、なんと70年代!東野圭吾が読んで作家を志した本作、勉強がてら読んでみました。 青春ミステリのはしりとも言われるこの作品、70年代の空気感は感じるがメッチャ読みやすい! 大人と子供の理解の断絶は不変的なものなのだろうかな。謎が小粒だがタイトルがカッコいいね!

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2025/04/06

そんなに楽しめなかった。 タイトルは凄く良いのに。 内容は凄くまで良くはなかった。 退屈はしないけど、絶賛はしない。

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2025/02/22

刑事の部下のような立場で読むことができました。 物語が徐々に明かされていき、どんでん返しというよりも証拠に基づいて論理的に暴いていく物語なので、自分が物語の1人になれた気がしました。

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2025/02/11

1970年代の日本 東京オリンピックや大阪万博など景気の良い話の陰に、強引な開発や公害の垂れ流しを「多少の犠牲はつきもの」としてうそぶきながら大人たちが日本再建に躍起のなか、子供達はイデオロギーに戸惑いながら戦前からの道徳感を打ち破って、少しづつ新しい時代を自ら作り出そうとして...

1970年代の日本 東京オリンピックや大阪万博など景気の良い話の陰に、強引な開発や公害の垂れ流しを「多少の犠牲はつきもの」としてうそぶきながら大人たちが日本再建に躍起のなか、子供達はイデオロギーに戸惑いながら戦前からの道徳感を打ち破って、少しづつ新しい時代を自ら作り出そうとしていた。 物語はそんな空気感の狭間で起こる事件をめぐり、大人たちと高校生たちを描く。 女子高生の妊娠と中絶手術のはての死 妻子ある男性との不倫とコンクリート詰の死体 鉄ぐし差しの死体と密室 青春ものとは縁遠いかに思われる内容が次から次へと起こる。 70年代に書かれてあっという間に当時の若者たちの間で広がった小説。 私も当時このシリーズすべて読んだ記憶があり、懐かしく感じるだろうと思ったが、とんでもない。 今でも、生きている小説だった。 21世紀に入る前に作者が亡くなって、絶版していたとは……。

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