ぼくと1ルピーの神様 の商品レビュー
トーマスはとっても心の優しい少年。 いつでも大切な人を大切にしようとしている。 日本に住んでいたら想像もつかないような経験や光景があり、平和な暮らしを実感した。 物語を読み進めやすく、最後の伏線回収が凄かった。 ここが繋がってくるのか、と。 最後のページは思わず笑顔になれる、そん...
トーマスはとっても心の優しい少年。 いつでも大切な人を大切にしようとしている。 日本に住んでいたら想像もつかないような経験や光景があり、平和な暮らしを実感した。 物語を読み進めやすく、最後の伏線回収が凄かった。 ここが繋がってくるのか、と。 最後のページは思わず笑顔になれる、そんな本だった。
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映画となった「スラムドック・ミリオネア」の原作。インド最下層に生まれた少年がクイズ番組で10億ルピーを手に入れるが、金を払いたくない制作サイドが不正があったに違いないと警察に訴え逮捕される。助けに入った弁護士が、なぜ学のない彼が難問を連続で正解できたのかの理由を聞くという流れの中...
映画となった「スラムドック・ミリオネア」の原作。インド最下層に生まれた少年がクイズ番組で10億ルピーを手に入れるが、金を払いたくない制作サイドが不正があったに違いないと警察に訴え逮捕される。助けに入った弁護士が、なぜ学のない彼が難問を連続で正解できたのかの理由を聞くという流れの中で、インドに蔓延する貧困、差別、女性に対する人権侵害、警察の腐敗、犯罪、聖職者の同性愛など様々な問題が現れてくる。物語の中で家族や親友との別れや貧困ゆえに犯罪に加わったり命を落とすようなことも描かれていて切なくなる。小説として文句なく面白く、映画も見てみたい。
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おもしろかった! ひどい…と思う話もたくさんあるのだけど、現実にあるんだろうな、こういうこと。 壮絶な18年間だけど、変にひねくれず、とても優しく、まっすぐな主人公にひかれる。 自分のことより、まずは人のことを考えられるようになりたいな、と改めて思った。
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インドにとても興味がわき、そしてインドが抱えるさまざまな問題の側面が、なんとなくわかった気になる本だった。 もちろん物語も沢山のショートストーリーが散りばめられ、それぞれがとても面白く、かなりリアルに描かれている。 何度も戻って読み返すことになるので、きちんと理解して読みたい人は...
インドにとても興味がわき、そしてインドが抱えるさまざまな問題の側面が、なんとなくわかった気になる本だった。 もちろん物語も沢山のショートストーリーが散りばめられ、それぞれがとても面白く、かなりリアルに描かれている。 何度も戻って読み返すことになるので、きちんと理解して読みたい人は、メモを取りながら読むことを進めます。 映画化するだけあって、本当に面白かった!!!
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インド後に読んだ1冊。 素晴らしい物語だった。 映画も見たいな。 ぼくは逮捕された。 クイズ番組で史上最高額の賞金を勝ち取ったのがその理由だ。 世界が絶賛した、ある少年の奇跡の物語。 クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。 警察は、孤児で教養のな...
インド後に読んだ1冊。 素晴らしい物語だった。 映画も見たいな。 ぼくは逮捕された。 クイズ番組で史上最高額の賞金を勝ち取ったのがその理由だ。 世界が絶賛した、ある少年の奇跡の物語。 クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。 警察は、孤児で教養のない少年が難題に答えられるはずがないと、不正の容疑で逮捕する。 しかし奇蹟には理由があった―― 殺人、強奪、幼児虐待…… インドの貧しい生活のなかで、少年が死と隣りあわせで目にしてきたもの。 それは、偶然にもクイズの答えであり、他に選びようのなかった、たった一つの人生の答えだった。
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最近、読んだ小説では最も面白く読めました。 アカデミー賞を総なめした「スラムドッグ$ミリオネア」の原作。映画はインドネシアの地上放送で飛び飛びに見ましたが、15分おきに3分のコマーシャルが入るので途中で飽きました。 主人公は、インドのクイズ番組でみごと13問全てに正解し、1億...
最近、読んだ小説では最も面白く読めました。 アカデミー賞を総なめした「スラムドッグ$ミリオネア」の原作。映画はインドネシアの地上放送で飛び飛びに見ましたが、15分おきに3分のコマーシャルが入るので途中で飽きました。 主人公は、インドのクイズ番組でみごと13問全てに正解し、1億ルピーを勝ち取った18歳のウェイター。問題は全て難問。米国の首都も知らない孤児が答えられるはずがないと、警察は不正の容疑で逮捕します。しかし、過酷な人生の中で、彼が目にしたものは、偶然にも解答だったのです。まず、この筋立てが面白いと思いました。 小説は13問の問題ごとに章立てしてあり、形式としては連作小説ですが、大団円で恐ろしくスッキリするオチが準備されています。 主人公は裏切り、殺人、強奪、幼児虐待、DVをインドの差別社会の中で体験します。重い設定の中で、映画スターを目指す少年との友情、家族のシステムから売春せざるを得ない少女との恋など、娯楽小説としても良く出来ています。ムンバイ、デリー、アグラの貧民街の描写、小説の中でいくつも準備されている仕掛けが素晴らしく、結局一気読みでした。 原題はQ and A。邦題を「ぼくと1ルピーの神様」とした翻訳も読みやすく、久々の★★★★★。ぜひ、お読みください。
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映画『スラムドッグ&ミリオネア』の原作。映画も面白かったけど原作もノンストップで読めてしまう。悲惨と笑いが同時に起こる不思議な読み心地がする。インドの強烈さにめまいがし、読了まで止まらないのだ。おもしろいよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記念すべき?1冊目,映画「スラムドッグ・ミリオネア」の原作ですが,映画は見ていません。 なんで見てないんだろう。「きっと,うまくいく」とか,「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」とか,インドが舞台の映画好きなのに。。 主人公の青年ラムの半生を通して,複雑なインドの宗教,外交,文化,社会問題などが浮かび上がってくる内容で,1冊目として大変良かったと思っています。 金持ちの結婚式にもぐりこんでご馳走をゲットする技?とか,「きっと,うまくいく」でも見たので,インドでは本当にある話なんだろうなあ。 あくまでもラムがなぜクイズ番組で全問正解できたのか,という謎を中心にしつつ,ラムの半生を行きつもどりつしながら,困難な状況をいかに潜り抜けてきたかが描かれているので,続きが気になってどんどん読めました。 最後にはあっと驚く結末もあり,また,ラムの誠実さが報われる結末でありながら,切ないような気分が残るお話でもあり,ベストセラーになった理由が良くわかりました。 インド映画好きとして,映画も見なくては!
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クイズ番組で、あれよあれよとクイズに正解し、インド史上最高金額の莫大な賞金を獲得する権利を得た、青年ラムのお話。ラムがなぜクイズに正解できたのか・・・それはクイズが彼の波乱万丈の半生で体験した数々の出来事にとても深くかかわったものだったから。 映画の原作になった本だったよな・・...
クイズ番組で、あれよあれよとクイズに正解し、インド史上最高金額の莫大な賞金を獲得する権利を得た、青年ラムのお話。ラムがなぜクイズに正解できたのか・・・それはクイズが彼の波乱万丈の半生で体験した数々の出来事にとても深くかかわったものだったから。 映画の原作になった本だったよな・・・と、あいまいな記憶で図書館で手に取り、読み始めたら最後、ぐいぐいと引き込まれて、読書タイムである通勤時間が毎日待ち遠しいほどでした。 平坦・平凡な毎日とは真逆の、苦難や別れの連続。その逆境ばかりの日々にも負けない、ラムのしなやかさが頼もしく、胸が熱くなりました。食わず嫌いだった映画も見ようと思います。
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物語に引きずり込まれるようにして、一気に読んだ。読みやすいし、とてもおすすめ。 映画化されたのも頷ける。こんな波乱万丈はなかなか読めない。 主人公のたくましさ、数奇な運命。最後の最後では思わず、そう来たか!と呟いてしまった。 ひとつひとつのエピソードを振り返ると、人との出会いと別...
物語に引きずり込まれるようにして、一気に読んだ。読みやすいし、とてもおすすめ。 映画化されたのも頷ける。こんな波乱万丈はなかなか読めない。 主人公のたくましさ、数奇な運命。最後の最後では思わず、そう来たか!と呟いてしまった。 ひとつひとつのエピソードを振り返ると、人との出会いと別れの繰り返しで少し哀しくなる。 でも普段意識しないだけで、ずぅっとマイルドな形ではあるにせよ、誰しも繰り返していることなのかもしれない。
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