牡丹酒(2) の商品レビュー
内容紹介 土佐の銘酒司牡丹を江戸に売り込む蔵秀たち蔵秀・雅乃・辰次郎・宗佑が請け負った土佐の銘酒司牡丹の江戸での売り込み。土佐との往復で起こる事件の数々と売り込みの苦労を、人情味豊かに描く時代長篇。 令和2年2月15日~19日
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これははまったなぁ~是非シリーズ物にしてもらいたいものです。蔵秀・雅乃・宗佑のやり取りが面白く題材も江戸に土佐鶴を持ち込んで売り込み役が紀文と!江戸からの往復の道中も紀文のライバルに邪魔をされつつも力を合わせて乗り切る姿がなんとも言えない。 今までの山本先生の作品はどちらかと言...
これははまったなぁ~是非シリーズ物にしてもらいたいものです。蔵秀・雅乃・宗佑のやり取りが面白く題材も江戸に土佐鶴を持ち込んで売り込み役が紀文と!江戸からの往復の道中も紀文のライバルに邪魔をされつつも力を合わせて乗り切る姿がなんとも言えない。 今までの山本先生の作品はどちらかと言えば「ふ~ん」って感じでページをめくっていたのだが「ふ~ん」と「おおっ!」にワクワク感が混じって楽しめる。ようやく山本ワールド前回になるんだろうか。平成の時代小説な旗頭になってもらいたいものだ!
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深川黄表紙掛取り帖の続編。今度は江戸よりも土佐が舞台になります。しかし、内容的に掛取り帖のタイトル、裏家業の意味合いはないな~、仲良しグループが依頼を協力して解決する。今回は親の義侠心に応じる形。ご都合式にトントン拍子だし、前回からの悪役も最後にちょっと絡むだけ。主役とヒロインが...
深川黄表紙掛取り帖の続編。今度は江戸よりも土佐が舞台になります。しかし、内容的に掛取り帖のタイトル、裏家業の意味合いはないな~、仲良しグループが依頼を協力して解決する。今回は親の義侠心に応じる形。ご都合式にトントン拍子だし、前回からの悪役も最後にちょっと絡むだけ。主役とヒロインが納まって、このシリーズも終わりみたい。まぁ、ゆったりと楽しめます。
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南国 土佐の銘酒『司牡丹』を江戸で味わってもらおうと、蔵秀・雅乃・宗佑が江戸から土佐へ東海道〜大阪からは船で旅する物語。 東海道の華やかな宿場町や富士を拝む切り立った場所など、平成の時代でも風景が目の前に広がります。いくつかの甘い恋の話もつっつきながら、何といっても酒が口に広がる...
南国 土佐の銘酒『司牡丹』を江戸で味わってもらおうと、蔵秀・雅乃・宗佑が江戸から土佐へ東海道〜大阪からは船で旅する物語。 東海道の華やかな宿場町や富士を拝む切り立った場所など、平成の時代でも風景が目の前に広がります。いくつかの甘い恋の話もつっつきながら、何といっても酒が口に広がる小説とはこのことで。 司牡丹に酒盗に鰹!・・・酒呑みにはたまらない取り合わせで、読み続ける程に喉が『ゴクリ』と鳴ってきます。 実は 山本一力さんの著書ははじめての経験でしたが、読みやすく、ちょっとしたしぐさやちょっとした風情やちょっとした風景をきめ細かなタッチで文字にする点は、さすがです。
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この作者は高知県出身で(でも半世紀近く前に上京なさっておいですが)、同じ四国出身ということで親近感を持っているのでいろいろ読んでます。直木賞作家ですしね。 いろいろ読んでいると、傾向と対策が見えてきます。 とにかく土佐藩贔屓! これでもか?! ってくらいに土佐藩が出て来ます。 関...
この作者は高知県出身で(でも半世紀近く前に上京なさっておいですが)、同じ四国出身ということで親近感を持っているのでいろいろ読んでます。直木賞作家ですしね。 いろいろ読んでいると、傾向と対策が見えてきます。 とにかく土佐藩贔屓! これでもか?! ってくらいに土佐藩が出て来ます。 関係ないだろ? それ。と思うようなところにすら「土佐藩」・・・。 ここまで徹底的に土佐藩贔屓をやられると、いっそ清々しい。 山本一力さんの話に土佐藩はなくてはならぬもののようです。これからもどんどん出て来るんでしょうね。 そして、絶対悪が出て来ません。 この悪役が出て来たら主人公どうなるんや?! と、とりあえずのハラハラはありますが、話が進むに連れて主人公に丸め込まれ気が付けば悪役じゃなくなってるパターンが多いです。 このシリーズにも紀文(=紀伊国屋文左衛門)が出てくるのですが、悪役っぽいんですよね。なんとなく。主人公たちが陥れる相手なのですがなかなかに手強いのです。主人公はなんとか成功を収めます。で、連作である今作では、掌を返したような善人になってます。イヤ・・・、それはあかんのちゃうの? と突っ込んで差し上げたいくらい。 今作では前作で主人公たちが紀文を介して嵌めたアコギな商人親子が主人公たちを返り討ちにしてやろうと企てるのですが、派遣した賊は主人公側に寝返り、商人親子は老中によって手痛い恩賞を受けてしまいます。 「正義は勝つ」「勧善懲悪」は時代劇のお約束ですが、こんなにあからさまにしてどうよ? と思わないでもありません。 世の中そんなに甘くないよ。と言いたい反面、物語の中くらい甘い世の中であってほしいかも。と思う自分もいたりします。でも、やっぱり、ちょっとやりすぎ。 それでも、文章はお上手です。 スパっと小気味良く終わり、余韻に浸れない終わり方にも慣れてきました。(←慣れていいのか?!) 余韻に浸れない終わり方も粋な江戸っ子気性のようです。 山本一力さんのシリーズものは好きなので続いて欲しいなぁと思わないでもないですが、これは一応の帰結を見た感があるので、続きはないかもしれませんね。
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『深川黄表紙掛取り帖』シリーズ2作目。今回は牡丹酒と酒盗の土佐の名物を大阪・江戸に広める仕事を請け負う。 紀文や柳沢吉保など大物がここというところで金銭的にも後ろ盾になってくれはするが、基本的には個性あふれる4人の智恵や工夫で道を開いていくところが爽やか。 何を読んでも安心で...
『深川黄表紙掛取り帖』シリーズ2作目。今回は牡丹酒と酒盗の土佐の名物を大阪・江戸に広める仕事を請け負う。 紀文や柳沢吉保など大物がここというところで金銭的にも後ろ盾になってくれはするが、基本的には個性あふれる4人の智恵や工夫で道を開いていくところが爽やか。 何を読んでも安心できる作家だ。 作成日時 2006年10月19日 00:33
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定斎売り蔵秀と仲間の物語第2弾。長編。 土佐の銘酒を江戸で売る算段が今回の依頼。前作と同様の周囲の登場人物達が嬉しい。そして、司牡丹が飲みたくなった。 ドラマ化したらいいのにな。
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ひとつの仕事に様々な人の人情が絡み合って、大きな成果に繋がっていく様子が見ていて気持ちいいです。人と人との信頼とか。今、自分が請けている仕事に対する心構えなんかを、しみじみ考えさせられてしまったり……。
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深川黄表紙掛取り帖シリーズ作品。四人組が高知の司牡丹という銘酒を題材にし、その銘酒を江戸に下らせる豪快な話。山本一力氏は高知産まれながら酒は一滴も飲らないらしい、そういう人が酒に纏わる話を書く、連続モノでありながら少し驚く内容ではあった。
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〜深川で定剤売りをしている蔵秀は,山師をしている父から土佐の銘酒と酒盗を江戸で売り込む算段・仕掛けを考えるよう言いつけられる。紀文から柳沢吉保に話をつけ,援助を約束され,仲間を伴って南国土佐に赴くが,その中には蔵秀に思いを寄せる絵描きの雅乃が含まれていた。永代橋架橋の話を知らず,...
〜深川で定剤売りをしている蔵秀は,山師をしている父から土佐の銘酒と酒盗を江戸で売り込む算段・仕掛けを考えるよう言いつけられる。紀文から柳沢吉保に話をつけ,援助を約束され,仲間を伴って南国土佐に赴くが,その中には蔵秀に思いを寄せる絵描きの雅乃が含まれていた。永代橋架橋の話を知らず,船宿買収をしてしまった品川の菜種問屋の太田屋は仕返しの機会を狙っていたが,それを逃れ,飾り行灯で宣伝をし,見事に仕掛けを成功させる。土佐までの往復で親密度が増した蔵秀と雅乃は祝言を挙げ,行灯職人の宗佑は佐川村の旅籠へと戻る。〜このシリーズは終わりかな。権威を借りながら,良い人たちに支えられながら仕掛けを成功するって話はパターン化されてしまい飽きられる。若い二人は結婚しちゃったし,仲間も散り散りになったし,悪人といえば相変わらず太田屋しか出てこないし。山本さんの故郷は高知,良い処だと世の中の評判は高い,おまけに今年はNHK大河ドラマで山内一豊をやっているし,売れるでしょうね。印形屋の辰次郎が活躍する場がなかったから,【3】が出る日が来るかも。
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