点と線 の商品レビュー
やっぱり、面白いなー。 ドキドキしながら読みました。 最近、電車の遅延が多いから。 もしそえなっていたら…? なんてなことも考えてしまいました。 余計なこと。
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名作なんだろうけど、どんでん返しミステリーばっかり読んでいるせいで眠かった 時刻表とか路線図が次々と出てきて、余計な所で頭を使わされるのが自分には合わなかったなあ トリックも言われてみれば浅いし 平日の昼にやっている刑事ミステリーを、本にしたイメージ 解説でも触れられていたけ...
名作なんだろうけど、どんでん返しミステリーばっかり読んでいるせいで眠かった 時刻表とか路線図が次々と出てきて、余計な所で頭を使わされるのが自分には合わなかったなあ トリックも言われてみれば浅いし 平日の昼にやっている刑事ミステリーを、本にしたイメージ 解説でも触れられていたけど、たった4分しかないのに、自分側と相手側両方の姿をホームで向かい合わせるなんて出来るのかな?と思った あとはお時が、初対面のはずの佐川にのこのこ着いて言った理由 「点と線」 名前はめちゃくちゃかっこいい 名前関連で「ゼロの焦点」も読もうかと思っていたけど、おっさんになってから読んでみようかな
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ミステリーのトリックとしては浅い感じはするけれど、突き止めたと思っては犯人に上回られるという展開は素直に面白い。殺しの動機とかも含めて、時代を感じる。
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「頭を働かせても働かせなくても読める」 以前から読みたいと思い続けていた本 遅咲きながら初めての松本精張の本 数字に支配されているようで頭を使いそうだが、不思議とあまり理解してくても読める気が なぜか、それはきっとあらゆる場面を文章から 推測でき、数字にとらわれていないからか...
「頭を働かせても働かせなくても読める」 以前から読みたいと思い続けていた本 遅咲きながら初めての松本精張の本 数字に支配されているようで頭を使いそうだが、不思議とあまり理解してくても読める気が なぜか、それはきっとあらゆる場面を文章から 推測でき、数字にとらわれていないからかも つまり楽しみ方が様々な印象 ミステリーというだけあって感嘆もするが、 それよりも描写が繊細という点が印象深い
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松本清張。遅まきながら初読みです。 ドラマや映画ではいろいろ観てますが。 推理小説の名作「点と線」。九州で起こった男女の心中事件。ある老刑事がとあるものからこの心中に疑問を持ち、それをそれを東京から来た刑事が引き継ぐ形で捜査を進める。アリバイ崩しは中々の面白さ。昭和30年代の足で稼ぐ捜査方法と東京から九州、東京から北海道までの列車でかかる時間はノスタルジックな感じがした。 にしても、アリバイ崩しに列車ばかりを考える刑事にはちょっとイライラ。飛行機は反則なの? と思ってしまった。後、北海道行きの名簿に犯人と親密な仕事関係者が乗っていながら共犯を疑わないのは何故?私はピンときましたが。 まぁ、でも面白かったです。昔の列車や環境、老刑事の手紙の文章(今では使わないような言葉など)ノスタルジーに浸れました。
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誰もが知っている社会派推理小説。無駄を省いた文章は読み易く、展開も面白く、オチの切れも良い。今なお読み継がれるのも納得する。しかし、これがリアリスティックな小説かといえば、首を傾げざるを得ない。探偵役の刑事の推理はまるで天啓で、本格の探偵のほうがよほど地道な推理をしているだろう。 ねじくれた深読みをすれば、社会的問題点を指摘した推理小説とすると、刑事の見込み捜査の恐ろしさを描いたものとも考えられる。物的証拠のない人物を疑い続けて精神的圧力によって自殺に追いやる、冤罪事件の風刺画として読むことも出来てしまう。
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おもしろかった!! 現場刑事の勘と執念 現実の幾多の事件解決にもこういうのが実際にあるのだろう ゼロの焦点=人間ドラマ 点と線=時刻表トリック と思ってたがこういうところにやはり「人」を感じる 鳥飼からの手紙もそうだった 手紙=ものすごく昔の言葉遣い 逆に新鮮 こういうのを使えるようになりたいかも 博多から北海道までの移動のトリックについては、フェリー?(でも鉄道も夜行だから変わらないか) だとしたら飛行機? と途中で気がついてしまったが そこからのアリバイ崩しの過程はさすが ゼロの焦点 点と線 どちらも青酸カリ入りウイスキー 昭和っぽい 最近は聞かなくなった? 最後の三原の手紙がぐいぐい盛り上げた 予想を超えた展開 安田の病気妻が なるほど! さらにお時との関係まで! こりゃー単なる時刻表トリックだけじゃないわ すげー 最後におおお! という展開(すみません舐めてました)
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松本清張『点と線』新潮文庫 読了。列車時刻表から考え抜かれた「四分の間隙」が主題である(いわばそのために書かれた)推理小説。登場人物は事件のトリックをなかなか見破れず、その手があったか!とようやく閃くので、なぜそれに気が付かないのだとツッコみたくなる。しかもそんな場面がいくつか。
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どこからどう見ても完璧なアリバイ工作である。 これを「御一人様」の列車食堂伝票が気にかかるからと言う理由だけで犯人を追い詰められるものだろうか。こんなにアリバイが成立している人間をどんだけ疑うのか?!とデスノートの月に対して必要以上に疑いを見せるLを思い出した。 安田の堂々とした態度は清々しく逆に好感が持てた。
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設定が古いものの、緻密なパズルを解くようなミステリーに引き込まれて一気に呼んでしまった。意外な展開が続き、驚きのエンディングを迎えた。リアルで哀しみも漂う物語で、心に残った
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