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容疑者Xの献身 の商品レビュー

4.3

974件のお客様レビュー

  1. 5つ

    476

  2. 4つ

    304

  3. 3つ

    128

  4. 2つ

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  5. 1つ

    7

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2009/10/04

一気に読みました。「白夜行」とかに比べると未だ納得できるエンディングかな? それにしても東野圭吾の主人公は自己中心的だ・・・

Posted byブクログ

2009/10/07

久々のミステリで、比較することができなかったけど各賞も妥当だと。「博士の愛した〜」、「素数の〜」と含めて数学をテーマにしたものははやりですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

平成18年、直木賞受賞作品。お馴染み物理学者湯川と草薙刑事のコンビ登場。物理学者と数学者との対決。最後、数学者の心の叫びが切ない。湯川のとった行動は正しいのだろうか?

Posted byブクログ

2009/10/04

犯人Xの哀しいまでの献身に、最後の最後、衝撃を受けました。哀しすぎる。重すぎる。ただ、事件を追う段階は、スピード感もあり、犯人側と警察側の駆け引きについつい、時間を忘れて読み進んでしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/04

ほとんど無駄がない推理小説。日常の光景にしろ、数学にしろ、主人公の恋愛感情にしろ、すべてが見事に繋がっている。飽きることなく読み進められ、クライマックスで明かされるトリックが実に見事。推理小説としても完成度が高いが、同時にそれがきちんと主人公の人間像に起因しているところに深みを感...

ほとんど無駄がない推理小説。日常の光景にしろ、数学にしろ、主人公の恋愛感情にしろ、すべてが見事に繋がっている。飽きることなく読み進められ、クライマックスで明かされるトリックが実に見事。推理小説としても完成度が高いが、同時にそれがきちんと主人公の人間像に起因しているところに深みを感じた。数学に対する考え方に、数学嫌いもなるほどと納得できる部分があったのも収穫だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

直木賞受賞作品ですが、久々に面白い本に出会ったと思いました。ストーリー展開も巧ですし、登場人物も個性的で引き込まれました。

Posted byブクログ

2009/10/04

第134回直木賞受賞!「このミステリーがすごい」1位!という超好評価の作品です。 ラストの真相が明かされるシーンはさすがに圧巻のひとこと。

Posted byブクログ

2009/10/04

作品中のトリック、主人公の深い献身的な愛情、物語の展開に読み続けてしまいました。これほどまでに愛せるのでしょうか… 普段ハードカバーは買わないのですが、思い切って買ってよかったと思ってます。オススメの1冊。 直木賞受賞おめでとうございます。

Posted byブクログ

2020/07/15

殺人を犯した母娘を救うために、隣りの部屋に住んでいた数学教師の石神が完全犯罪のトリックを構築して、警察の追及から逃れる方法を指南する。 警察の側にも、石神と大学時代の同期であった物理学者の湯川がいて、物語は、この2人の頭脳戦の対決へと進んでいく。 石神が仕掛けたトリックは本当に緻...

殺人を犯した母娘を救うために、隣りの部屋に住んでいた数学教師の石神が完全犯罪のトリックを構築して、警察の追及から逃れる方法を指南する。 警察の側にも、石神と大学時代の同期であった物理学者の湯川がいて、物語は、この2人の頭脳戦の対決へと進んでいく。 石神が仕掛けたトリックは本当に緻密でよく練られていて、本格的な推理小説としても楽しめるし、石神と湯川という変わった取り合わせの2人の人間ドラマとしての部分もとても面白い。 「容疑者X」というのは、母娘のために、警察を欺くためのトリックを構築して、自分に疑いの目を向けさせた石神自身のことだ。彼の「献身」というのがどういう意味なのかは、物語の中で明らかになる。その言葉が示す真相には、かなり驚かされた。 物語の構成も、伏線の張り方も巧く、完成度の高い小説だった。 数学も同じなのだ。崇高なるものには、関われるだけでも幸せなのだ。 あの母娘を助けるのは、石神としては当然のことだった。彼女たちがいなければ、今の自分もないのだ。彼女たちは身に何の覚えもないだろう。それでいい。人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある(p.345)

Posted byブクログ

2009/10/04

前年12月22日購入。1月10日読了。確かにすごいトリックだった…。かといって,この物理学者湯川シリーズを読みたいと思わないのはどうしてだろう…。ガリレオ読んだときもそう思ったんだよな。

Posted byブクログ