M8 の商品レビュー

高嶋哲夫(著者)

2009/10/04

この本が出てから実際に新潟やスマトラで大きな地震があり、フィクションと思えませんでした。
関東人としては、「ああ、あそこはこんな？」と具体的に想像出来てしまうところが、本当に怖かったです。

地震予知、外れた時にその責任を求めてしまいがちだけれど、天気予報が外れる時くらいの寛容さを持てば、もっと実用としての研究になるのではと思いました。

まずは水、買いに行くかな・・

2009/10/04

「Ｍ８」を読み終えた。
Ｍ８とは、マグニチュード８の略
東京に直下型のマグニチュード８、震度７規模の大地震が起こるストーリー
この間まで放送してた「救命病棟２４時」を見てたから
なおさら、グイグイひかれて読んでいった。

地震についても考えさせられたよ〜
けど、私の考え的には、どうしようもないときはどうしようもない、覚悟を決めるしかないと思ってる。
本の中の一説で「人間が自然と共存しようという考えがおこがましい。
人間も自然の一部なのだ」というのがあった。
実に共感できる。

人間が自然を操ろうたってムリな話だよなぁ〜
人間はいつからか、この世で一番偉いと思ってしまっている。
どんなに頑張ったって自然の力には勝てないのに・・・
人間は自然の一部なのに・・・

2009/10/04

技術屋さんが書いた、工学部的地球科学といった気がしてなりません。
テクノロジストとサイテンティストの根本的な違いを実感させられます。
しかし、文系の事象を表面的に解釈した政治のやり方などは非常によく分かる構造になっていました。

2009/10/04

マグニチュード８の東京直下型地震が起こることをシュミレーションして予告した者やその仲間、その予告を受け止めて防災マニュアルにしたがって警戒・避難訓練した東京都知事！いつどこで起こっても不思議ではない巨大地震の恐ろしさと備えがあれば被害を最小で食い止められること、心に残った。