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自民党幹事長室の30年 の商品レビュー

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2022/06/01

おもしろかった。政権を担う政党だからだろうが、他を蹴落としてまでトップに立とうとする露骨な態度はまともじゃないと思った。政治家というのはそういうものなのだろう。

Posted byブクログ

2019/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

筆者は昭和27年に中学卒業で上京して高校に通いながら衆議院でバイトして、 そのまま高校、大学(夜間)でバイトのまま自民党結成に立合う。 その後1999年まで自民党の事務局、幹事長室長などの要職をこなす。 そんな人の22人の幹事長に仕えたエピソード。 やっぱ小沢一郎は駄目な奴なんだな。 梶山静六も意外に駄目だったんだな。 自分が政治に興味を持った頃からの歴史的なイベント事も含めて実に面白く読めた。 まあ、この人も色々書いているけど、調べてみると2回立候補して落選しているんだよな。

Posted byブクログ

2009/10/04

長年幹事長室で勤務された奥島さんのエッセイ。 そこまで書いてもイイの?って思うくらいハッキリ人となりや好き嫌いが書かれていてとても面白かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

事務局員として自民党に40年に渡って勤め上げた、まさに生粋の「党人」による自民党の内幕史。マスコミ報道からは窺い知れない大物政治家の素顔や本性が見て取れる。しかも政治家でもなく、評論家でもない、党の実務畑からの「政治的意図の無さそうな」証言はなかなか類書にお目にかかれるものではな...

事務局員として自民党に40年に渡って勤め上げた、まさに生粋の「党人」による自民党の内幕史。マスコミ報道からは窺い知れない大物政治家の素顔や本性が見て取れる。しかも政治家でもなく、評論家でもない、党の実務畑からの「政治的意図の無さそうな」証言はなかなか類書にお目にかかれるものではないため、非常に貴重なものだろう。そして、世間の評価と実際の姿のギャップについても見事に描き出されている。筆者は断じる。「『乱世の小沢、大乱世の梶山』は嘘だ。『乱世を作る小沢、梶山』が正解だ、しかも二人とも乱世を乗り切れないと身に沁みて思った」。単なる感情ではない。彼らの間近で仕えていたからこそ見える、冷静に分析した彼らの姿だ。その説得力は目下小沢に幻想を抱いている人たちの目を覚ますには、十分すぎるほどであろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

自民党幹事長室に30年間勤務した著者が、歴代幹事長の裏の顔や、政治闘争の裏話を記録した本。 多分に著者の各人に対する好悪が文章を支配していて、特に小●と●山に対するこき下ろし方は半端じゃなく、相当腹に据えかねるモノがあったんだろうと推測する。まぁ、それこそがこの本を書こう...

自民党幹事長室に30年間勤務した著者が、歴代幹事長の裏の顔や、政治闘争の裏話を記録した本。 多分に著者の各人に対する好悪が文章を支配していて、特に小●と●山に対するこき下ろし方は半端じゃなく、相当腹に据えかねるモノがあったんだろうと推測する。まぁ、それこそがこの本を書こうと思った動機なんだろうけど。 自社連立与党誕生の際、自民党をひたすら壊そうと暗躍する「壊体屋」●沢が見事に敗北するという勧善懲悪なストーリーは面白かった。政治家たちの汗の匂いまで伝わってきそうな臨場感と、してやったりな著者の興奮ぶりがなんとも人間くさい。 著者があとがきで、最近の政治家はスマートで清潔感のある人間が多いが、人情味が少ないと書いている。確かに私が物心ついた頃に活躍していた政治家は、アクが強いけど面白い人物が多かったなぁと回想するあたり、私もすでに旧世代の人間なんだろうか。orz

Posted byブクログ