ものいふ髑髏 の商品レビュー

夢枕獏(著者)

「びくいしとい」が良…

[文庫ＯＦＦ]

「びくいしとい」が良かったです！内容はもちろんのこと、あとがきを読んでからもう一度読み返したときの驚きは感動しました！

平安から現代まで、怖…

[文庫ＯＦＦ]

平安から現代まで、怖くて妖しい短編１０本集録。特に怖くはなかったですけど・・・奇怪で妖しい話(笑)。けど、むしろ温かさや哀切さを感じる物語も多かったように思います。やはり陰陽師シリーズが好きな私には平安時代の「ものいふ髑髏」「安義橋の鬼、人を喰らふ語」がよかったです。現代物も「びくいしとい」は幻想的で美しく、「二本肢の猫」もよかったです。作者のきれいな文章はとても読みやすかったです。

ものいふ髑髏はなんと…

[文庫ＯＦＦ]

ものいふ髑髏はなんとなくオチが読める平凡な話

淡々と怖い話が出てき…

[文庫ＯＦＦ]

淡々と怖い話が出てきたように思います。作者ならではの本です。

二・三年前に読んだ記…

[文庫ＯＦＦ]

二・三年前に読んだ記憶があるけど、なかなかよかったと思います。

幽霊はあまり出てこな…

[文庫ＯＦＦ]

幽霊はあまり出てこないが日常の恐怖を書いた地味に怖い本

2021/12/16

ホラー短編集。
乾いた笑いが出るものから、ゾッと鳥肌がたつものまでバリエーション豊かな怪談だった。
中でも「びくいしとい」はいろんな意味で凄かった。

2021/05/25

数年前迄､お盆休みに国立演芸場の中席で歌丸師匠の「牡丹灯籠」や「真景累ケ淵」を聴いたものだ。
語りに引き込まれて、本を読んだのだった。
『ものいふ髑髏』は宝井馬琴師匠との事だが､是非伯山師匠にお願いして聴いてみたいものだ。

2020/06/08

面白かったです。
静かにゾッとするお話から、悲しいおかしみのあるお話、古典のような怪談まで様々、楽しみました。
「びくいしとい」「真言士」「安義橋の鬼、人をくらふ（漢字が出ない…）語」が好きでした。
「びくいしとい」、淡々と恋人を解体していくのがいい、と思っていました。あとがきを読んで、最後の一文から最初に向かって再読してみましたが一粒で二度美味しい…また楽しめました。
真言士は、プンツォクに本当に能力があったのかどうか分からなかったけれどおもしろかったからいいや！というあっけらかんとした感じが良かったです。

2016/10/29

エッセーのようなフィクションのような不思議な語り口。読み始める前は構えていたけど、意外にも読みやすかった。