速効！SEのための部下と後輩を育てる20のテクニック の商品レビュー

田中淳子(著者)

2012/10/08

あれ。ＳＥのためとか書いてあるけど、内容はＳＥに限らず、一般的な業種に当てはまるんじゃね？
というような、幅広い業種・職種の人におすすめできる本書は、
部下や後輩に対してどう接したらいいのかを解説している本。

とてもわかりやすく書いているのと、本書で書かれている内容は、誰もが一度は経験があるのではないかというぐらい、よく陥りがちな指導ミスや接し方の失敗について書かれている。

2012/01/07

元々雑誌に連載されてたのをまとめたからか、曖昧な感じでなく、ほんとにテクニックが書かれていた。特にティーチングは色々とヒントが書いてあるので、ティーチングの際にはまた改めて読み返したい。
都度読んで自分の教え方をふりかえる手助けになりそう。

2010/06/27

人材育成の仕事に長年携わる筆者が、SEをはじめとするIT技術者の教育について記した。前著『速効! SEのためのコミュニケーション実践塾』(日経BP社)に続いて、部下や後輩との付き合い方や、OJTの中でのコミュニケーションのとり方を解説した。「相手を大人として尊重する」、「期待する人材像を明確にする」といった平易な言葉で説明しており分かりやすい。ところどころに、実際のITエンジニアの声を掲載したコラムが挿入され、教える現場の悩みや苦労が実感できる。

月刊誌「ITプロフェッショナル」の創刊以来の人気連載「コミュニケーション実践塾」の書籍化第2弾です。「後輩がなかなか仕事を覚えない」「部下はいつも指示待ちで,自ら動こうとしない」「慢性的な戦力不足に悩んでいる」…。そうした問題を解決する実践に即した解説で,「教える」「人を動かす」ためのコミュニケーション・スキルをお届けします。指導力不足に悩むSEに,初めて部下を持った中堅SEに,とっておきの解決策です。

【目次】
第1部 ティーチング編(理由や根拠を明らかにし、相手のレベルに合わせて説明する
相手を大人として尊重し、実務上の必要性を常に意識する
相手のニーズを把握して、詳細な指導プランを立てる ほか)

第2部 OJT編(期待する人材像を明確にし、相手のレベルに合わせて教える
ささいなことも毅然と指導して、同じ失敗を繰り返させない
学ぶべきポイントを事前に伝え、訪問後に振り返らせる ほか)

第3部 チーム強化編(主体的に動ける環境を作り、提案や意見を全否定しない
感情を汲み取り、悩みに共感を示す
目的を明示して、自分の想いを伝える ほか)