タイガー&ドラゴン の商品レビュー

宮藤官九郎(著者)

2018/03/20

まさか、本があるなんて知らず。
ダメ元で検索してみたらあったので読んだ。
落語の方から読んで、次にシナリオ、の順で。
やっぱり面白いなぁ良くできてるな。
落語に興味を持つきっかけを作ってくれたドラマだったから、ちゃんと元の話を知ってから読めたのは嬉しい。
読みながら何回も笑ってしまって、娘に『なんで笑ってるの？』と何回も聞かれた。
わたしは、『出来心』が好き。

2011/07/19

最近ドラマを見返した。
最初の虎二の話のつまらなさにかなり共感。あの気まずい感じ、わかるーとかなり共感。

落語の面白さと、家族の偉大さを感じる。
やくざと噺家ですが、どちらも一家なのかな。部下も弟子も家族。
虎二は家族がいなくなってしまったけど、新しい家族は作れるものなのかもしれない。
しかし虎二は何故か憎めない。何故だろう。

ドラマでは、蒼井優ちゃんが可愛かったのと、鶴瓶師匠のベタベタな関西弁が好きでした。

小説も読みたい。

2011/06/18

図書館から借りました

　現代。落語。テレビシナリオ。

　落語の世界をベースにしつつ、落語のネタを下敷きに物語りを展開しつつ、人情話なのだが。
　前座の小虎（山崎虎児）はヤクザで、師匠（どん兵衛）が組に借金しているのでその代金を取るために小咄一つ教わるたびに授業料を出して、それをまままた受け取って借金返済にあてている、ということで。
　師匠より弟子の方が立場が強い。

　小虎の生い立ちは可哀想そのもの。ヤクザになるほかなく、笑うことを忘れていた男が、どん兵衛の落語で笑って、惚れ込む。
　結局刑務所にお務めにいくことになる小虎だったが・・・。

　笑えるのです。
　ネタになった落語は後ろにほぼ全部のっているから親切。
　テレビでやっていたらしいが、無夜は見てなかったんだよね。
　だから、レンタルＤＶＤがあれば借りようかと思う。シナリオで笑えるのだから、実際もおもしろいんだろうからね。

2011/07/19

クドカン、上手い！！＼(^o^)／何年か前のＴＶドラマの脚本で、当時、放映が評判になっていたのは知っていたのだけど、ドラマを観る習慣がないので落語を下敷きにしたお話、くらいにしか知識がなかった。で、図書館で見つけたもので、なんとなく手に撮ってみたら、これが面白い、面白い！！古典落語を自由自在にアレンジして、高座で語らせるのはもちろん、それがヤクザの取り立て屋・兼・新米落語家の長瀬くん、師匠の西田敏行、師匠の息子の岡田くんらのすったもんだに、いろんな角度からはめ込んでしまうという・・・。大人計画のお馴染みの面々が豪華に登場して笑わせてくれるし、その都度のゲストも凝った人選でね。（*^_^*）私は元々落語が好きで、東京に行けばよく寄席にも寄るのだけど、このドラマで若い人が落語に興味を持つようになった、と言われるのもわかる。こんな脚本をもらった役者さんは嬉しくて興奮しただろうなぁ。（*^_^*）

2011/11/18

こないだヨドバシカメラに行ったときに、
あおい書店に立ち寄って、
そういえばと思って気になる書籍を探してみた。
あったら買おうかなあ、
と思いつつもうないだろなあって思ってたんだけど、
ありましたよ！！！！！！！！

宮藤官九郎著「タイガー＆ドラゴン」
シナリオ全１１話とその元ネタとなった落語１１話を
収録したシナリオ集。

ということで買ってしまいました。
でも、これはこれでよい買い物でした。
ビデオで見るよりも文章で見るというのもおつなものであります。
Ｖ６が唄うテーマ曲「UTAO－UTAO」なんかがあたまでリフレインなんかしちゃたりして。
ジャンプ亭ジャンプが出てくるところなんか思わず、
最終回の「子は鎹」を思い出しちゃって、荒川良々恐るべしです。

そんな中で、いま一家で夢中なのが同じクドカン脚本の
「吾輩は主婦である」である！！！

いよいよ２６話と折り返していますが、
どんどんストーリーが破綻してきたのが見ててとても楽しい。
ミュージカルやホラーやらノンジャンルでがんばってますが、
いよいよ時代劇にいっちゃいそうですね、予告からして。

最後はＳＦまでいって「Ｅ.Ｔ.」ばりのハリウッド感動巨編なんてオチも
ぼく的にはＯＫなんですけどね･･･

そういえば、「下北サンデーズ」なんてドラマがちょい話題っすか・・・？！
原作は「ＩＷＧＰ」の石田衣良、演出も同じく「ＩＷＧＰ」の堤幸彦、
とあっては見ないわけにはいかないですねえ。
ただ今回はクドカン不在ですので、
堤幸彦のチカラ技だけに期待ですなあ。

藤井フミヤと上戸彩がどこまで見せてくれるかが勝負です！

ということで、支離滅裂なお話でした。

2010/02/01

TOKIOの長瀬が好きでドラマでも見ましたが、小説のほうが奥深くてとても楽しいです。
落語の勉強ができ、とても笑わしてもらいました。
喧嘩もありますが感動して最後は泣きます。
是非見てください。

2010/01/21

この本は、ドラマにもなっています。このドラマが大好きだったので本も読んで見ました。
この本を読むと、ドラマだけじゃ分からなかったセリフなど、あのシーンは、アドリブだったなどいろいろな事が発見できます。
是非ドラマを見てから、本を見てください。

2009/11/13

クドカン作品。
これは古典の話で、古典が面白く感じる作品です。
ぜったい読む価値はあります。
セリフも印象的…
｢ﾀｲｶﾞｰ!ﾀｲｶﾞｰ!じれったいが―!!」ｗ

2009/10/04

タイガータイガーじれっタイガー！！！！
クドカンならではの語り口。切り口が斬新過ぎて思わず買ってしまった。

2009/10/04

「タイガー！タイガー！じれったいがー！」の決め台詞で賑わせた宮藤官九郎脚本のドラマ。個人的に同性から見ても2大イケメンの共演とも思える「V6岡田」と「TOKIO長瀬」の男前っぷり、馬鹿っぷりが見ごたえを生んでいる。何より良いのは古典をおもしろおかしく書いている脚本。ドラマ1回分で1話で構成されているのも見やすい。曖昧に記憶している古典もきっとでてくる。