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2008年 破綻する家計 生き残る家計 の商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2018/10/14

"2005年4月に発売された本。この時点から家計に及ぼす影響を予測した本。著者はファイナンシャルプランナー。 マンションの老朽化の問題。築30年を超えるマンションが全国に100万戸→立て替え費用は新築マンションと同額。 少子化問題、年金問題、国の財政など不安要素あり。 ...

"2005年4月に発売された本。この時点から家計に及ぼす影響を予測した本。著者はファイナンシャルプランナー。 マンションの老朽化の問題。築30年を超えるマンションが全国に100万戸→立て替え費用は新築マンションと同額。 少子化問題、年金問題、国の財政など不安要素あり。 今から、借金のせず、現金を持て。インフレ対策は、インフレになったときに対応すればよい。預金封鎖が起こる可能性はきわめて低い。などなど"

Posted byブクログ

2012/04/10

小泉氏がまだ首相をやられている2004年頃に萩原氏によって書かれた本です、まだレビューを書いていなかったのでこのたび読んでみました。 サブタイトルにある”確実に資産を守る方法”は、一言で言えば「無駄な借金はしない、したとしても繰上げ返済等で、出来る限り少なくする、デフレなので...

小泉氏がまだ首相をやられている2004年頃に萩原氏によって書かれた本です、まだレビューを書いていなかったのでこのたび読んでみました。 サブタイトルにある”確実に資産を守る方法”は、一言で言えば「無駄な借金はしない、したとしても繰上げ返済等で、出来る限り少なくする、デフレなので現金を持っていることは有利」ということのようです。 私も個人的には、株などをやってみましたが、この5年間で考えるとプラスマイナスゼロというのがその総括で、いろいろ勉強できた点は良かったと思いますが、実績だけで見れば現金で持っていても変わらなかったという感じです。 自分が体験したことの価値をどう考えるかは、個人の問題なので損得とは別の次元の議論になることでしょうか。また、最後に書かれてあった究極の財産保全法(p211:家族仲良く)は、その通りだと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・1997年の通貨危機時に日本が経済破綻しなかったのは、大量の外貨を持っていたからと、外国資本の参入も少なかったから(p22) ・韓国において経済破綻とともに起きたのが、金利の急上昇、破綻前のあ13%だった住宅ローン金利が、約2倍の27%になった(p28) ・韓国では月々に家賃を支払うのではなく、前もってまとまった金額を大家に預ける、大家はそのお金を銀行へ預けて発生する利息を家賃収入にあてる(p30) ・韓国の経済破綻により、サラリーマンは何か特技を持たなくてはいけないと思い始め、大学院に通う人も多い(p34) ・韓国では現役世代の15%がカード破産に陥っていて、戸籍にも掲載される、ただし恩赦(大統領の交代)があるとそれが消える(p39) ・今まで国家が破綻しているのは、戦争などで国そのものが破壊される(イラク)か、外国に多額の借金をしていて返せなくなるケース(韓国、ロシア、アルゼンチン、メキシコ)のどちらか(p46) ・一番大切なのは、住宅ローン等の借金をできるだけ「減らしておくこと」、次に失業しても2年程度は暮らせるような現金を持っておく、最後に失業しても再就職できる技術を身につけておくこと(p58) ・物価が100倍になるということは、今のシステムを維持するには、税収も100倍に上げる必要があるということ(p59) ・バブル崩壊後も日本の家計は莫大な消費(住宅)をしてきたのにも拘らず、景気は悪くなっているのは、景気悪化の原因が個人消費以外(アメリカ、財務省の管理下)にあると考えられる(p64) ・日本におけるマンションの2010年問題とは、マンション老朽化の問題、マンションの立替が37年に対して、築30年のマンションが2010年で100万戸、築35年が50万戸となる(p75) ・日本の物価水準を押し下げてきた要因は、1)過剰債務、2)アジア(低価格品)、3)上位企業の圧力の3つがある(p83) ・2002年度に新しくできた企業9.6万件の中で、厚生年金に加入していない企業が約2割の1.7万件もある、1997年に3248万人いた厚生年金の加入者が、2002年には3168万人に減少、政府見積との差額は252万人減少(p94) ・2004年時点では、1945~1950年生まれの経営者は上場企業で1万878人いて、ドライな処遇へのストッパーとなっている、彼らが引退すると企業中心社会に変わる可能性あり(p131) ・2008年頃から、借り換える国債の金利が、低金利時代に発行されたものなので、借り換えで利払い負担が大きくなる可能性あり(p145) ・日本が国家破綻しない理由は、国債を国民に発行して、国民に借金をしているから、外国人保有率はわずか5%(p156) ・赤字で破綻寸前だった老人医療は、対象年齢を75歳以上まで引上げたので、かなり健全になった(p158) ・アメリカが財政赤字に取り組んで成功すれば、ドルも上昇することになり、結果として円安になる可能性あり(p179) ・家計ですべきことは、ローンを減らし、現金を増やすこと、なぜならデフレはまだまだ続くので、インフレ対策はインフレになってからで良い(p184、188) ・預金封鎖は、現在の憲法がなかった戦後の混乱のなかで、大日本国帝国憲法の条項を根拠に施行したもので、現在の法律では法改正が必要であり、預金封鎖の実行は無理(p191) ・最も賢い財産保全法は、「家族仲良く」である(p211)

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2010/06/07

大増税に社会保険料の大幅アップetc.2008年までに、家計が生き延びる「すべ」を伝授。 心配ばかりで・・・・ もっと景気のいい話も同じくらい聞きたいですよねぇ・・・ 今は、根を広げるしかないか。。。 我慢。。。

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2009/10/04

実は、この本を読んで初めて知ったのですが、韓国って破綻してたのですね・・・。全然知りませんでした^^; この本は日本の経済について詳しく書かれていて、読めば読むほど日本の将来が不安になってきました・・・。2008年には次々と財政問題がでてくるだろうと予想されていて、あながち間違っ...

実は、この本を読んで初めて知ったのですが、韓国って破綻してたのですね・・・。全然知りませんでした^^; この本は日本の経済について詳しく書かれていて、読めば読むほど日本の将来が不安になってきました・・・。2008年には次々と財政問題がでてくるだろうと予想されていて、あながち間違ってはいないな・・・と考えさせられました。日本よ、どうなる??!!

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2009/10/07

60年前の戦後の破産 ハイパーインフレ、国債も現金も紙くずとなった。その時と今では日本がおかれた状況が異なる。 1997韓国の破綻 国債は二束三文にならず、預金は利息で返って価値が上がった。ウォン暴落で通貨価値が1/4ローンの金利が2倍、株は下落、預金は高金利 過去の利権構造解体...

60年前の戦後の破産 ハイパーインフレ、国債も現金も紙くずとなった。その時と今では日本がおかれた状況が異なる。 1997韓国の破綻 国債は二束三文にならず、預金は利息で返って価値が上がった。ウォン暴落で通貨価値が1/4ローンの金利が2倍、株は下落、預金は高金利 過去の利権構造解体 日本破綻の2つの可能性 アメリカとの関係、日本の財務省 IMF管理下となると本当の意味での容赦ない痛みを伴う改革となる 長期金利が2%を越えると、国債は大暴落 家計を守るには 借金、投資より預金 預金封鎖がおこる可能性は少ない。 株は経済が順調なうちは儲かる 理解できない金融商品には手をださない。

Posted byブクログ