徳川慶喜と幕末99の謎 の商品レビュー
私の中では、【徳川慶喜を軸に展開される】と言うストーリーがかなり新しかったです。もちろん本の出版は古いはずですが、幕末末の入門としては非常に勉強になるのではないでしょうか。 文章にも説得力があり非常に読みやすかったです。
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2012年10月10日読了。徳川幕府十五代・最後の将軍、徳川慶喜を主軸に、幕末を彩る多くの「謎」の各説・真相に迫る本。幕府側には勝海舟や山岡鉄舟、新撰組、長州には桂小五郎や木戸孝允、薩摩には西郷隆盛に大久保利通など錚々たる顔ぶれが活躍する幕末に、慶喜は特に鳥羽・伏見の戦いにおける...
2012年10月10日読了。徳川幕府十五代・最後の将軍、徳川慶喜を主軸に、幕末を彩る多くの「謎」の各説・真相に迫る本。幕府側には勝海舟や山岡鉄舟、新撰組、長州には桂小五郎や木戸孝允、薩摩には西郷隆盛に大久保利通など錚々たる顔ぶれが活躍する幕末に、慶喜は特に鳥羽・伏見の戦いにおける江戸遁走のイメージが強く、「頭は回るがころころ態度を変える軽薄な才子」という印象しかなかったのだが(まあ事実、そういう面も非常にあるようだが)、朝廷からは敵視され薩長や各藩からは闘争を仕掛けられアメリカ・イギリス・ロシアら諸外国からは武力で開港を迫られと、あまりに時代と置かれたポジションが悪かったのだろう・・・。朝廷・薩長との交渉に見せた「キレ」にはさすが家康公以来の英明君主、と称えられた人物だけあると納得。徳川将軍でなく、どこか別のポジションにいればもっと後世に名を残した人物だったのかもしれないねえ。のらくらと明治まで生き残ってしまうわけだが、吉田松陰や久坂玄瑞のように暴発して果てた志士と比べ、どう生きる人生がよかったのか・・・。
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