市場の中の女の子 の商品レビュー

松井彰彦(著者),スドウピウ

2018/11/23

ファンタジー風の小説の中で
歴史から見た人間の普遍的な欲望、価値観と
それを扱うための経済学について話して行く
話が漠然とし過ぎていて物足りない感はある

2017/03/28

読みやすかったけど…まだ経済についての勉強が本格的に始まる前の、中学生くらいで読むといいのかな？という内容。市場の経済学と文化の経済学の違いについての説明のための本のような。

2016/02/04

就職したばかりの頃、「経済について学ばねば……」と思いつめていた頃手に取った本。
今回で読み返すこと3度目にして、セリフにかぎかっこがついてない理由がわかったりして。
入門にふさわしいかというと、そうでもない。
でも、試みは素晴らしい。
巻末の参考文献、すべてメモを取りました。それらを消化しながら、また読み返す本になるでしょう。

2015/03/22

今さらながら、なぜ、お金は使えるのかと不思議に思った。お金が確立される前は、塩や有力者が作ったコインなど、信用のあるもので売買されていた。国や地域は文化の発展なくして経済の発展はない。この本の舞台となるアラビア半島は、現在紛争が起こり、文化も経済も発展が停止してしまっている。昔は商人が集まる豊かな地域であったのに。平和への祈りを込めて。

2014/09/17

　市場・文化の経済学というが内容的にはそれほど濃いものではなく子供にも十分理解できるほどよく練られている童話だった。

　この世の中何を信じればよいのだろうか。
　誰もが信じるから誰もが信じる。それで世の中うまく回ってきたではないか。　本当か？

　一人一人が考え抜く力を取り戻せたらそのバランスも大きく変化するのだろう。きっと、

　豊かさが貧しさにつながる。紙切れが舞い込んできたおかげで欲望が増し、その限りない欲望の陰でその日の飯にも満足にありつけない奴らが出てくる。　　　175

　ものを見るためには光と影が必要。悪がなければ善が見えないように。　　　182

2012/04/24

なんとなく手に取ったらちょっと面白かった。
自分的に経済学とか苦手中の苦手な分野だったんだけど（←中学の時の授業がつまんなすぎて）
というか読み終わってもイマイチなんだけど、うん
でもちょっと面白かった。
文化ねえ。

2012/03/12

表紙がかわいい本
絵本見たい

経済学の入門書と思いきや

世界史や神話の話ばっかり

まあ、そっちの本と思えば楽しかったかも

2011/10/26

経済ってなに？といった感じで手に取った。非常にとっつきやすく読みやすい。キャラクターにも愛着を持てる。

2011/07/09

機械でもけだものでもない人間を育てていく事が経済学に求められている。という一節を胸に刻む。経済と哲学がクロスしたような内容。

2011/03/04

パラパラ読んではやめている本。
経済学っていうと何となくとっつきにくいなあ、と思うのだがハウツーよりかは読み物に近い。
本格的な経済学術書に入る5年くらい前に読むと興味が湧く。かなあ。