市場の中の女の子 の商品レビュー
経済学をこれから勉強し始める人は、この本をまず読むことをお勧めします。 踏まえておくべき考え方を教えてくれます。 人は1人では生きていけないから社会が形成される。そこでは経済が必要になる。 そして経済=市場(市場経済学)だけではなく、経済=文化(文化経済学)とも言うことが出来る...
経済学をこれから勉強し始める人は、この本をまず読むことをお勧めします。 踏まえておくべき考え方を教えてくれます。 人は1人では生きていけないから社会が形成される。そこでは経済が必要になる。 そして経済=市場(市場経済学)だけではなく、経済=文化(文化経済学)とも言うことが出来る。これには非常に納得しました。 著者の教養の高さというか幅広い知識に圧倒されました。 おそらく(たぶん絶対だと思うけど)、たくさんの本を読まれてきたんだろうと思います。 気に入ったフレーズ 「光があって闇が存在する。 光だけでは何も見えない。(眩し過ぎて) 闇があるから見ることができる。」 「言葉が異なるから、異なった考え方が存在する。」(バベルの塔) 「考えること。知ること。恐れずに。」 「記憶と忘却」
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いつも何となく感じていたことを言葉にしてもらったように感じました。 文化の力を信じていて、なぜ経済を学ぶのか、についてです。
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青木昌彦「人生越境ゲーム」から。 経済学の本質と今後に徹した入門書。 社会の在り方。日常と歴史の接点。 文献が参考になる。
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経済学にも視点の当て方によって色々な考え方があることが、ストーリーの中でわかりやすく描かれています。歴史、宗教等に関する話も有り。現在主流の「市場の経済学」に対して「文化の経済学」として紹介されています。挿絵もついていてかわいらしく、2時間ちょっとあれば読めるので、気軽に手に取れ...
経済学にも視点の当て方によって色々な考え方があることが、ストーリーの中でわかりやすく描かれています。歴史、宗教等に関する話も有り。現在主流の「市場の経済学」に対して「文化の経済学」として紹介されています。挿絵もついていてかわいらしく、2時間ちょっとあれば読めるので、気軽に手に取れます♪(G山)
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副題は「市場の経済学・文化の経済学」。 「ソフィーの世界」の経済学版という感じたが、あれほど本格的ではない。ストーリーが稚拙で読み物としては全くたいしたことないと思う。しかし経済の初歩、「お金って何?」というような概念はわりとわかる。子供が読むとよいかも。 「文化の経済学」と...
副題は「市場の経済学・文化の経済学」。 「ソフィーの世界」の経済学版という感じたが、あれほど本格的ではない。ストーリーが稚拙で読み物としては全くたいしたことないと思う。しかし経済の初歩、「お金って何?」というような概念はわりとわかる。子供が読むとよいかも。 「文化の経済学」という「市場の経済学」に対する新しい経済学の流れについて、もっと書かれていればなあ。
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貨幣はみんなが使うから価値を持つ。 みんなが少しずつ変わることで、 世の中が大きく変わることがある。 市場経済の成果を否定するでもなく、 それを諸手を挙げて肯定するでもなく。 そんな概念を、テンポのよく、 こどもの頃、わくわくしながら読んだ物語のように読み切ることが...
貨幣はみんなが使うから価値を持つ。 みんなが少しずつ変わることで、 世の中が大きく変わることがある。 市場経済の成果を否定するでもなく、 それを諸手を挙げて肯定するでもなく。 そんな概念を、テンポのよく、 こどもの頃、わくわくしながら読んだ物語のように読み切ることができる。 シンプルだけど、根本的で深い話。 じっくり読み直したい一冊。
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経済を優しく学ぼう。 的な本。 が、なんというか、そうだなぁ。哲学だな。 それから、宗教の話が多い?でも、近頃宗教の授業を多くとっている私には結構いろんなことを想起させて面白かった。かも。 でも、人間すべてのものが最終的には、というか、最初は精神的なものですから。哲学ですか...
経済を優しく学ぼう。 的な本。 が、なんというか、そうだなぁ。哲学だな。 それから、宗教の話が多い?でも、近頃宗教の授業を多くとっている私には結構いろんなことを想起させて面白かった。かも。 でも、人間すべてのものが最終的には、というか、最初は精神的なものですから。哲学ですから。 子供向けにしようとしているのか?も知れないけど、ちょいむずいかも。 ちょっとかっこよくおしゃれに、でも哲学したいし頭良く生きたい 10代後半から20代へ贈る!って感じ。 良い言葉が引用されていますいろいろ。 本が友達な中学生 路香 には“文化の経済学”を学んでいる“お姉さん”(実際は母の妹=おばさん)がいます。 彼女の学問について聞きつつ、東京大学経済学部の図書館にいき、地下層から路香は600年前のベネチアに飛ぶ。 ベネチアからアラブへ、そこでであった少年や奴隷になった姫と哲学チックな経済学を学んでいく。という話。 最後は哲学。 装丁やら中の挿絵やらがいっじょうにかわいい。 何よりも感動したのが、参考文献が書いてあるところ。 本棚の絵が書いてあって、その一冊一冊に参考にした本の名と作者名が書いてあるの。つまり本棚に本が置いてある絵が書いてあるの。 あぁ素敵過ぎる! こんな本、作ってみたいものです。
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経営学とか経済学コーナーに置いてあって、イラストが可愛かったので買ってしまった。別に、経済の知識は頭に入りませんでした。違うコーナーに置いてあったら、買っていなかったな…。
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確か日経の記事で紹介されてて、東大の文化経済学の教授が書いた本。単なる経済本ではなく、経済と世界のつながり(戦争とか飢餓)とかそういうモノをきちんと伝えたいって気持ちで作者が強引にストーリー調の本に仕上げたってトコロに惹かれて読んでみました。 経済学は全然分からないけど、入り口の...
確か日経の記事で紹介されてて、東大の文化経済学の教授が書いた本。単なる経済本ではなく、経済と世界のつながり(戦争とか飢餓)とかそういうモノをきちんと伝えたいって気持ちで作者が強引にストーリー調の本に仕上げたってトコロに惹かれて読んでみました。 経済学は全然分からないけど、入り口の入り口として、経済学からもお金以外のこと(もちろん最終的にお金は絡むけど)を見つめることが出来るんだなぁ、と感心した本です。ストーリーも色々な分野の話を含んでいて純粋な読み物としてもなかなか面白い。
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