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ブルーもしくはブルー の商品レビュー

3.7

277件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2023/12/19

ないものねだりは破滅の始まり。 ''自分の''人生を思い切り楽しもうと思った。 最後は2人とも可哀想で涙出てきた…。

Posted byブクログ

2023/11/15

感想 嫉妬。こんなはずじゃなかった。選択をやり直せたら。なんてナイーブな考え。どうせまた同じことをする。だから後悔はしない。時間がない。

Posted byブクログ

2023/11/10

偶然出会った分身と入れ替り,自分の捨てた人生をやり直す。正しい幸福の選択は難しい。後半,泥沼の展開は作者らしい。苦く嫌な味が残る。後悔のない人生はない。

Posted byブクログ

2023/08/13

読み終わったとき、ただのドッペルゲンガーがテーマのホラー、サスペンス?山本さんは女性の悩みとかリアルな部分を描く作家さんだと思ってたので不思議に感じた。 そのあと柚木麻子さんの解説まで読んで初めてこれは女性が搾取から逃れるための手引き書なんだと気付いた。 この本は1996年に書か...

読み終わったとき、ただのドッペルゲンガーがテーマのホラー、サスペンス?山本さんは女性の悩みとかリアルな部分を描く作家さんだと思ってたので不思議に感じた。 そのあと柚木麻子さんの解説まで読んで初めてこれは女性が搾取から逃れるための手引き書なんだと気付いた。 この本は1996年に書かれたもので、その時からこの視点をもっていた山本さんはやっぱりすごいなぁと感じた。 解説読まないとわからなかったので、自分はもっと物語の真意を読み解く力をつけよう…と思った

Posted byブクログ

2023/08/13

人間だれしもが、あの時あっちを選んでいれば、ってことがあるんじゃないか。恋人の選択だけとは限らず、進学だって就職だって言えること。 「隣の芝生は青く見える」っていうけれど、お互い自分の今の状況を振り返って、あっちのほうが幸せ、正しい選択をした、と思っている。けれどそれは、どっちを...

人間だれしもが、あの時あっちを選んでいれば、ってことがあるんじゃないか。恋人の選択だけとは限らず、進学だって就職だって言えること。 「隣の芝生は青く見える」っていうけれど、お互い自分の今の状況を振り返って、あっちのほうが幸せ、正しい選択をした、と思っている。けれどそれは、どっちを選択しても同じことなのだろう。 ホラー小説のように、怖かった!!けど、読む手は止められません…。

Posted byブクログ

2023/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!あまりあらすじを知らずに買ったが、これは何も知らずに読む方が衝撃が強く、より一層楽しめると思った。久々に、読んでいてワクワクしてページを捲る手が止まらない本に出会った。2人の主人公が入れ替わるというありきたりな話にも見えるが、同性、瓜二つ、異なった地位と収入、正反対な旦那の性格という相反する要素があり飽きなかった。 ファンタジー要素が入っているが、シリアスな部分の方が強いため、あまり非現実味を感じなかった。河見が、他県の人が考える九州男児すぎて読んでいて面白かった。時代もあるのだろうが、今時こんな男尊女卑まみれの男はいない。だが、結婚するのは佐々木か河見かと聞かれるとかなり悩む。

Posted byブクログ

2023/05/09

山本文緒さんの本を初めて読みました 題名だけは知っていたけど、、、途中ホラーかと思った 人間は持たないものに憧れる 他の人が羨ましく見える なのに持ったら飽きる いつまでも満たされない 何を本当に欲しいと思っているかわからない主人公の本当に手に入れたかったものは 愛 だったん...

山本文緒さんの本を初めて読みました 題名だけは知っていたけど、、、途中ホラーかと思った 人間は持たないものに憧れる 他の人が羨ましく見える なのに持ったら飽きる いつまでも満たされない 何を本当に欲しいと思っているかわからない主人公の本当に手に入れたかったものは 愛 だったんだなと感じました 小説なのに映像が浮かぶ文章がすごいと思った!

Posted byブクログ

2023/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 奇想天外な筋書きですが、面白く一気に読了。結婚とは、結婚生活とは、を深く考えさせる作品です。そっくりな女性が、入れ替わって、1ヶ月違う夫と生活するというストーリーです。山本文緒「ブルー、もしくはブルー」、1996.5発行。

Posted byブクログ

2023/04/24

人はあの時の選択をいつまでもそれで良かったのかって思い出してしまうものなのかな。 ないものねだり、隣の芝は青く見える。 でも、結局はその時いいと思った選択が、自分にとって最良で、もし違う道を選びたくなったらその時にそうしたらいいんじゃないかな。 そしたら、それが最良になる。

Posted byブクログ

2023/04/23

もう20年前?くらいに読んだ本をもう一度、いやもう3回目かもしれないけど、読み返した。自分の見たくない所を見てしまう、嫌というほど知ってしまう、怖い話。

Posted byブクログ