ブルーもしくはブルー の商品レビュー
「ブルー〜」は、切ない。 はじめは現状に満足できない主人公のラブファンタジーと思って読んでたら、だんだん不穏になってきて愛憎まみれのドロドロドラマになっていた。 でもやっぱり読みやすいと思ったんだけどなぁ…切ない。 「パイナップル〜」は、周りの人に歪んだ感情しか持たないように見...
「ブルー〜」は、切ない。 はじめは現状に満足できない主人公のラブファンタジーと思って読んでたら、だんだん不穏になってきて愛憎まみれのドロドロドラマになっていた。 でもやっぱり読みやすいと思ったんだけどなぁ…切ない。 「パイナップル〜」は、周りの人に歪んだ感情しか持たないように見える主人公が好きになれなかったので、堕落していく様子はちょっと小気味よかった。 でも「ブルー〜」と同じく、最後には主人公が切なかったんだけど
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所々になんと言うか・・・心にグサっとくる名言みたいなのが載ってるんだけど・・・ゴメンなさい。あんまり覚えてないです。(苦笑)なんつーか、当たり前の言葉なんだけど、それは人間が愛する事、愛される事に本当に必要な事で・・・。なんだか、足りない部分を少し埋めてもらえるようなお話でした。
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不思議な話だったけれど、かなり面白かった。 もし、あの時ああしていなければ・・・そう思うことは誰もがあるはず。その可能性を書いた話で面白かった。
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こんな風に別の人生を歩みたいってきっと誰もが持ってる希望だと思う。怖いけど、あたしも自分のドッペルちゃん探してみたいな。
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母が持ってました。初めて読んだ山本文緒作品だと思う。NHKでドラマ化されたけど、小説の方が好きです。ドラマでは蒼子Aすっげぇムカツクけど小説の蒼子Aはそんなに腹立たないという不思議(笑)
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ドラマ化されてたみたいだけど放映当時はまったく知らなかった。 実際にこんなことが起こったら・・・。ぞっとするけど微妙にひかれる。
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自分とそっくりな人に会ってしまったら・・・誰もが一度は考えた事あると思う 恐怖と切ない想いを感じられる本です 自分のもうひとつの人生とは?なんて考えたりして。
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NHKでドラマを見て、原作を読みました。 あたしが山本文緒にハマったキッカケになった本。 女のドロドロした部分とか描くのがすごい上手で、山本文緒作品は全て読みましたがどれも引き込まれます。 「もし別の人生を歩んでいたら」 誰しも一度は思う願望を叶えてしまう主人公。 隣の芝生は青く...
NHKでドラマを見て、原作を読みました。 あたしが山本文緒にハマったキッカケになった本。 女のドロドロした部分とか描くのがすごい上手で、山本文緒作品は全て読みましたがどれも引き込まれます。 「もし別の人生を歩んでいたら」 誰しも一度は思う願望を叶えてしまう主人公。 隣の芝生は青く見えるもんなんですねー。
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人生は「選択」の連続である。どちらを選べばいいかはっきりわかっている場合もあれば、どちらも嫌な場合、どちらも捨てがたい場合。それで人はいつも悩む。もし、あのとき、この人じゃなく、あの人と結婚していたら? しかし、どちらの道を選ぼうが、所詮自分は自分なんである。「他者」である自分...
人生は「選択」の連続である。どちらを選べばいいかはっきりわかっている場合もあれば、どちらも嫌な場合、どちらも捨てがたい場合。それで人はいつも悩む。もし、あのとき、この人じゃなく、あの人と結婚していたら? しかし、どちらの道を選ぼうが、所詮自分は自分なんである。「他者」である自分と出会っても目の覚めるような「異界」は現れない。悲しいかな、それが現実なのかもしれない。
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