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鉄道員 の商品レビュー

4.2

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

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  3. 3つ

    24

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映画と併せてぜひ。

第117回「直木賞」受賞。映画化もされ、その静謐で切ない世界に、涙した人も多いのでは?ある不器用な男の生き方が、死んでしまった美しい女からの手紙が、しんしんと心に染みてくる短編集です。お見事。

abtm

2025/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな時でも、自身のことより"鉄道員"としての使命を最期まで貫いた乙松さん。 他の鉄道員や昔お見送りした子供たち、幌舞に住む人々に感謝、尊敬されつつ、自分の大切な人を守れなかったというやり切れない気持ちがあった。 しかし、雪子ちゃんが会いに来てくれたことで、すべてが報われたのだろうな、 雪子ちゃんが迎えにきてくれて、大勢の人がお見送りしてくれて、キハで運んでもらえて、鉄道員として最幸な終わりを迎えられたんだろうな、と心が温かくなった。 ネタバレした上で再読すると、途中から涙が止まらなくなった。何度でも読み返したくなる小説。

Posted byブクログ

2025/11/17

映画で見た記憶はあるものの原作の「鉄道員」は読んだことがなかった。他の短編も収録されているがどれもグッとくる話でとても良かった。

Posted byブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

直木賞読んでみよう3作目。 鉄道員(ぽっぽや)とラブ・レターだけ読了。 〇ぽっぽや 乙松さんが妻や娘よりも仕事を優先してる理由があんまり分からなくて感情移入できなかった。 あと序盤は北海道弁がきつくて読みづらかった。 〇ラブ・レター ぽっぽやよりはちょっと感情移入して読めて、少し切なさを感じた。ただ短編なので深い感動までは。

Posted byブクログ

2025/09/04

鉄道員は面白かった。ありがちだけど、シンプルで。 他も面白くなかったわけじゃないけど、あんまり好みではなかったかなぁ。さすがに時代は感じたね。 「悪魔」はよくわかんなかった。

Posted byブクログ

2025/07/28

北海道の国鉄上がりの鉄道員を描いた作品。 廃線間近のローカル駅での彼の仕事の様子や 鉄道員人生には男のカッコ良さや魅力を 感じる。同業者としては、鉄道に対する 心意気など学ぶことが多かった。

Posted byブクログ

2025/07/13

あまりにも有名な鉄道員を初めとした8作品を集録 人の世を生きていると必ず直面する出会い、別れ。どの作品も読み終わったあと心が温まる。特に女性の色気の描写が美しい。 個人的に「ろくでなしのサンタ」がお気に入り 映像で見たいのは「オリヲン座からの招待状」かも

Posted byブクログ

2025/04/30

短篇8作。鉄道員、ラブ・レター、悪魔、角筈にて、 伽羅、うらぼんえ、ろくでなしのサンタ、オリオン座からの招待状。 鉄道員は直木賞受賞作品。 ラブ・レターは良かったけど、他はイマイチかな。

Posted byブクログ

2025/01/09

「鉄道員」は映画を思い出しながら読んだ。しんみりした短編ばかりなので気分が沈みそうで、1日1、2話ずつ読んだ。地方も都会も、その土地の空気感がしみじみ伝わってくる。

Posted byブクログ

2024/02/28

短編集。 どのお話も穏やかなストーリーで、激しい起承転結はありませんが、余韻に浸れます。私の日常もこんなふうなのだろうか、と。

Posted byブクログ