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鉄道員 の商品レビュー

4.2

147件のお客様レビュー

  1. 5つ

    54

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/11/30

「ぽっぽや」を映画で観て、本を読んで、すっごい感動したんだけど、 「あれ?これで終わり?」とショックでもあった。 でも、「ラブ・レター」、「角筈にて」、「うらぼんえ」を読んで、 浅田次郎の本当の凄さを知った。 永久不滅の名作です!

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2013/11/23

平成の泣かせ屋という異名をもつ浅田さんの本。うらぼんえを是非読んでくれと薦められて初めて購入してみました。 鉄道員とラブ・レターと角筈にてとうらぼんえが特に素晴らしく4派に分かれるとは聞いていたけど私もその4作品好きでした。うらぼんえと角筈にてがやばい。 ろくでなしのサンタも好...

平成の泣かせ屋という異名をもつ浅田さんの本。うらぼんえを是非読んでくれと薦められて初めて購入してみました。 鉄道員とラブ・レターと角筈にてとうらぼんえが特に素晴らしく4派に分かれるとは聞いていたけど私もその4作品好きでした。うらぼんえと角筈にてがやばい。 ろくでなしのサンタも好き。 そしてもっと言ってしまえば角筈にて派です、わたし。こういう話には弱いですねー。恭ちゃんがまた良い上司で良い部下に恵まれて…そこらへんも泣けたとこでした。 浅田さん、他の本も読んでみようかなー。

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2019/02/19

「鉄道員」浅田次郎著、集英社、1997.04.30 p286 ¥1,575 (2000.09.15読了)(2000.08.11購入) (「BOOK」データベースより)amazon 娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじ...

「鉄道員」浅田次郎著、集英社、1997.04.30 p286 ¥1,575 (2000.09.15読了)(2000.08.11購入) (「BOOK」データベースより)amazon 娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録。第117回直木賞を受賞。

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2013/06/23

浅田次郎の小説を泣かずに読めたためしがありません。 とくにこの単行本に収録された「うらぼんえ」は、何回読んでも号泣してしまいます。とくに最後の一頁からはどうしても逃げ切れません。

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2013/06/19

本著に収録されている「ラブ・レター」を父に勧められて読み始めた短編集だけど、特に気に入ったのは「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリオン座からの招待状」だった。 全体的に手触りの優しい話が多く、最後まで読んだ後にほんわりとできた。それだけに後味の悪い、もしくは結末を迎えた後...

本著に収録されている「ラブ・レター」を父に勧められて読み始めた短編集だけど、特に気に入ったのは「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリオン座からの招待状」だった。 全体的に手触りの優しい話が多く、最後まで読んだ後にほんわりとできた。それだけに後味の悪い、もしくは結末を迎えた後に不安を覚えるような作品の微妙な匙加減には唸ったし、程よく印象にも残った…そういう話が好きか嫌いかは別として。 浅田次郎さんの少し不思議な奇跡の話はとても温かいし、主人公や脇役は基本的に気持ちの良い人が多い。それが魅力でもありますよね。

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2013/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういうの!こういうのが読みたかった!笑 このところあっさりした小説ばかりだったので読み応えに飢えていたのですが、短編ながら、さすがは浅田次郎。借りたときは短編集だとは思っていませんでしたが。この読後の心地よいどっしり感。読ませますねぇ。映画になるのも納得。映像的な文章なのかなと思います。8本入っているのでどれか1つぐらいはお気に入りが見つかるんではないでしょうか。私は『鉄道員』と『うらぼんえ』で泣きました。私は極めてお涙頂戴に弱い大衆的感覚を持っているので、感涙ポイントが重なる人がいるかもしれません。死別ものに弱いんだろうか。 懐かしい誰かを思い出させるような、大切な誰かが頭に浮かぶような、自分の中の何かにつながる深みがあります。方言の影響もあるでしょうね。読んで良かった。

Posted byブクログ

2013/02/15

孫を助けるために、お彼岸に戻ってくる。 俺もそんなおじいちゃんになりたいし、そんな血の繋がりができればいいな。

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2012/12/30

第117回直木賞受賞作品 浅田次郎の短編集です。 表題作は映画化もされたんで 記憶にある人も多いのでは ないでしょうか 解説に、「リトマス試験紙のように読み手の年齢,性別,経験,人生観などによって、感じ入る作品が異なる」とありますが 俺は断然、「角筈にて」派です どうやら...

第117回直木賞受賞作品 浅田次郎の短編集です。 表題作は映画化もされたんで 記憶にある人も多いのでは ないでしょうか 解説に、「リトマス試験紙のように読み手の年齢,性別,経験,人生観などによって、感じ入る作品が異なる」とありますが 俺は断然、「角筈にて」派です どうやら俺は、「親子の情」に弱いみたいです 皆さんも読みましょ。 んで、熱く語りましょ。

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2012/12/15

鉄道員と、うらぼんえが良かった。普通に、亡くなった人を受け入れられる主人公が素敵だ。 鉄道員は、寂しいけど・・・。

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2012/10/26

ともかく「鉄道員」だけ読ませていただきました。 この短編で面白いのは、「と思いきや」かと、納得いたしております。 というのも序盤、仙次のポッポヤに取り付かれている様子をみると「これが主題なわけか、デパートへの出向で迷うわけ」と思う。しかし実際は、それよりもずっと沈痛な、乙松が主役...

ともかく「鉄道員」だけ読ませていただきました。 この短編で面白いのは、「と思いきや」かと、納得いたしております。 というのも序盤、仙次のポッポヤに取り付かれている様子をみると「これが主題なわけか、デパートへの出向で迷うわけ」と思う。しかし実際は、それよりもずっと沈痛な、乙松が主役である。 さらに乙松の家族の死をみて、家族の死に立ち会えないことへの後悔が主題なのだと思い込む。実践死生学からみた、感謝の念を伝えられるときに伝えなければならないという教え。しかしここでもまた裏切られ、家族の死をも超えた、ポッポヤとしての誇りが作中の冷えた空気を張り詰めさせる。 しかしこの誇りと、家族への愛情と、この二つの間での見えざる葛藤、そこから生じる摩擦熱こそ、我々の目を熱くさせるものだろう。

Posted byブクログ