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最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術 の商品レビュー

3.2

15件のお客様レビュー

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2020/05/29

交渉事は格闘技っていう話。 興味深い部分もあったけど、いかんせん2003年発行で古いし、著者の感覚も若いので、大阪府知事や市長を務めて、今の年齢になった著者の交渉術を聞いてみたいなと思った。

Posted byブクログ

2017/09/22

個人的に、政治家としての橋下氏の思想ややり口は心から嫌いで、行政の実務家としての功績も全く評価していない。しかし、本書は大変ためになる内容だった。 交渉ごとのような形のない曖昧な作業は、自分の中に軸を作って常にその有効性を検討しながら経験を積むことでしか習熟できないと思う。その軸...

個人的に、政治家としての橋下氏の思想ややり口は心から嫌いで、行政の実務家としての功績も全く評価していない。しかし、本書は大変ためになる内容だった。 交渉ごとのような形のない曖昧な作業は、自分の中に軸を作って常にその有効性を検討しながら経験を積むことでしか習熟できないと思う。その軸を作るのに、本書は最適だと思う。もちろん、本書に書かれたすべての手法が有効であるわけではなく、実践の中での検証の作業は必要になると思うが。 ただし、橋下氏の経験則から導かれた交渉の流儀を伝授するという体裁なので、一貫性・体型性は期待できない。泥臭い現場の経験の羅列に過ぎない。善かれ悪しかれ。まとまりを出してもらえると読者としては手法を自分の中で整理しやすいので、そこは工夫してほしい。

Posted byブクログ

2022/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2015.05―読了 今日-2015/04/25-現在、本書に対するAmazonのカスタマーレビューは31件あり、 その詳細は、☆5が18、☆4が2、☆3が5、☆2が3、☆1が3となっている。 どなたかが書いているように、 誰でもやっているけれど、普通は偉そうに本にしない「かけひき」の話、というのが的を得た評であろう。 交渉という場――そこでは相対する当事者たる双方は本来的に五分と五分、対等の立場であってみれば、有利な結果をものするため、その経過のなかでさまざまな駆け引きが横行しうることは当然至極のことだ。 左様に強面の輩を含め百戦錬磨の駆け引きばかりに身を賭してきた男が、あろうことか権力の座に着いてしまって、同じ手練手管を駆使して思う存分振舞っているのだから、始末に負えないこと夥しい、というものだ。

Posted byブクログ

2014/02/03

*自分を示すにはこの3つを用いる ①断定する ②命令する ③力強く話す。 *橋本徹に学ぶ5つの基本①誠実さを示す ②自身を示す ③ロジカルを思わせる ④感情にも訴えかける⑤堂々と話せる環境づくりをする

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2013/06/26

詭弁を弄する方法など、実際橋下さんがテレビでの討論で使用しているテクニックが読めて楽しめた。ただ、通常のビジネスシーンで使うことは少ないと思われる。

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2013/05/18

感情的な議論から逃れる方法  考えを正してやろうといった個人攻撃に議論が発展したきた場合には、すぐその流れを遮断する。  「この話し合いの目的をはっきりさせてください。どちらの意見が正しいかを決める場なのか、それとも紛争解決をする場なのか?もし私の意見を正そうとすることが目的なら...

感情的な議論から逃れる方法  考えを正してやろうといった個人攻撃に議論が発展したきた場合には、すぐその流れを遮断する。  「この話し合いの目的をはっきりさせてください。どちらの意見が正しいかを決める場なのか、それとも紛争解決をする場なのか?もし私の意見を正そうとすることが目的なら、私は拒否させて頂きます。」  言い方の簡素化で、感情的な相手の気持ちを整理させる  「あなたがおっしゃっていることの意味が私にはわかりません。結局仰りたいことはなんなのですか?」 行政とは交渉しないこと 交渉の余地はない 意思決定に関わるキーバーソンや決定権者は行政にはいない

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2012/03/03

仕事の関係で探して、読むことになった1冊。 東京都のどの図書館でも、予約待ちで、橋下市長の人気がうかがえる。 橋下市長が、自らの弁護士としての示談交渉の経験をもとに、交渉論を説いていく。 222Pあるが、サクサク読める。 さすが橋下市長、弁が立つと思っていたら、押えるポイントを...

仕事の関係で探して、読むことになった1冊。 東京都のどの図書館でも、予約待ちで、橋下市長の人気がうかがえる。 橋下市長が、自らの弁護士としての示談交渉の経験をもとに、交渉論を説いていく。 222Pあるが、サクサク読める。 さすが橋下市長、弁が立つと思っていたら、押えるポイントをきっちり押えているのだ、と僭越ながら感心してしまった。 交渉において重要なことを書き連ねているが、印象に残ったのは、 ・譲歩できる条件とそうでない条件、本体と枝葉のマトリックスに分ける。 ・甘い見通しは立てない。 ・味方に対しても、相手に対するのと同じくらい最新の注意をはらって臨むべき。 ・相手に貸しを作らない。 ・相手が共感できる理由や主張を持ち出す。 ・不利な立場に立たないためには、うそや言い訳も必要。 ・相場観を持つ。 特に最後の‘相場観を持つ’は日々主査からも指摘されていて、仕事を円滑に進めていくうえで重要なことだと再確認した。 著者は「だれしも最初から相場観などもち合わせてはいない。先輩や上司の交渉の進め方を端で見ながら、あるいは経験談を聞きながら勘を養う ものだ。」(P126)と述べている。 意識を持って仕事に臨まなくてはと気持ちが奮い立った一冊だった。

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2014/10/19

 カリスマタレント独裁者・橋下徹がタレント時代に自らの手の内の一端を明らかにした書。 「群衆に思わずYESと言わせる最強のカリスマタレント独裁術」 とも言える。  ブログで書きました。 東の【東大話法】 西の【橋下話法】 【汝の敵・橋下を知れ 橋下徹『わが交渉』 最後に思わずYE...

 カリスマタレント独裁者・橋下徹がタレント時代に自らの手の内の一端を明らかにした書。 「群衆に思わずYESと言わせる最強のカリスマタレント独裁術」 とも言える。  ブログで書きました。 東の【東大話法】 西の【橋下話法】 【汝の敵・橋下を知れ 橋下徹『わが交渉』 最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術】   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20120301/p1

Posted byブクログ

2012/03/01

興味深い内容だった。交渉術というより勝負術の本。勝つことに割り切っている。氏の「技法(手口)」と その「スタンス」がよくわかる。氏に意見を持つ人は、あらかじめ読んどいたほうがいいね。

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2012/02/13

 橋下徹氏自身は間違いなく一流のタフネゴシエーターだ。某討論番組を見たが、あの圧倒的な頭脳体力こそ彼の持ち味なのだなと思った。学問的な交渉論は実践ではまったく役に立たないという信条から、日々の弁護士業務で培った経験を元に編み出した実践的な交渉パターンがまとめられていておもしろい。...

 橋下徹氏自身は間違いなく一流のタフネゴシエーターだ。某討論番組を見たが、あの圧倒的な頭脳体力こそ彼の持ち味なのだなと思った。学問的な交渉論は実践ではまったく役に立たないという信条から、日々の弁護士業務で培った経験を元に編み出した実践的な交渉パターンがまとめられていておもしろい。 交渉の基本中の基本は、譲歩できるものと絶対できないものの二種類を分別し、譲歩できるものをお互いに交換していくことである。物々交換の原則を多くの人は実践していないと彼は指摘する。 彼の人となりや哲学が垣間見える、(笑える)エピソードも書かれているので橋下徹という現在の日本政治のキーパーソンに興味ある人は参考になるはずである。

Posted byブクログ