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BT'63 の商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2025/08/04

かなり読み応えのある話でした。父と息子の世界が、トラックのキーでつながり交錯していく、タイムトラベル的な話です。 息子が統合失調症の寛解期だからこそ、それが現実なのか妄想なのか、不安になる様がリアルでした。 不気味さや不穏な空気感が漂いますが、最後は温かい親子愛を感じる素敵な話...

かなり読み応えのある話でした。父と息子の世界が、トラックのキーでつながり交錯していく、タイムトラベル的な話です。 息子が統合失調症の寛解期だからこそ、それが現実なのか妄想なのか、不安になる様がリアルでした。 不気味さや不穏な空気感が漂いますが、最後は温かい親子愛を感じる素敵な話です。

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2024/05/08

父の遺した1本のキー ボンネットトラックの鍵が主人公を40年前にタイムスリップさせる 父親の若い頃の相壮絶な苦悩、恋愛をリアルに体感しながら 自分自身を再生させてゆく物語 いつもの池井戸作品とはちょっと違って最初はとまどったしラストがイマイチ・・・

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2023/08/15

面白かった。池井戸さんの物語はハズレがなくてどんどん読み進めてしまう。 最後はあっさりと終わったな、と言う感じだったけど。

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2023/07/23

何もかも上手く行かずにくすぶっていた琢磨は、ひょんなことから亡き父・史郎の若い頃の視線に乗り移ったようになり、父の過去に何があったのかを追体験しながら、謎を解き明かそうと現在で奔走する。 当時の関係者やその家族などを探し当て、記憶を辿って、記録の穴を埋めていく過程は、興味を惹かれ...

何もかも上手く行かずにくすぶっていた琢磨は、ひょんなことから亡き父・史郎の若い頃の視線に乗り移ったようになり、父の過去に何があったのかを追体験しながら、謎を解き明かそうと現在で奔走する。 当時の関係者やその家族などを探し当て、記憶を辿って、記録の穴を埋めていく過程は、興味を惹かれ、どんどん先が楽しみになる。時空を超えた父と息子の絆とミステリが絶妙な一冊。

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2022/07/30

あれ、これって前にどこかでみた気がするぞ、ってこと、たまにありますよね。デジャブとか既視感というのでしょうか。 寡黙だった親父の過去を知る。それも結構壮絶な。全てをしっているBT21というトラックによって。 かなりの分厚さに怯みましたが、ラストはさすがに一気読みでした。なぜタ...

あれ、これって前にどこかでみた気がするぞ、ってこと、たまにありますよね。デジャブとか既視感というのでしょうか。 寡黙だった親父の過去を知る。それも結構壮絶な。全てをしっているBT21というトラックによって。 かなりの分厚さに怯みましたが、ラストはさすがに一気読みでした。なぜタイトルは、63なのかがわかりませんでしたけど(調べよう)。 「偶然の必然」 ちょっと変わった友人が突然口走って、みんなでバカにした40年も前の記憶。なぜか鮮明なんですよね。若くして亡くなったんですが、デジャブしかり、不思議な事が起こるとこの言葉を思い出します。

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2022/05/07

池井戸潤さんの初期の作品です。 Back to 1963。あるボンネットトラックが引き起こす数々の事件や会社を成長させようとする主人公の父親史郎の生き様や葛藤、そして父親のルーツを探ろうとする息子琢磨がいかにその答えを導き出すかを描いた作品です。 現代と昭和30年代が交互に描...

池井戸潤さんの初期の作品です。 Back to 1963。あるボンネットトラックが引き起こす数々の事件や会社を成長させようとする主人公の父親史郎の生き様や葛藤、そして父親のルーツを探ろうとする息子琢磨がいかにその答えを導き出すかを描いた作品です。 現代と昭和30年代が交互に描かれますが、そこに思考だけがタイムスリップする主人公琢磨と父親史郎の魂の会話が交錯する場面は面白いアイデアだと思います。 元来SF作品は好きなので、もしこのようなことがあってもいいのではと思う派ですが、自身が過去の出来事に絡むことで過去が変わる危険性には触れられていません。 池井戸潤さんの作品でも異彩を放つものだと思いますが、私は引き込まれました。 この著書、2003年6月30日の第1刷発行です。 今から19年ほど前、その時私は何をしていたかな。

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2021/10/20

ずいぶん趣が異なっていて池井戸作品とは違う印象がありました♪ あの「倍返し」やら「タイヤ」やら「ロケット」やら「シューズ」などと異質なミステリー系企業系人間作品みたいな小説ですね。メンタルな患いを2年ほど経た大間木琢磨は亡き父史郎の形見みたいな父の制服を戯れに纏った途端に知らなか...

ずいぶん趣が異なっていて池井戸作品とは違う印象がありました♪ あの「倍返し」やら「タイヤ」やら「ロケット」やら「シューズ」などと異質なミステリー系企業系人間作品みたいな小説ですね。メンタルな患いを2年ほど経た大間木琢磨は亡き父史郎の形見みたいな父の制服を戯れに纏った途端に知らなかった父のリアルな人生を体感して行く!タイトルのBTとはボンネットトラックのことでBT21をキーワードに物語は現在と過去を行き来しつつ父の真実を明らかにして行く。作者の生まれた1963年を連想させるBT63がタイトルの当作品はどなたかが評されていた 従来の作品を上回るとまでは思わないけど、色濃く昭和を醸しながらも緑色のボンネットと銀色のエンブレムを輝かせながら疾走するトラックが目前を走り抜けて行きましたよ♪ 作者30代半ば過ぎの作品なのでした。

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2021/05/02

主人公・大間木琢磨は父の遺品に触れた瞬間、奇妙なタイムスリップを体験する。 呪われたトラックに誘われるまま、過去の世界で亡き父を救おうとする琢磨。 (アマゾンより引用) これ、現代の元嫁さんの件、いる?

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2020/08/24

これで終わり?と思ってしまった。 最後、元嫁がどーなったのかとか色々気になった。中盤まではとても面白かった!

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2018/11/15

BT21号というトラックを媒介にして交錯する親子のSFファンタジー。 第一章 幻惑 第二章 迷路 第三章 秘密 第四章 裏面 第五章 オレンジ便 第六章 猫寅 第七章 鏡子 第八章 包囲網 第九章 後始末 第十章 BT21 第十一章 可奈子 終章 メッセ...

BT21号というトラックを媒介にして交錯する親子のSFファンタジー。 第一章 幻惑 第二章 迷路 第三章 秘密 第四章 裏面 第五章 オレンジ便 第六章 猫寅 第七章 鏡子 第八章 包囲網 第九章 後始末 第十章 BT21 第十一章 可奈子 終章 メッセージ  精神を病み、2年間の闘病生活の末に職も妻も失った大間木琢磨。 実家の押入から出てきた金モールの付いた制服を着たことで、父・史郎の視界を通して、父が働いていた昭和三八年の相馬運送時代にタイムスリップする。 史郎は傾き懸けた会社を何とか立ち直らせようと個人宅配事業に奮闘し、一人の女性とその娘を心から愛する熱血な男だった。 しかし運搬を担うボンネットトラック「BT21号」に関わった運転手はトラブルの末、ことごとく死んでしまう。 琢磨はいままで父のことを堅物と思ってきたが、奮闘する姿を見て感動し、なぜ自分がこのような不思議な体験をするのかの意味を知っていく。 読んだ池井戸作品の中ではちょっと異色な作品。 もう少し短くまとまっててもよかったかな。

Posted byブクログ