アライグマ博士と仲間たち 全3話 の商品レビュー

ベン・ルーシャンバーマン(著者),木島始(訳者),アリス・キャディ(その他)

2024/10/08

アライグマとクロヘビ、ウサギとカエルのお話。洪水に巻き込まれて、みんなで団結していかなくてはならないので、お互いに襲わないという協定を結ぶ。話の筋は面白いのだけど、好きと思えるキャラクターがなくって、入り込めなかった。ダムを作ることを市長に直談判に行くのだけど、自分、私自体が、自然の川を開発してダムを作るのは嫌なので、それを、動物たちがやりたいと思っているところに共感を持てなかった。ダムを作ることが嫌だと思わない人には、また、違った読み方ができるのかもしれない。

2018/10/15

小学生の頃にＳおばさんからもらった本。好きだったな。キツネが体についたノミを追っ払うのに、鼻の先に葉っぱを乗せたままだんだんと河に入っていく。ノミたちは濡れるのが嫌だからどんどん上へと昇っていく。最後の最後には鼻先の葉っぱの上にノミたちが集まり、そこでキツネは河に潜ってノミたちを乗せた葉っぱが流れていく、というところを今でも覚えている。