13ヵ月と13週と13日と満月の夜 の商品レビュー
中学生の時に読んだ本。 アレックス・シアラー好きだったな。 このハラハラするファンタジーが大好きで今でも読んだこと覚えてる。
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意地の悪い魔女にだまされて小学生の女の子が自分の身体をとられ、代わりに老いた魔女の身体になってしまい、、、。 小学生向けかと思うが、途中まで自分も騙されたし、なかなかおもしろかった。 ただ最後のカーリーのドジっぷり?はイライラしたしいらないと思う。
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子どもの頃、図書館で見かけてユニークなそのタイトルが気になり、そこから幾星霜ようやく読めました。 活発な女の子と魔法とくれば心躍る冒険と相場は決まっていますが、どっこい冒険は冒険でもかなり異色。 まず主人公と一緒にメレディスの残酷な境遇に同情したかと思えば、そこからの裏切り。 「計画」が上手くいかないのは古今東西のお約束とはいえ、あの追い込まれ方は胸が痛む。というか魔女、演技うますぎでは?さすが老獪というか、徹底的。 後半の主人公の苦難は、いずれ自分にも訪れると思うと他人事ではないし、自分のおばあちゃんを思い浮かべてもう少し話をゆっくり聞いてあげればと反省。 最期のハッピーエンドに意外性はないけど、ハラハラポイントもしっかりあって盛り上がるし、何より無事でホッとするのが一番だいじ。よかったよ。。 作者のあとがきにはこの物語執筆のきっかけが書かれていてこれがとても興味深いです。「人は見かけじゃない。これはずっと言われてきていることだけど、目新しくないからと言って真実ではないとは限らない」というような言葉が胸に残ります。 大人になってから読む児童書もいいものでした。
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なんでこの本を知ったのか覚えてない。 3回くらい読んだ。 3回とも同じような場所で声を出して笑った。 カリフラワーがなんちゃらってところと 入れ歯がこっちを向いて笑ってる。ってところが好き。 途中で衝撃的な展開があってすっごく面白い本!
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主人公は12歳の女の子。児童文学っぽいけど、子どもの頃に読んでたら眠れなくなりそうなほど魔女の悪意が怖い。全くグロテスクな表現でもないのに、底知れない悪が想像力をかきたてる。 老いの表現もリアルでより一層恐怖を引き立てていた。少しずつ年を取るのではなく、いきなり自分の体が老いた...
主人公は12歳の女の子。児童文学っぽいけど、子どもの頃に読んでたら眠れなくなりそうなほど魔女の悪意が怖い。全くグロテスクな表現でもないのに、底知れない悪が想像力をかきたてる。 老いの表現もリアルでより一層恐怖を引き立てていた。少しずつ年を取るのではなく、いきなり自分の体が老いた体にすり替わる恐怖。大人でも嫌な気分にさせられた。 わかっているつもりでも忘れてしまう、自分もいつか老人になるという事実。当たり前にできたことができなくなってしまうこと。単純に優しくするのではなく、相手を尊重し敬い、意思を汲み取って接することが大事だと思う。
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【久々に五つ星つけちゃった作品】 帯の絶賛コメントを疑ってましたが、それ以上の面白さで一気読み。 疾走感がありすぎて、長いジェットコースターを乗り終えた後のような、ぼーっとした感覚に。 年老いた邪悪な魔女に騙されて体を乗っ取られた少女が、自分の体を取り戻そうと必死になる話。 ただ...
【久々に五つ星つけちゃった作品】 帯の絶賛コメントを疑ってましたが、それ以上の面白さで一気読み。 疾走感がありすぎて、長いジェットコースターを乗り終えた後のような、ぼーっとした感覚に。 年老いた邪悪な魔女に騙されて体を乗っ取られた少女が、自分の体を取り戻そうと必死になる話。 ただのファンタジー、冒険譚にとどまらない、家族愛、友情、勇気、自分の心に正直であることなど、人生で大切にしたいものを思い出させてくれた。 「家というのは、いたいと思う場所、心のすみかだ。もしそこにいたいと思わないのなら、それは家なんかじゃない。」p257 昔読んだ「青空のむこう」も再読しようと思う。読めてよかった!
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イギリスの作品ですが、舞台が異国でもイメージしやすくわかりやすい描写で、このあとどうなるんだろうと、読むのを中断できないワクワク感がある。何より、悪しきは懲らしめられるハッピーエンドがきちんと待っているし、児童文学の良さを再発見した。 ただ、年齢を重ねることに関して、あまりにもネガティブ一辺倒な捉え方しかなかったのは、うーんと思ったし、魔女にいよいよ反撃に打って出る展開以降のチャプターは、もう少しボリュームがあってもいいのではと感じた。前半の丁寧さに比べて多少アンバランスな感じは否めない。 とはいえ全体として面白い作品で、素敵なファンタジーでした。
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序盤はなんだか少し不穏な気配。…?と思っていると魔女の話が始まる。なるほどこういう話かと思いながら読んでいると、突然崖から突き落とされたような展開になり、後半はハラハラドキドキの一気読み。エンタテイメント的なお話で面白いですが、何か深く心に残ったかと言われるとそうでもないかなとい...
序盤はなんだか少し不穏な気配。…?と思っていると魔女の話が始まる。なるほどこういう話かと思いながら読んでいると、突然崖から突き落とされたような展開になり、後半はハラハラドキドキの一気読み。エンタテイメント的なお話で面白いですが、何か深く心に残ったかと言われるとそうでもないかなというのが正直なところです。節々に教訓めいたものを感じてしまったのも、ちょっと…かな。
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若い肉体、今を謳歌する大切さを実感。 老いは必ずやってくることを必ず頭に入れておかなきゃって思った。
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十五夜が近いので月に関する本を探していたとき、題名に惹かれて手に取る。物語の内容は十五夜と関係なかったけれど、魔女と女の子の面白い物語でした。 初めは児童書の物語と侮っていたら、まんまと10章で魔女に騙されました。そこから先は一気読み。 ただ、訳者の後書きには「読者の声」以外の...
十五夜が近いので月に関する本を探していたとき、題名に惹かれて手に取る。物語の内容は十五夜と関係なかったけれど、魔女と女の子の面白い物語でした。 初めは児童書の物語と侮っていたら、まんまと10章で魔女に騙されました。そこから先は一気読み。 ただ、訳者の後書きには「読者の声」以外の内容が読みたかった。
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