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1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2012/03/28

「文章の書き方」『小説の書き方」的な本は数冊読んだけど、この本が一番明快で、実践的で、何よりも著者が誠実な感じがする。 のでおすすめ。僕も小説書けるかなって気になったもん。

Posted byブクログ

2011/08/20

 僕自身、いくつかの小説を書いたことはあるが、今までこのような小説の書き方の本を読んだことは無かった。なので、この本が他の小説の書き方本と比べてどうなのかという事は指摘できない。が、一通り読んでみて、小説を書くための知識がつまっていて有効なのではないかという印象を持った。  この...

 僕自身、いくつかの小説を書いたことはあるが、今までこのような小説の書き方の本を読んだことは無かった。なので、この本が他の小説の書き方本と比べてどうなのかという事は指摘できない。が、一通り読んでみて、小説を書くための知識がつまっていて有効なのではないかという印象を持った。  この本には、こまごまとしたテクニックなども書かれているが、特に実用的だと感じたのは、プロットの立て方の部分。場所・時・人物・出来事・セリフをシーン毎に書いて、そのシーンを並べてプロットを組み立てるという方法が紹介されている。この本を読んでいるだけでは、この実用性がピンと来ないのだが、自分で実際にこの方法でプロットを組み立ててみるとこの有効性がわかる。今まで僕は、出来事の箇条書きでプロットを組み立てていたのだが、場所・時・人物・セリフなどを明示することでプロットが非常に組み立てやすくなる。小説の本文中に場所や時を示さないにしても、自分の中で整理しやすくなると言うことがわかる。また登場人物をシーン毎に整理することで、人物をその場面で行動させるイメージを作りやすくなる。また、同じ箇所に記載されていた人物のイメージ作りの方法も参考になる。登場人物のイメージを作るために、100の質問をその登場人物にぶつけてみるというもの、小説の本文中に示さないにしても、その人物の好きな食べ物などを決めている方が、そのキャラクタ像をイメージしやすくなる。  その他に、視点について触れられている部分もあって興味深かった。これは、小説を一人称で書くか、三人称で書くかという問題。この本では、主に視点が混在するとわかりにくくなると言う点が指摘されている。最終的には、その小説にどちらの視点が適しているかという事で判断する問題ではある。が、この視点が異なるだけで小説の印象は大きく変わる。  その他にも、いろいろと興味を持った部分は多いが、小説を書くということは中々奥が深くて面白いことなのだなと言う事を再確認できたような気がする。

Posted byブクログ

2011/04/12

初めての人にはとても良いと思います。 ただ文章が…うん、このノリは合わない人も多いだろうなぁ(笑 内容はとても初歩的ですが基本をきっちりと抑え 他の本ではあいまいな「やり方」なんかも 懇切丁寧に説明されています。おすすめ。 ただ、出来れば分冊して、テキスト部分と説明部分みたい...

初めての人にはとても良いと思います。 ただ文章が…うん、このノリは合わない人も多いだろうなぁ(笑 内容はとても初歩的ですが基本をきっちりと抑え 他の本ではあいまいな「やり方」なんかも 懇切丁寧に説明されています。おすすめ。 ただ、出来れば分冊して、テキスト部分と説明部分みたいにしてほしいと思いました。 例文を読ませた後に、ここはこういう風にした方がよい、とのちのページで説明しているので、何度も例文と説明の間を行ったり来たりするのが億劫です。 ただ、きちんとテキストとして用いれば、確実に基礎は身につくと感じました。 また、色々な本のタイトルや作家を出してくれるので 守備範囲以外の本も読むきっかけになりました。 最初の方の図とか、簡易過ぎて、存在している意味がわかりませんでしたが…(いや、読みやすく、わかりやすくするためなのでしょうけれど!

Posted byブクログ

2010/09/24

 小説を書くための入門書ではあります。しかし、本書を読むと、小説の「読み方」も変わるでしょう。ひとつひとつの文・表現や、全体の構成など、ストーリーを追うだけではない読み方ができるようになる(少なくともそのためのきっかけをくれる)一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/07

書くとき主観。読み直すとき客観。ポイントをしぼれ。これが二大言いたいこと、だそう。 体の動きを書いて、心の動きを表現する。 現実らしさ、本当らしさが、小説の「リアル」。 小説は「文芸」、文章の芸の一ジャンル。 ”なあなあ”ではダメ。読者に伝わる文を。 読み手を後ろへ後ろへひきずり...

書くとき主観。読み直すとき客観。ポイントをしぼれ。これが二大言いたいこと、だそう。 体の動きを書いて、心の動きを表現する。 現実らしさ、本当らしさが、小説の「リアル」。 小説は「文芸」、文章の芸の一ジャンル。 ”なあなあ”ではダメ。読者に伝わる文を。 読み手を後ろへ後ろへひきずりこむ。(謎や「えっ?」を作って) 自分のことを書いていても、「誰にも思い当たるフシ」を書くことで、「読者みんなの小説」になる。 三題噺 題材を三つで小説を書いてみる それを2パターン考える!(これって長編を書くときにも必要だ☆) 構想 → ハコガキ → プロット (箱書きとプロットの順番が逆だったよ!!!) 何かのきっかけから回想が始まる(桜湯の香りとか) (観客の)初心忘るべからず 読者へ親切・丁寧に書け。 書こうとしている物語は作者の頭にしかない。読者へ分かるように。 書き出しには「謎」を。 ユーモアを忘れるな。 ラストは「ストン」か「余韻」  余韻?時間・運動の継続を描写  余韻?空間の広がりを強調 5枚から始めよう 小説は5枚の固まりの積み重ね 1シーンがだいたい5枚だから。 30枚なら6〜8シーン 100枚なら20シーン前後 5枚×4(起承転結) ≒ 30枚 30枚×4 ≒ 100枚 100枚×4 ≒ 300枚 「切実さ」を書け。 五感を書け。何が見えるか・聞こえるか・匂うか・味は?空気の肌触りは? 常にメモをとれ。 一年一回一冊。ある本を一年に一回読み直してみることで(線をひいたりメモしたり)、自分の変化に気付く。

Posted byブクログ

2009/10/04

いままで読んだ「小説の書き方本」の中でナンバーワン。 書き方本は性質上、どうしても上から目線になってしまうんだけど、これは「書き方のコツをお伝えします、だから面白い物語を書いてお返ししてくださいね」というスタンスなので、素直に期待に答えたいと思わされる。 モチベーションを上げるに...

いままで読んだ「小説の書き方本」の中でナンバーワン。 書き方本は性質上、どうしても上から目線になってしまうんだけど、これは「書き方のコツをお伝えします、だから面白い物語を書いてお返ししてくださいね」というスタンスなので、素直に期待に答えたいと思わされる。 モチベーションを上げるにはもってこいの一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/07

小説には2つしかない。   身に詰まされる→シリアス、我を忘れる→エンタテインメント 「心の動き」を書いて「体の動き」を伝える、「体の動き」を書いて「心の動き」を伝える 小説とは、愛と憎しみの間を行ったり来たり、心の動きと体の動きを行ったり来たり、自己と他者、個人と社会の間を行っ...

小説には2つしかない。   身に詰まされる→シリアス、我を忘れる→エンタテインメント 「心の動き」を書いて「体の動き」を伝える、「体の動き」を書いて「心の動き」を伝える 小説とは、愛と憎しみの間を行ったり来たり、心の動きと体の動きを行ったり来たり、自己と他者、個人と社会の間を行ったり来たりするもの 小説とは何か?それは「問い」である。 プロット思考。決めセリフ 視点 どこにカメラがあるか 一人称、二人称、三人称 ラスト ストン     余韻の漂わせ方    1.時間・運動の継続を述べる     2.空間の広がりを強調する     広いよーとダイレクトに伝える 狭さ・小ささを強調する

Posted byブクログ

2009/10/04

水色の表紙に鮮やかな黄緑色の帯。その色合いが気に入って買ってしまいました(笑) 勿論、内容は初級編ということで大変解かりやすくなっています。参考書の一つにどうぞ。

Posted byブクログ