1,800円以上の注文で送料無料

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/02/18

 小説を書いてみたいと思い手に取りましたが途中で挫折しました。  小説好きな人が小説について語っている本で熱量についていけなかった。あと感覚的な問題なのか例えがいまいちしっくりこない。 

Posted byブクログ

2021/07/23

クイズノックのYouTubeで伊沢さんが速読クイズで使っていたので読みました。 ふくらPが課題図書に推薦するだけあって、感覚的に書かれがちな小説メソッドを、図や理論を用いてロジカルに説明しようとしており、読みやすかったです。

Posted byブクログ

2020/08/27

琉球大学附属図書館OPAC http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62382078

Posted byブクログ

2020/05/28

小説執筆の仕方がわからない、途中で行き詰まってしまう。 そんな時に手に取りたい一冊。 例題をもとに解説されるのでとてもわかりやすいです。手直しした後の文章がガラリと良くなるので読んでいて軽い興奮を覚えます。 推敲の姿勢の話や、ハコガキでのプロットの組み方は特に参考になりました。

Posted byブクログ

2020/04/23

小説を書くための基礎が、7つの章に分けて書かれた本。 小説とは何かから始まり、何を書いたらいいのか、それについてどう書いたらいいのかや、プロットの作り方についても書いてある。本当に初心者向けの本で、入門書として適していると思う。

Posted byブクログ

2019/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

斜め読みだけど心構え的なものが中心という印象。本当に初めて小説を書くため本を読む、という人にはいいのかもしれない。 小説とはの話題から始まり、文体や推敲の方法、人称の話には言及してるけど、5日目のプロット作成までゼロから作品を書くための実践的なことには触れてなかったように思う。それもいきなり、ハコガキから取り組むのは結構ハードルが高いようにも思った。とはいえハコガキと、書きたいことを俯瞰するという重要性を改めて知れたように思う。 これを読み終えてより物語の構成を突っ込んで知りたくなったら、シド・フィールドの脚本術を読むといいのかも。

Posted byブクログ

2017/06/04

意志と技術が必要。 書き手が自分に対して嘘をつかないこと。小説の中で嘘をつくと読み手にはかんたんにバレる。 何が必要とされているか、シュミレーションする。 身につまされる、我を忘れる、この2つが必要。 起承転結=シンデレラの物語。幸福度のグラフ。 あらゆる表現は模倣から始ま...

意志と技術が必要。 書き手が自分に対して嘘をつかないこと。小説の中で嘘をつくと読み手にはかんたんにバレる。 何が必要とされているか、シュミレーションする。 身につまされる、我を忘れる、この2つが必要。 起承転結=シンデレラの物語。幸福度のグラフ。 あらゆる表現は模倣から始まる。模写を恐れてはならない。模写しても個性を失わない。まるごと写す。筆写。 飾りの言葉=副詞・形容詞、慣用句、自分なりの例え 小道具、背景、天気、周りの様子、は読み手に印象づけるために使う。 短編小説に無駄はない。ムダを書いている暇はない。すべて必要な言葉。 ストーリー限界説=千夜一夜物語のあたりから言われたが未だに新しいストーリーが出て来る。 同じようなストーリーでもヒネリを入れると新しいものになる。 書く時間は1、直す時間は10、最低でも3~5。 不要な文字を削る、足す、言い換える、移動する。 しつこさ、くどさを避けること。読者は読み続けてくれない。 書くときは主観、読み直すときは客観。 他人の目で読み直す。そのためには、時間をあける、声に出して読む。 ワープロは言葉を削る道具。 語尾の時勢に留意=現在形は臨場感、過去形は普通、だった、だったのだ、は大過去。 「今」はいつなのか、はっきりさせる。 今、今日、今朝、今夜、ここ、この、これ、が出てきたら要注意。まず削除できないか。今、を書き換える。 文章読本(谷崎潤一郎) プロットを作る=あらすじ、設計図。 そのためにはハコガキをつくる=場所、時間、登場人物、出来事、主なセリフ。このメモ用紙を並べ替えてプロットをつくる。 この段階で曖昧な部分を全部詰める。あとで書き直しがなくなる。 季節、時間をはっきりと。それがないと読者は頭のなかに絵をかけない。 ハコガキは、カメラの位置が変わったら、同じ場面でも別物。 視点を考える。一人称、二人称(形の変わった一人称)、三人称=頭越しのカメラと離れたカメラ。2つを混ぜてはいけない=読者は混乱して絵をかけなくなる。 頭越し、は形を変えた一人称に近い。離れたカメラは報道的。書くときにカメラの位置を意識する。 書き出しには「謎」を。 説明をしないで、模写する。説明すると面白みがなくなる。模写して、説明する。 ラストは、ストン、か余韻。刑事コロンボ、落語はストン。 時間、運動の広がりを述べる。空間の広がりを強調する。これが余韻。 必ずしも全部を文字にしなくても良い。 一年に一冊、読み返す本を見つける。 2000字5枚を単位にする。それを4倍にすれば短編小説。 毎日決まった時間、机に向かう。作家は浪人生のよう。ルーチンをこなす。 小説を書くことを生きること、にする。生活の楽しみ、にする。

Posted byブクログ

2015/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書き手が自分の本心に対して嘘をつくと、すぐ読者にばれる。 何を書くか ・自分が最も関心のあること、最も重大な問題だと考えていることをテーマ(題材)に選ぶ。 身につまされる:書き手の切実さが読み手に伝わる。読み手が小説に共感する。 我を忘れる:読み手の切実さに書き手が応える。 名作は身につまされるし、我を忘れる。 柱は人、キャラクター。柱と柱をつなげる梁は、ストーリー。これであらすじという家ができた。家の内側には、テーマがある。「書き手である自分はキャラとストーリーを作って、こんなことを考えました。それに対してあなたはどう思いますか?」という問いかけが、小説である。 ・小道具の役割は、登場人物の役割をはっきりさせること。 ・背景、風景、天気、時刻、季節、部屋の様子、アクセサリー、乗り物、武器、これらすべて小道具である。 ・文章の中に入って感じる。登場人物になりきって、何が起きているか把握する。すると、小説に五感が入る。 小説で無駄を書いている暇はない。自分とじゃれあわない。作品に必要なことだけ書く。 時制 現在形:臨場感 過去形:基本 大過去:だった。のだった。(過去形よりはるか以前の出来事を述べる際に用いる) 過去形の文章で「今」はなるべく使わない。いつかわからなくなるから。 今:その時 今日:その日 今朝:その朝 今夜:その夜 ここ:そこ この:その これ:それ 昨日:前日 昨夜:前夜 明日:翌日 「今」がいつか混乱しない最強の方法は、今がいつか常に意識すること! 手品の種明かしは、僅かでも後の方へ。 書き手のイメージは、言葉にしないと読み手には伝わらない。「花」と書いたら、どんな花か書かないと読み手にはイメージが伝わらない。 原因と結果の連鎖がプロット。プロットとは、ストーリーの因果関係、前後関係をはっきりさせるもの。 シーンの箱書き 時間 場所 人物 出来事 主なセリフ ミステリーはラストまでに「正しいヒント」を全て提示する。読み手へのフェアプレイ。ただし、間違ったヒントも必ず混ぜる。どれが正しいヒントなのか考え、迷うのが、ミステリーを読む楽しみだから。 ストーリーありきの人:ふさわしい場所、人物を考える キャラクターありきの人:ふさわしい場所を考える。そこにいくためには何が必要か。 シーンありきの人:そのシーンに最もふさわしい(逆にもっともふさわしくない)人物を考える。その人ならどう行動するか考える。前後を作る。 決め台詞・アクションありきの人:キャラクターありきの人と同じ。 シーンは、カメラの位置が変わると変わる。映画のカメラの置き場所が変わる時に、シーンも変わる。 伏線は、偶然に偶然が重なることを避けるために用意する。作者に都合よい偶然が重なり過ぎると、読み手は作り物だと思う。 クライマックスはそんな大事じゃない。小説の成否を分けるポイントは、クライマックス以外にある。そこを見極めるためにハコ書きがある。 三人称には二種類ある。 頭越しのカメラ:有る一人の人物の頭の後ろに常にある場合。(他人の心の中には入れない。主人公以外の場所は映せない) 「AはBから林檎を渡された」 離れたカメラ:人物から離れた位置にあるカメラ(色々動かせる) 「AはBから林檎を受け取った」 「BはAに林檎を渡した」 どちらを選ぶかは、題材が決める。 カメラの位置に迷ったら、どこからその話を見ているか、意識すればよい。 説明と描写の違い 彼は短期だ:説明 彼は舌打ちして、ケータイを放り投げた:描写 地と会話の文は、7対3がベスト。 ラストはストン(冒頭からそこまでの総てが一つの文に)と落とすか、余韻(空間の広がり、時間の継続性)を残す。 枚数は題材を決めた時に決まる。 1シーンが5枚なら、30枚は6~8シーン。 100枚は20シーン前後が目安。

Posted byブクログ

2014/04/10

この手の本が初めてならオススメ。具体例が多く、読みやすい文章。初めてでなければオススメしない。他で書いてあることばかり。

Posted byブクログ

2012/08/12

概要 すばる文学賞を受賞したこともある作家である著者が,『「小説を書きたい!」と願うアナタの気持ちに応える,徹底した「技術の書」』を目指して書かれた「小説の書き方」の本。 感想 本書は,著者が「はじめに」で断言しているような徹底した「技術の書」とは思えなかった。私は,「小説の書...

概要 すばる文学賞を受賞したこともある作家である著者が,『「小説を書きたい!」と願うアナタの気持ちに応える,徹底した「技術の書」』を目指して書かれた「小説の書き方」の本。 感想 本書は,著者が「はじめに」で断言しているような徹底した「技術の書」とは思えなかった。私は,「小説の書き方」の本をほとんど読んだことがなく,読んだのはわずかに大塚英志の「物語の体操」「キャラクター小説の作り方」ぐらいである。だから,その他の「小説の書き方」の本と比較することはできないので,もしかしたら,類書の中では実践的で技術指南の色合いが強いのかもしれない。しかし,プロット作りよりも先に添削・リライトのやり方を教えるのは,実際の小説作りの作業工程としては,順番があべこべなのではないだろうか。また,主題,題材,ストーリー,プロット,視点などの基礎的な用語について,もっとしっかり解説してほしかった。 ないものねだりをしても仕方がないけれど,オーソドックスな小説作りの流れを具体例に沿って解説しつつ,随所で基礎的な用語をしっかり解説してくれる本の方が,より実践的で「技術の書」と言えると思う。 それから,著者の文章がやたら冗長なのが気になる。「技術の書」で何度も見直すことを前提としているのであるなら,簡潔な文章にして,ボリュームを減らさないと,ただでさえ索引がないのだから,見直すにも一苦労である。 レビューとは良い点と悪い点の両方を書くものだという著者の意見に従って,本書の良い点をあげる。それは,プロット・ハコガキを作るという物語を作るうえで大切な部分について,100頁以上を割いて丁寧に説明している点である。

Posted byブクログ