京友禅の秘密 の商品レビュー
密室での自殺、ダイイ…
密室での自殺、ダイイングメッセージとミステリ好きには王道といえる設定の表題作。キャサリンが活躍する五作品。
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あんまりこの作者さんの推理小説を読んだことがなかったんですが、こちらはどうやらシリーズものの何作目か。 キャサリンという日本びいきのアメリカ人ライターが日本にやってきて、浜口一郎という大学生と共に、行った先で起きた事件を解決する、というもの。 今回のキャサリンの滞在時間中に解決した事件は5つ。 自分から首をつっこんでしまったものから、目の前で起きちゃって、仕方なく……のものまでいろいろあったと思いますが、まあ、全体的に一般的なほんの厚さに5作品も入っているぐらいなので、まあスピード解決。 いいんだか、悪いんだかわかりませんが、「ミステリー」と呼ばれるジャンルに求められるような重厚感はありません。 さらっと読んでさらっと終わると作品だなあ……と思いました。ぜひ、通勤のお供に笑 そういう本がお好きな方にはオススメします。 さくっと読んでさっさと気持ち切り替えるのにはいい本だと思います。
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本書に収録している5つの話は、悲しい物語が多いかもしれない。 事件が解決しても、必ずしも幸せになるとは限らない。 そんな悩みを抱えることも、探偵小説の1つの種類なのだろう。 キャサリン と 一郎 の物語は、たんたんと進むが、 まわりの事件は、七転八倒とでもいおうか。 解説に 都筑道夫の キリオンストレイの生活と推理 仁木悦子の 猫は知っていた と並び賞せられている。 両著とも読んだ事が無いので,一度読んでみようと思いました。
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5つの短編集。 この短い間によくも事件が解決するな、と ある意味感心でした。 やはり短い文、事件のトリックは説明されると分かりやすいです。 図がついているものもありましたし。 一番印象に残っているのは、題名の京友禅。 そんな事ができるのか! と思いましたけど 考えて作っているわ...
5つの短編集。 この短い間によくも事件が解決するな、と ある意味感心でした。 やはり短い文、事件のトリックは説明されると分かりやすいです。 図がついているものもありましたし。 一番印象に残っているのは、題名の京友禅。 そんな事ができるのか! と思いましたけど 考えて作っているわけですから、それくらい出来るはずです。 着目点が違うな~と、関心しました。 ミステリー作家ってやはり凄いですね。
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【短編集】 京友禅の秘密 哲学の小径の少女 謎の新聞広告 エアロビクスは死の匂い 十条家の惨劇
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