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女流作家 の商品レビュー

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気性の激しさと、華や…

気性の激しさと、華やかな人気で「ミステリーの女王」と呼ばれた女流作家、山村美沙の真実の姿を描く。『週刊朝日』1999年4月2日号から2000年2月25日号までに掲載されたものを収録。

文庫OFF

2011/08/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

流行作家というのは怖い。 山村美紗と西村京太郎の関係を告白するような本を、小説として書いてしまう。 おまけに出版社との関係や、京都の舞妓の旦那になる仕組みや、 京都の文化についても露吐している。 山村美紗が書きそうな小説を、西村京太郎が書いている。 西村京太郎が山村美紗にささげる小説であることはわかる。 最後の32歳の写真という題材があるが、 朝日新聞社から出た版には、山村美紗が32歳の沖縄での写真がある。 女性の読者はどう思うかわからないが、 主人公の感情の変化も山村美紗らしい。 旅行ものと京都ものの分担の必要がなくなった今、 西村京太郎が京都ものも書き継ぐことができることを示している。 人生と出版界の縮図をあらわしたような本である。

Posted byブクログ