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2011/02/25

さだまさし原作のコミック版。 何度も原作を読んでみようと、ぱらぱらめくってみたのですが、馴染みのない徳島の方言についていけず、断念していました。 このコミックでは、読みやすさを優先させたのか、全く方言は出てこなかったため、するする読めました。 神田のお龍と呼ばれた、美しく勝気な...

さだまさし原作のコミック版。 何度も原作を読んでみようと、ぱらぱらめくってみたのですが、馴染みのない徳島の方言についていけず、断念していました。 このコミックでは、読みやすさを優先させたのか、全く方言は出てこなかったため、するする読めました。 神田のお龍と呼ばれた、美しく勝気な母が余命宣告され、故郷の病院へと通う娘。 なぜ母が、死後の献体を希望したのか、納得できないまま、話は進んでいきます。 この母親がとにかく凛々しくてかっこいい。 周りの人々に敬愛されています。 そんな完璧な母親に臆するように生きてきた娘の心理も、上手に話に載っています。 未婚の母の父親が明らかになったことで、献体の母の意志を汲みとった娘。 阿波踊りに思いを燃焼させる徳島の夏が、眩しく描かれています。 ひどい悪人役はいないながらも、絵空事のような非現実さに陥らないのは、構成力の強さでしょうか。 原作の力が気になったので、方言にひるまず、文章でも、ぜひ読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ