梅安最合傘 新装版 の商品レビュー
20120520 このシリーズは久しぶり。他のシリーズに比べて泥臭い。気分によって読み分けてしまうが終わり方の昇華は一番かもしれない。
Posted by
梅安シリーズ・3 まぁシリーズものですから この梅安さんも ストーリーが繋がってますので 順番に読むことをオススメします♪
Posted by
日頃女のことを生きていてはいけない動物NO.1のように言う梅安(さらにひどい彦次郎)だが、仕掛を見た女を1人例外として生かすことに決める。‘まし’だかららしい。(迷い箸-お行儀悪いからしないように)。どうして十羽一絡げのように定義付けたがるのかよくわからない。組成成分が同じ人間を...
日頃女のことを生きていてはいけない動物NO.1のように言う梅安(さらにひどい彦次郎)だが、仕掛を見た女を1人例外として生かすことに決める。‘まし’だかららしい。(迷い箸-お行儀悪いからしないように)。どうして十羽一絡げのように定義付けたがるのかよくわからない。組成成分が同じ人間を等価交換で作れないように、魂は1人1人違うのに。そうしないと不安なんだろうか…。
Posted by
池波正太郎でもっとも好きな一冊。 ピカレスク小説としても、じっとりと暗い狂気や縋り付くような救済への渇望がたまらなく悪の魅力を際だたせていると思うし、そもそも、ずっしりと重い「男が惚れる男」を描かせたら並ぶもののない池波正太郎の筆による、梅安のどうしようもなく格好良いいこと! ...
池波正太郎でもっとも好きな一冊。 ピカレスク小説としても、じっとりと暗い狂気や縋り付くような救済への渇望がたまらなく悪の魅力を際だたせていると思うし、そもそも、ずっしりと重い「男が惚れる男」を描かせたら並ぶもののない池波正太郎の筆による、梅安のどうしようもなく格好良いいこと! 正直、テレビドラマ版は、緒形拳のドラマ以外は仕掛人のネタを盗用した偽物とさえ言いたい。
Posted by
時には苦しみながら、時には清々しい爽快感を覚えながら、今日も梅安は「生きていてはならない悪人」をその手に掛ける。 その仕事は必殺。 たとえ相手が命の恩人でも、実の妹でも、世の中のため、平和のため…。 そんな理屈を抜きにして、ずずずいと引き込まれる。江戸時代、町人の中で暮らす闇。 ...
時には苦しみながら、時には清々しい爽快感を覚えながら、今日も梅安は「生きていてはならない悪人」をその手に掛ける。 その仕事は必殺。 たとえ相手が命の恩人でも、実の妹でも、世の中のため、平和のため…。 そんな理屈を抜きにして、ずずずいと引き込まれる。江戸時代、町人の中で暮らす闇。 かっこいい。 苦しみながらちょっとした楽しみを見つけながら。生きているから、かっこいい。
Posted by
- 1
- 2