太公望(下) の商品レビュー
上巻はなかなか読み進められなかったんですが、中巻・下巻ともの凄い勢いで読めました。おもしろいです。太公望という人物がわかります。
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面白くて、三巻一気に読みました。 知らない単語が多く、調べながらでしたが…。 ただ、冒頭の地図に記載されていない地名も多く、想定でもいいから載せておいて欲しかったなと思いました。
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従来の太公望像と全く違う視点で描かれている。商王朝に復讐を誓い、苦難の道を歩き続ける望ついに商を倒す。望と仲間のがついに斉の国を造る。
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太公望完結編。下巻は上中とはうって変わってかなり血なまぐさくて太公望自身の性格なんかもどことなく最初と変わってる様な気がする。それがキャラクターが年をとった、と言えるならいいけど、正直違和感。 同時に中国史というか、中国人というか、登場人物の身の変わり方とかその辺がすごすぎてつい...
太公望完結編。下巻は上中とはうって変わってかなり血なまぐさくて太公望自身の性格なんかもどことなく最初と変わってる様な気がする。それがキャラクターが年をとった、と言えるならいいけど、正直違和感。 同時に中国史というか、中国人というか、登場人物の身の変わり方とかその辺がすごすぎてついていけない感じが満載。 と、いいつつも最後の最後迄楽しませてくれるお話だったし、満足。中国史は壮大すぎて難しい(笑)
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登場人物や国が多くて大変だったけど 周召同盟成立など見所あって面白かった! でも武王が殷を制覇したところで満足して、 しばらく読むのをサボってしまったら 最後の方わけわかんなくなってしまった(;´▽`A``
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氏の小説には、白川静氏の本を併読すると、より味わい深いものとなる。羌族について、漢字の面白さについて、中国の古代文化とそれに通ずる現代について、色々と考えさせてくれる。
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古代中国、商王朝の打倒を助けた、太公望の物語。 伝説に彩られたこの人物の生き様が、さまざまな民族を結び合わせた外交家として描かれており、宗教による支配から人の手で開放していく、歴史の過程を見るようでした。 ある意味、商の紂王も宗教支配からの解放者の一人であり、商の側から書かれたと...
古代中国、商王朝の打倒を助けた、太公望の物語。 伝説に彩られたこの人物の生き様が、さまざまな民族を結び合わせた外交家として描かれており、宗教による支配から人の手で開放していく、歴史の過程を見るようでした。 ある意味、商の紂王も宗教支配からの解放者の一人であり、商の側から書かれたという作品も読んでみたくなりました。
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中国という国が好きか、と言われると、よくわからないです。正直なところ。 でも、三国志とか、水滸伝とか、この「太公望」なんかを読んでいると、日本という土壌では醸成されるはずのない、スケールの大きい物語観というものが確実に存在していて、それは私にとってとても大きな魅力です。 紀...
中国という国が好きか、と言われると、よくわからないです。正直なところ。 でも、三国志とか、水滸伝とか、この「太公望」なんかを読んでいると、日本という土壌では醸成されるはずのない、スケールの大きい物語観というものが確実に存在していて、それは私にとってとても大きな魅力です。 紀元前11世紀、周という巨大な国が中華の中心を治めていた。 少年、望(ぼう)のいる呂族が周に襲われる。 戦火の中で望は年端もいかない少年少女たちを引き連れ脱出。 呂族は滅亡の憂目に逢い、望をはじめ脱出した子どもたちの、苦難の旅が始まる。 のちの太公、呂望が死地を越え、周人以外を人と思わぬ周王朝の打倒を目指して活躍する物語です。 この望、という人が、頭が良くて、馬術、剣術にも長けていて、まあ非常にかっこよく描かれています。 少年時代に、いろいろな族の長や王朝の要となる人物などに「見所あり」と目をつけられるわけですが、断り続けるあたりもまたかっこいい。 もちろん、脚色たっぷりで事実そのものとはいきませんが、確かにこの地球上にこの人物が実在していたんだ、と思うと、ちょっと感動です。 大人になってからがちょっとつまらないのが残念。 前半の素晴らしさは文句なし、なだけに。 宮城谷さんは、中国の物語をいろいろ書いている人です。いつかほかのも読んでみよう。
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0107 何度読んでも大好きです。 大きなことをする人はやはり特別なんだなと思います。 人の上に立つ人に是非読んでもらいたい作品。(しょうもない上司とかにね…。)
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中国伝説上最高の英雄。列仙伝の紹介から、私も、年とつた(70さい~80さい)人を想像していたが、宮城谷さんは、みごとに青年呂尚を描き出された。私にとつてまつたく,新しい太公望であり、こんなにおもしろい中国小説は、久しぶりだ。
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