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太公望(上) の商品レビュー

4.3

53件のお客様レビュー

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2020/07/05

太公望全3巻の上巻 商への復讐を胸に近い、様々な困難に立ち向かいながら心身ともに成長していく望の生き方は、とても惹かれるものがあります。 冷静沈着に物事を広く見据えることの出来る太公望の目線で語られる物語。物語の展開も面白いですが、望の生き方からも目が離せません。 先の展開が...

太公望全3巻の上巻 商への復讐を胸に近い、様々な困難に立ち向かいながら心身ともに成長していく望の生き方は、とても惹かれるものがあります。 冷静沈着に物事を広く見据えることの出来る太公望の目線で語られる物語。物語の展開も面白いですが、望の生き方からも目が離せません。 先の展開が楽しみです

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2018/11/14

宮城谷氏の著作はもともと気になっていたのだが、実際の読むのは初めて。太公望は、マンガ『封神演義』でもおなじみの人物。神話性のある人物だが、この作品の中では、一人の人間として描かれている。 上巻では、望の所属する姜族の集団が商王朝の受王(紂王)に襲われ、壊滅。望は数名の少年達と一人...

宮城谷氏の著作はもともと気になっていたのだが、実際の読むのは初めて。太公望は、マンガ『封神演義』でもおなじみの人物。神話性のある人物だが、この作品の中では、一人の人間として描かれている。 上巻では、望の所属する姜族の集団が商王朝の受王(紂王)に襲われ、壊滅。望は数名の少年達と一人の少女を連れて草原を彷徨うことに。「紂王を殺す」という強い思いを秘めて。 上巻では中国辺境地の古代の様子がよく描かれている。鬼方や、土方といった異民族。商から北方の支配を任された箕子など多彩な人物が登場する。

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2018/01/29

史実を元に作っているものの、登場人物の心理描写など見事であっという間にのめり込んでしまいました。 ただ途中歴史解説が挟まってくるため物語が寸断され残念。 遊牧民の童子だった太公望が鬼公や箕子など上の人にどのように取り入っていったのかもとても勉強になる。

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2017/11/01

少年ジャンプで連載していた封神演義の知識しか持ち合わせておりませんが読んで見たいなぁと思い手に取りました。 仙人や宝貝とか特殊能力バトルが始まると思いきや意外と現実路線! 波乱万丈の前半と恵まれた出逢いにより積み上げられる能力とコネクション! 中巻が楽しみです!! 最初長いか...

少年ジャンプで連載していた封神演義の知識しか持ち合わせておりませんが読んで見たいなぁと思い手に取りました。 仙人や宝貝とか特殊能力バトルが始まると思いきや意外と現実路線! 波乱万丈の前半と恵まれた出逢いにより積み上げられる能力とコネクション! 中巻が楽しみです!! 最初長いかなぁと思いましたが上巻が終わってみると、同じボリュームがあと二冊!!とワクワクします! 中国の殷末期!紂王が即位の前に人狩りと称し遊牧民族の羌族を襲う! 一族の殆どが囚われ族長等主だった者は殺されるが、主人公の太公望は運良くその難を逃れ、羌族の少年少女五人を引き連れ北の果てにある街を目指す・・・

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2017/08/04

太公望ってかなり昔の人物であるため、残っている情報は少ないと思うんだけど、その残された事実を上手く活用して、よくもまぁ、ここまで豊潤な物語をくみ上げているなぁ、という印象。この方の書いている物語は読んでいると無類に面白いんだよね。良い意味での勢いがあるというか。ただ、今作は登場人...

太公望ってかなり昔の人物であるため、残っている情報は少ないと思うんだけど、その残された事実を上手く活用して、よくもまぁ、ここまで豊潤な物語をくみ上げているなぁ、という印象。この方の書いている物語は読んでいると無類に面白いんだよね。良い意味での勢いがあるというか。ただ、今作は登場人物が多すぎる傾向があり、しかも漢字一文字(かつ読み方も独特)と来ているので、なかなか登場人物が頭に入ってこないんだよなぁ。まぁ、中巻・下巻も楽しみながら読み進めたい。

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2015/08/21

太公望の青年時代を描く上巻。 一族を商によって殺された望は、商王を倒すという復讐心を持ちながら各地を放浪。 しかしその旅の中で、商という国の絶対的な力に触れ、ときどき不安になりつつも、なんとか折れずに精神的に成長していきます。 一応歴史小説なのですが、冒険記のような感じもあっ...

太公望の青年時代を描く上巻。 一族を商によって殺された望は、商王を倒すという復讐心を持ちながら各地を放浪。 しかしその旅の中で、商という国の絶対的な力に触れ、ときどき不安になりつつも、なんとか折れずに精神的に成長していきます。 一応歴史小説なのですが、冒険記のような感じもあって、熱いシーンが多々ありました。 それにしてもまだ若造であるはずの望の能力に、偉いおじさんたちが次々と引き込まれていくところは、非現実的ではあるけれど、太公望の最強っぷりがよく現れていて、いいと思いました。 ここから望がどうやって商との因縁を晴らしていくのか、非常に楽しみです。

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2013/06/27

初めて読んだ宮城谷さんの作品。 ストーリーに引き込まれるし、所々に出てくる人生訓が心に響きました。 中・下とどのように続いていくのか楽しみ!

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2013/06/14

高2のときに図書館で借りて読んで以来、13年ぶりに再読。 『封神演義』と違って、仙人は出てきません! が、面白い!歴史が動いてます。

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2011/10/15

太公望 (文春文庫) 全3巻  中国王朝の殷の時代。太公望が周と一緒になって商の邦を滅ぼしていく。スケールも大きく旅と冒険の連続であっと言う間に読破できる本です。

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2011/06/26

言わずもがな、の太公望。名前だけ有名でどんな人で何した人か知らない人が多い気がする。(ジャンプで連載してた封神演技の影響な気がする。。) 上巻は一族を滅ぼされた望がその異才を発揮しはじめるとこまで。 有名な人だしストーリーの展開も華やかなので飽きない展開でスラスラと世界に入り込め...

言わずもがな、の太公望。名前だけ有名でどんな人で何した人か知らない人が多い気がする。(ジャンプで連載してた封神演技の影響な気がする。。) 上巻は一族を滅ぼされた望がその異才を発揮しはじめるとこまで。 有名な人だしストーリーの展開も華やかなので飽きない展開でスラスラと世界に入り込める。宮城谷さんの文体も雰囲気にあっていて好き。 まさに「小説読んでる!」という充実感があるので満足。

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