1,800円以上の注文で送料無料

曹操(上) の商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/06/19

いつまでたっても黄巾の乱が始まらなくて、どこまで描かれるのか不安だったけど、上下巻でちゃんと曹操が死ぬまで描いてた。 戦よりも曹操の家族親族についての描写が多く、下巻では跡取り問題で苦心する姿も。蒼天航路で飲んだくれていた曹植の裏には、こんなストーリーがあったのかと感心した。他に...

いつまでたっても黄巾の乱が始まらなくて、どこまで描かれるのか不安だったけど、上下巻でちゃんと曹操が死ぬまで描いてた。 戦よりも曹操の家族親族についての描写が多く、下巻では跡取り問題で苦心する姿も。蒼天航路で飲んだくれていた曹植の裏には、こんなストーリーがあったのかと感心した。他にも、蒼天航路を補完するようなエピソードが多くあって興味深かった。 そして曹操の関羽Loveはしっかり描かれている。

Posted byブクログ

2012/06/16

上下巻 陳舜臣の三国志もの、「諸葛孔明」を読んだのは中学生のときか? 「諸葛孔明」は、兄・諸葛謹との関係性について特に重点をおいた作品だったが、「曹操」も父、息子の丕、植、そして従姉妹の紅珠といった身内との関係性を重点的に描かれている。 曹操の合理性を尊ぶ人間性も垣間見えるが...

上下巻 陳舜臣の三国志もの、「諸葛孔明」を読んだのは中学生のときか? 「諸葛孔明」は、兄・諸葛謹との関係性について特に重点をおいた作品だったが、「曹操」も父、息子の丕、植、そして従姉妹の紅珠といった身内との関係性を重点的に描かれている。 曹操の合理性を尊ぶ人間性も垣間見えるが、陶謙、孔融に対して発露した残忍性のようなものがどのように生まれたのか、曹操という人物像がいまひとつ、自分の中で像を結んでいない感があるままに読了。

Posted byブクログ

2012/04/11

この本は下巻から読んで、上巻を読むのが待ち遠しかったけど、下巻のほうが面白かった気がする。 普通のおじさん的な曹操だった。

Posted byブクログ

2011/08/30

袁昭と曹操は古くからの知り合いだったんだねー。 へーへー。 曹操、地盤あったからの飛躍なんだね!

Posted byブクログ

2011/02/15

乱世の英雄、その躍進に至るまでの道。冷酷無比なイメージの強い曹操に、人間味という肉付けが出来る良書。彼の素顔を垣間見れる。ただ、時代描写が過多に感じる。三国志好き向けと言える。

Posted byブクログ

2009/10/04

『秘本三国志』の著者・陳舜臣先生が、曹操の生涯を描いた傑作。子の曹丕や曹植らとの関係など、曹操一族にまつわるエピソードも豊富に取り上げられている。「人間」曹操の姿をぜひ読んでみて欲しい。

Posted byブクログ

2009/10/04

三国、魏の武帝こと曹操の一生を描いた物語です。 三国志ファン、そして曹操ファンの方にはおすすめです。 ラストの曹操が死ぬ場面では思わず涙ぐみました。

Posted byブクログ

2009/10/07

私の勝手な思いこみだが、世の中は何年かの周期で三国志ブームが起こっている気がする。最近では赤壁の戦いを描いたジョン・ウー監督の「レッド・クリフ」によって、再び三国志が注目されている(と思う)。私もそのブームに便乗しようと、本棚から古い本を引っ張り出した。それが、上下巻の「曹操」だ...

私の勝手な思いこみだが、世の中は何年かの周期で三国志ブームが起こっている気がする。最近では赤壁の戦いを描いたジョン・ウー監督の「レッド・クリフ」によって、再び三国志が注目されている(と思う)。私もそのブームに便乗しようと、本棚から古い本を引っ張り出した。それが、上下巻の「曹操」だ。 三国志の英雄、曹操を主人公とした小説だが、描かれているのは英雄たちが戦いに明け暮れる世間一般の三国志の世界ではない。主人公曹操の行動は曹一族の長として、魏の建国者としてがメイン。赤壁の戦いなんてほんの数ページだ。 考えてみると、曹操という人間は400年間も続いた中国の漢王朝を乗っ取り、新しい国、魏を作ってしまったのだ。400年といえば、江戸幕府よりも長い。その江戸幕府を終わらせるために、明治維新では多くの志士たちがそれぞれの役割を担っていた。しかし、曹操はそうしたことを一人でやってのけたのだ。劉備、孫権らとの駆け引きよりも、その点についてもっと評価されるべきだろう。

Posted byブクログ

2010/06/07

演義では悪者にしか見えない…というか、書かれてない曹操が主人公の本。 劉備に肩入れしている人には手が出しにくいタイトルですが…。 タイトルどおり、曹操主点の話なので三国志演義では見えなかった曹操の一面がよく見えて、とても新鮮で面白かったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

血なまぐさい三国時代、曹操の次の世など、 とても興味深く、 それまで蜀派だったけれど、俄然、曹操の人を見る目に惹きつけられた。

Posted byブクログ