曹操(上) の商品レビュー
三国志曹操の話。戦の…
三国志曹操の話。戦の話はあまりないのですが、曹操の人脈、運などとても楽しく読めます。
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後漢末、「清平の姦賊…
後漢末、「清平の姦賊、乱世の英雄」と評された曹操の物語。私は三国志の中で、彼が一番好きです。彼こそ本当の英雄、政治家としても素晴らしかったと思います。この本の中では少年期~青年期が良いですね。とても生き生きとした曹操が描かれています。三国志を知らない人にも読みやすくて楽しめる本だ...
後漢末、「清平の姦賊、乱世の英雄」と評された曹操の物語。私は三国志の中で、彼が一番好きです。彼こそ本当の英雄、政治家としても素晴らしかったと思います。この本の中では少年期~青年期が良いですね。とても生き生きとした曹操が描かれています。三国志を知らない人にも読みやすくて楽しめる本だと思いますが、やはり三国志を知っている方がさらに楽しめるかと思います。合戦シーンはほとんどありませんが、それでもかなりの満足感。曹操ファンなら読んで損はしないはず!
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まずまず、といったと…
まずまず、といったところか。宗教的な部分に注目した書き方はなかなか良い。
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んー、面白いには面白…
んー、面白いには面白いけど、ちょっとイマイチ。狡猾さとや悪辣さと、正義感を兼ね備えたような、そんな雰囲気がほしかったかな、と。主人公を欠点のない理想を追求する人間、敵側を無能で小心とだけしか書かない人間描写もへったくれもない歴史物よりかは良いとは思いますが。
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三国志の悪役・曹操が…
三国志の悪役・曹操が主人公。一般的な悪役としての曹操像しか知らない人には良いのではないでしょうか。
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陳舜臣先生の「秘本三国志」も曹操にフォーカスして書かれていましたが、この本はタイトルからして私の推し「曹操」! やっと手に取ることができました。サブタイトルに「魏の曹一族」とあるように、後漢末の時代を生き抜いたイコール勝ち残った一家の中心としての曹操が語られているな、と感じます。...
陳舜臣先生の「秘本三国志」も曹操にフォーカスして書かれていましたが、この本はタイトルからして私の推し「曹操」! やっと手に取ることができました。サブタイトルに「魏の曹一族」とあるように、後漢末の時代を生き抜いたイコール勝ち残った一家の中心としての曹操が語られているな、と感じます。一家のことだから、戦記物では表立つことが少ない女性たち、特に曹操の従姉妹・紅珠が生き生きとしています。
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三国志演義からは少し距離がある作品で、これを読んで改めて三国志演義のお話としての完成度の高さを思わされた。曹操主人公で言うと蒼天航路の方が個人的には好み。
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ほとんどの人の曹操像は、吉川英治の三国志(原作は、三国志演義)から作られていると思う。吉川三国志は小説としては面白いのだが、書にも、詩にも、政策にも、学識にも、戦略にも超一流の能力を発揮した曹操を劉備の圧倒的な敵役として描いているため単調な感は否めない。それと比較すると、陳さんの...
ほとんどの人の曹操像は、吉川英治の三国志(原作は、三国志演義)から作られていると思う。吉川三国志は小説としては面白いのだが、書にも、詩にも、政策にも、学識にも、戦略にも超一流の能力を発揮した曹操を劉備の圧倒的な敵役として描いているため単調な感は否めない。それと比較すると、陳さんの描く曹操は、圧倒的な才能に恵まれつつも、いろいろなことに思いを巡し、悩み苦しむ人間くささがあり、実に生き生きとした像を結ぶ。小説とはこうあるべきでしょう。
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正史にしたがっているだけにフラットなのはいいけど、やはり盛り上がりに欠けるし、あの長い三国志の話を2巻で終わらせると、どこかにフォーカスしない限り、流している、ように感じてしまった。
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三国志演義をベースとした吉川三国志は大昔に読んだけど、蒼天航路を読んで正史に基づいた三国志も読みたくなっていたところでたまたま見つけた本書。 り、劉備が出てこない...こんなところで関羽が出てくるの!? と、吉川三国志とはかなり違うけど、曹操はかっこいいし充分面白い。 下巻...
三国志演義をベースとした吉川三国志は大昔に読んだけど、蒼天航路を読んで正史に基づいた三国志も読みたくなっていたところでたまたま見つけた本書。 り、劉備が出てこない...こんなところで関羽が出てくるの!? と、吉川三国志とはかなり違うけど、曹操はかっこいいし充分面白い。 下巻も期待です。
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