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月光ゲーム Yの悲劇'88 の商品レビュー

3.5

353件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    122

  3. 3つ

    139

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    1

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2023/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トリックは凡と感じてしまったが,如何せんリアルタイムでないため評価の限界を感じる。 作者の作品は初読だったが文体は好み。ジュブナイル感が悪くない。 クローズドサークルの成立のさせ方がぶっとんでる作品はけっこう好き。 作者の若さが感じられるのもいい。(クンダバファーのくだりとか)

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2023/04/20

何とも読みにくかった。 アリスシリーズは、いつもすいすい読めるけど。登場人物が多い上に、それぞれの所属と本名、ニックネームが入り乱れ、誰が誰のことか、途中からさっぱり分からなくなり、読み通した。

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2023/03/16

作家アリスシリーズばかり読んでいるからなのか、はたまた今作がデビュー作という性質故か、荒削りでロマンティシズム溢れる作品に感じた。トリックや論理の厳密さには少し疑問を感じる。人が殺された林の中をうろうろする情景もイメージしづらいし、カメラに指入ってたら気づくだろ流石に。

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2023/03/06

有栖川有栖初めて読みました! 軽いタッチの文体で、登場人物の関西のノリ(?)も相まって、とても読みやすかったです! ただ犯人に意外性はなく(自分は分からなかったけど読む人によっては簡単にわかるかも?)、あーそうだったのねーって感じでした。 ツッコミどころはあれど、謎解きもロジカル...

有栖川有栖初めて読みました! 軽いタッチの文体で、登場人物の関西のノリ(?)も相まって、とても読みやすかったです! ただ犯人に意外性はなく(自分は分からなかったけど読む人によっては簡単にわかるかも?)、あーそうだったのねーって感じでした。 ツッコミどころはあれど、謎解きもロジカルかつシンプルでGOODです。 自分は推理しながら読むタチではなく、作者の手に踊らされながら読むのが好きなので、「読書への挑戦状」にはハナからから挑む気はなく、華麗にスルーしました笑

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2023/03/03

有名作家トライアル有栖川有栖編 有名作家とは知りながら、手にとって来なかった作品をトライした。 双頭の悪魔が代表作とのことだったのだが、ならばシリーズの一作目からと思い本作を選んだ 学生、ミス研、クローズドサークルの雛形みたいに感じました。 登場人物をなかなか覚えられない私は、サ...

有名作家トライアル有栖川有栖編 有名作家とは知りながら、手にとって来なかった作品をトライした。 双頭の悪魔が代表作とのことだったのだが、ならばシリーズの一作目からと思い本作を選んだ 学生、ミス研、クローズドサークルの雛形みたいに感じました。 登場人物をなかなか覚えられない私は、サッサと推理を諦めて結論に 有栖川先生の長編第一作にしてデビュー作でもあることから、伏線の美しさなどは近年のモノより荒削り感がありましたが、元々学生時代に書いた作品と言うのが凄いですね。

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2023/02/25

これぞ、新本格ミステリ。ロジカルに謎を解き明かす名探偵と、青春小説の趣。読者への挑戦もついている。 読者への挑戦を前にして、ぼう然。ここまでの手がかりだけで、犯人が分かるだって?本当に? しかし、名探偵・江神二郎は、少ない手がかりから、論理的に推理を組み立て、しっかり犯人を指摘。...

これぞ、新本格ミステリ。ロジカルに謎を解き明かす名探偵と、青春小説の趣。読者への挑戦もついている。 読者への挑戦を前にして、ぼう然。ここまでの手がかりだけで、犯人が分かるだって?本当に? しかし、名探偵・江神二郎は、少ない手がかりから、論理的に推理を組み立て、しっかり犯人を指摘。もう、惚れ惚れ。

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2023/02/06

大学ミステリ研究会、クローズド・サークル、連続殺人。本格推理小説の王道を地で行く、有栖川有栖先生のデビュー作。伏線の張られ方が巧妙で、最後に綺麗に回収されていく。ミステリ好きの必読書である。江神シリーズ続編の『孤島パズル』、『双頭の悪魔』も読んでみたい。

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2023/01/28

江上シリーズ(学生アリスシリーズ)第一弾。キャンプに行った先の山で噴火に巻き込まれ下山できなくなり、その閉じた空間でさらに殺人が…という、典型的な嵐の山荘もの。その設定だけでご飯三杯いけそう。そして時代を反映して、なんというか一昔前の大学生活を追体験できて懐かしかったです。

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2023/01/23

ずっと気になっていた有栖川有栖先生のデビュー作「月光ゲーム」。登場人物が多く、少し読むのは大変かも!でも次にどんな展開が来るのかドキドキしながら楽しめた。

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2023/01/15

とある推理小説の中に登場していた、有栖川有栖のデビュー作品。気になって読んでみました。 山で楽しくキャンプをしている大学生たちですが、途中、大規模な噴火が起こった為、登山道が崩れ落ち、キャンプ場に閉じ込められてしまいます。次の噴火に怯えながら救助を待つ中、次々と殺人が起こり…。と...

とある推理小説の中に登場していた、有栖川有栖のデビュー作品。気になって読んでみました。 山で楽しくキャンプをしている大学生たちですが、途中、大規模な噴火が起こった為、登山道が崩れ落ち、キャンプ場に閉じ込められてしまいます。次の噴火に怯えながら救助を待つ中、次々と殺人が起こり…。というクローズドサークルものです。 30年以上前の作品なので、情報伝達手段や会話の内容に多少古くささは感じますが、すべての状況を読者にオープンにして、犯人を推理させる正統派推理小説です。

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