徳川幕閣盛衰記 失脚(2) の商品レビュー
江戸時代において、微妙にマイナー所である四代将軍家綱時代。下馬将軍と称される酒井忠清に焦点を当てた渾身の一冊。このあたりから大老および老中が政治を取り仕切ってゆくのだが、家綱死後の暗闘によって下馬将軍は敗れ、徳川綱吉の時代が幕を開ける。その傍には堀田正俊がいたが彼の死後、その座は...
江戸時代において、微妙にマイナー所である四代将軍家綱時代。下馬将軍と称される酒井忠清に焦点を当てた渾身の一冊。このあたりから大老および老中が政治を取り仕切ってゆくのだが、家綱死後の暗闘によって下馬将軍は敗れ、徳川綱吉の時代が幕を開ける。その傍には堀田正俊がいたが彼の死後、その座はあの柳沢吉保に移ってゆくのである。
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