ブルー・シャンペン の商品レビュー
名品揃いであるヴァーリイの短編集 表紙 5点小阪 淳 展開 7点1986年著作 文章 6点 内容 740点 合計 758点
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選択の自由が読みたくて借りたけど、実のところ選択の自由以外の方が面白かったかもしれない。ヴァ―リィが合うのか浅倉久志が合うのかわからないけど、読みやすくてとても肌にあった。アイディアとしてはそんなに目新しくはないけど、ディテールが綺麗でしかも登場人物が設定のためのキャラクタではな...
選択の自由が読みたくて借りたけど、実のところ選択の自由以外の方が面白かったかもしれない。ヴァ―リィが合うのか浅倉久志が合うのかわからないけど、読みやすくてとても肌にあった。アイディアとしてはそんなに目新しくはないけど、ディテールが綺麗でしかも登場人物が設定のためのキャラクタではないかんじがするからかもしれない。
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「プッシャー」 ロリコンおじさんかと思いきや……最後はやはりロリコンおじさん。 「ブルーシャンペン」 読みどころの彼女の選択に、あまり引き込まれなかったのであんまり。 「タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ」 彼女に触れたのは犬たちだけ。ちょっぴり寓話的。 「選択...
「プッシャー」 ロリコンおじさんかと思いきや……最後はやはりロリコンおじさん。 「ブルーシャンペン」 読みどころの彼女の選択に、あまり引き込まれなかったのであんまり。 「タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ」 彼女に触れたのは犬たちだけ。ちょっぴり寓話的。 「選択の自由」 「逆行の夏」などとは違い、性転換が一般的になる前の過渡期のお話。踏み込みが物足りない。 「ブラックホールとロリポップ」 発想は面白い。 「PRESS ENTER■」 収録作のなかではこれが一番面白かった。 ほかとは違い、ホラーだったけど。
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「選択の自由」なんかは『へび使い座ホットライン』ではもはや当たり前となった性転換について、それが人々に受容されていく過程を相当丁寧に描いている。表題もか。<八世界>という一つのまとまりの中でそれぞれが少しずつ補っていくのなら、他のヴァーリイ作品も読みたい。
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リバタリアン的かつ刹那的な苦悩と享楽の 混沌とした世界を味わえる。 「プッシャー」 1982年ヒューゴー賞短編小説部門受賞作品。 1982年ローカス賞短篇部門受賞作品。 「ブルー・シャンペン」 1982年ローカス賞ノヴェラ部門受賞作品。 「タンゴ・チャーリーとフオックストロッ...
リバタリアン的かつ刹那的な苦悩と享楽の 混沌とした世界を味わえる。 「プッシャー」 1982年ヒューゴー賞短編小説部門受賞作品。 1982年ローカス賞短篇部門受賞作品。 「ブルー・シャンペン」 1982年ローカス賞ノヴェラ部門受賞作品。 「タンゴ・チャーリーとフオックストロット・ロミオ」 1992年星雲賞海外短編部門受賞作品。 「PRESS ENTER■」 1984年ネビュラ賞中長篇小説部門受賞作品。 1985年ヒューゴー賞中長編小説部門受賞作品。 1985年ローカス賞ノヴェラ部門受賞作品。 1987年星雲賞海外短編部門受賞作品。 『ブルー・シャンペン』(短篇集として) 1987年ローカス賞短篇集部門受賞作品。
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当たりのヒューゴー・ネビュラ受賞作 ジョン・ヴァーリイ作品の背景は「八世界(エイト・ワールド)」と呼ばれている。 2050年異星人に侵略された人類は、月、水星等の八惑星&衛星へ逃げ込んで独自の文明を構築したという世界だ。 この作品もその八世界の背景の中で進められるもの...
当たりのヒューゴー・ネビュラ受賞作 ジョン・ヴァーリイ作品の背景は「八世界(エイト・ワールド)」と呼ばれている。 2050年異星人に侵略された人類は、月、水星等の八惑星&衛星へ逃げ込んで独自の文明を構築したという世界だ。 この作品もその八世界の背景の中で進められるものが多
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SF短編集。クローンや性転換、身体改造などが日常となった世界でのアイデンティティの問題と圧倒的なまでに美しいイメージとの配合が絶妙。八世界シリーズもアンナ=ルイーゼ・バッハのシリーズも素晴らしい。次は『バービーはなぜ殺される』だ!!
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久し振りのSF。遥かな未来で、地球以外で暮らしている人の短編集なのだが、表題の「ブルー・シャンペン」が良かった。事故で四肢の自由を奪われた少女が、機械によって四肢を得、しかもTVスターになる。けれど、それは別の制約を生じていく…。とても切ない結末だった。「タンゴチャーリーとファ...
久し振りのSF。遥かな未来で、地球以外で暮らしている人の短編集なのだが、表題の「ブルー・シャンペン」が良かった。事故で四肢の自由を奪われた少女が、機械によって四肢を得、しかもTVスターになる。けれど、それは別の制約を生じていく…。とても切ない結末だった。「タンゴチャーリーとファックストロットロミオ」は「たった一つの冴えたやり方」を彷彿させる。「選択の自由」はジェンダーの切り口として斬新な感じだった。確かに、とっても楽天的だけどね(笑)
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