夢の宮 竜のみた夢 の商品レビュー

今野緒雪(著者)

壮大です。コバルトに…

[文庫ＯＦＦ]

壮大です。コバルトに域を越えてるんでは?ファンタジー父の死によって王宮の事情も変化し恋人達も巻き込まれ・・・オススメです。

夢の宮―それは後宮で…

[文庫ＯＦＦ]

夢の宮―それは後宮で王に選ばれた、唯一の女性しか入れない場所。哀しく、愛しく、そし

夢の宮―それは後宮で…

[文庫ＯＦＦ]

夢の宮―それは後宮で王に選ばれた、唯一の女性しか入れない場所。哀しく、愛しく、そして恋人達の幸福を祈らずにはいられない物語です。

コバルト大賞受賞作。…

[文庫ＯＦＦ]

コバルト大賞受賞作。切ない話です。ライトノベルの域を越えてる、と思いました。

2013/02/20

昔、かわみなみさんの表紙に惹かれ買ったのを思い出しました。そう思うと表紙って大事ですね。内容は全然覚えてなくて、久しぶりに読んだら意外と暗め（までいかないかな？）の話だったのでちょっと驚きました。２話とも完全なるハッピーエンドではない気が…。

2011/07/25

1993年上期コバルト・ノベル大賞＆読者賞受賞作。
ほぼリアルタイムで読んでた作品を読み返し。
これが処女作っていうんだから、今野先生は天性の小説家なんだろうなぁと思う。マリみてとかもすごい感覚してるし。

さて。「竜のみた夢」。
どっちと結婚するの？とハラハラ感がすごい。結婚が決まってからも、一波乱も二波乱もあり。三人で遊んでいられればいいという無邪気なムスメから、本当の恋を知り大人になり、二人を失ってぬけがらのようになった切なさまで描いていて、100枚でここまで成長・変化を描けるなんて、そりゃ大賞も取るよね。ほんっと、すごいよ！今野先生は前から文章感覚とかが好きだったけど、さらに好きになった！作家読みしたい作家さんになりました。

2011/05/01

高校生の頃、ふらっと寄り道した本屋さんで目にして、3日悩んで購入した本です。買ってよかった、読んでよかった本です。とにかくお話がおもしろい！「夢の宮」という王宮の特別な部屋を舞台にしたお話で『お姫様』が好きな人にはかなりおススメの本だと思います。

2010/11/04

「マリア様がみてる」で有名な今野先生のデビュー作です。
鸞（ロアン）のお城の後宮にある「夢の宮」を舞台にしたファンタジーです。
共通するのは「夢の宮」という場所だけ、毎回主人公が違いますが、どれも面白いです。

2009/10/04

「マリア様がみてる」で有名な今野緒雪さんの処女作。オムニバス形式で、主人公はどんどん変っていくけど舞台は“夢の宮”という中華風王朝の王宮離れです。話の流れが上手い。割とすぐにカラクリに気づいてしまったけど、十分楽しめた作品です。

2009/10/07

「マリみて」に比べれば随分と硬派な作品でちょっと驚きあり。「夢の宮」で起こる世代を超えた恋愛・悲哀を描いた作品でうまく書かれてるな〜と思いました。希劉・康崚どちらかの王子を選ばなければならない瑛蘭の話とお告げに翻弄される芙蓉と父王の皮肉な恋愛。後宮のありがちな小説に留まってないカンジがしました。