夢の宮 竜のみた夢 の商品レビュー

今野緒雪(著者)

2011/09/09

　鷺国の宰相姫は幼なじみの王子二人のうち一人と結婚し、正妃となることが予言されていた。どちらの王子を愛しているのか揺れ動く彼女に、宰相は彼女の選ぶ者が王になる、と告げるのだった…。　うまくあらすじ書けませんが、こんな感じの中国風ファンタジーです。夢の宮という後宮の建物にまつわる恋物語、といったところでしょうか。　十二国記が背景を描ききってるのに比べると物足りないですが、元気な女の子が天性の才能と明るさで難局を乗り切っていくストーリーがお決まりっぽくなっている中では出色のできだと思います。

2009/10/04

「マリア様がみてる」が読み易く面白かったので、同じ作者の作品なら面白いに違いないと購入した本です。話の内容としては夢の宮という、後宮に住まう人々のお話。話ごとに時代は前後したりするものの、どれも夢の宮を舞台にしたもの。ほぼラブストーリー物ですが、中には悲劇的なものもあって どのお話も素敵です。ただ、現在品切れになっている？巻もあるようで入手が難しい巻もありそう…。もっと沢山増刷してもいいほど大好きな作品です。

2009/10/07

中華風ファンタジーならいいってわけじゃないんだってことがよくわかりました。大人しく十二国と彩雲国を待ちます。。

2009/10/04

「マリみて」で絶大な人気を誇る（？）今野さんですが、わたしは夢の宮シリーズの方が好き。様々な愛の形がひとつの宮で繰り広げられる。独特の世界観も好き。全巻揃えてます。

2009/10/04

友人に借りただけだったので記憶もおぼろげですが、独特の空気というか世界観がよくて、このシリーズはかなり好きだったのを覚えています。
対してマリみてはちょっと軽すぎかなぁ。好きだけど。