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ロバート・ブライ詩集 の商品レビュー

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2018/04/04

「Ⅰ 広い原っぱに一本だけ木が立っている この木のなにがそんなに変なんだろ?/柳の木だ。僕はまわりをぐるぐる回る。/からだが妙に引き裂かれ 木から離れられない。/とうとうその下に座ってしまう。 Ⅱ どこまでも続く乾いたトウモロコシ畑に一本の柳。/葉っぱは幹のまわり 僕...

「Ⅰ 広い原っぱに一本だけ木が立っている この木のなにがそんなに変なんだろ?/柳の木だ。僕はまわりをぐるぐる回る。/からだが妙に引き裂かれ 木から離れられない。/とうとうその下に座ってしまう。 Ⅱ どこまでも続く乾いたトウモロコシ畑に一本の柳。/葉っぱは幹のまわり 僕のまわりに散らばり/もう茶色で やわらかい黒の斑点が見える。/とうもろこしの茎だけが今 さやさや鳴ってる Ⅲ 冷たい太陽 霜におおわれた空間を貫いて燃える。/草はとっくの昔に凍え死にしてる。/なのに何故僕はこんなに見ていたいんだ/ひんやりした枝々の樹皮の上を動く陽を? Ⅳ 心はひとりで 何年も葉っぱを散らせている。/根っこに近い小さな生き物たちとかかわりなく。/この太古からの場所にいて僕は幸せだ/トウモロコシの上から頭を出してこれじゃ絶好の目標だな/もし僕が夕暮れにねぐらに帰る若いけものなら。(トウモロコシ畑にキジを撃ちにきて)

Posted byブクログ