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岡本綺堂 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2016/07/20

何回読んでもあんまり覚えてないが 歯切れのいい江戸弁が気持ちよくて 読むの大好き。 三浦老人のはちゃんと読んだことないから 探して読もう。 最後の戯曲は読んだことなかったけど イマイチポイントわからなかった。 言葉が豊かで細かで美しいのがいい。

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2014/02/18

杉浦日向子さんが書いた解説を別の本(「うつくしく、やさしく、おろかなり ー私の惚れた「江戸」」)で読んで、これは読まねば、と思って読んだのだけど、出会えて本当に良かった。 江戸の息吹を伝えてかつ、読み物としても断然面白い。半七捕物帳より5篇、三浦老人昔話より4篇、青蛙堂鬼談より2...

杉浦日向子さんが書いた解説を別の本(「うつくしく、やさしく、おろかなり ー私の惚れた「江戸」」)で読んで、これは読まねば、と思って読んだのだけど、出会えて本当に良かった。 江戸の息吹を伝えてかつ、読み物としても断然面白い。半七捕物帳より5篇、三浦老人昔話より4篇、青蛙堂鬼談より2篇、戯曲から「修禅寺物語」と「相馬の金さん」。 解説の言う通り、メインディッシュばかり並んでいる。 現代的仮名遣いになっていて抵抗感無く読める。 岡本綺堂入門書として最適。

Posted byブクログ

2012/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて読んだ岡本綺堂の本。 大きな話があるわけではなく、淡々と江戸の小話が続く内容です。 江戸~明治初期の雰囲気を現代文で味わえます。

Posted byブクログ

2016/04/25

「つよくも、ゆたかでも、かしこくもなかった頃のわたくしたちの国に、うつくしく、やさしく、おろかな人々が暮らしていた。」解説にある杉浦日向子さんのこの一文ほど、岡本綺堂の魅力をあらわす言葉はないと思う。だけどその「わたくしたち」というやつは、今もっておろかなまま、かしこくなったと思...

「つよくも、ゆたかでも、かしこくもなかった頃のわたくしたちの国に、うつくしく、やさしく、おろかな人々が暮らしていた。」解説にある杉浦日向子さんのこの一文ほど、岡本綺堂の魅力をあらわす言葉はないと思う。だけどその「わたくしたち」というやつは、今もっておろかなまま、かしこくなったと思い込んでいる。

Posted byブクログ