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風の海 迷宮の岸(下) の商品レビュー

4.4

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/03/08

4.6 下巻読み終わりました。あっという間に一気読み。 面白かったです。 魔性の子も読んでいましたので、少し話が繋がりました。 泰麒は幼いながらもしっかりしていて、10歳とは思えないものの考えでしたね、麒麟だからなのか分かりませんが。 とはいえ、色々あった中で期待通りの展開で気持...

4.6 下巻読み終わりました。あっという間に一気読み。 面白かったです。 魔性の子も読んでいましたので、少し話が繋がりました。 泰麒は幼いながらもしっかりしていて、10歳とは思えないものの考えでしたね、麒麟だからなのか分かりませんが。 とはいえ、色々あった中で期待通りの展開で気持ち良かったです。シリーズの途中の一区切りとしては良い終わり方で読了感も爽やかでした。

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2020/02/10

麒麟としての本性がわからない泰麒。 偽りの誓約をしてしまったのではないかと思い悩む。 どうやってこんな物語を作り出すのか、ただ感心。 麒麟と、麒麟に選ばれた王がいる世界の理を存分に活用している。

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2020/01/26

十二国記シリーズ。 泰麒は麒麟だから心配ないとわかってはいるけど、「大丈夫だよ」と声をかけてあげたい気持ちと、「大丈夫だよね」と自分に言い聞かせる気持ちが綯交ぜで、ハラハラする下巻でございました。

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2019/12/28

このシリーズを読むのは2つ目の作品。読む順番はランダムに選んでいる。女性はこういう話が好きなんだろうなって感じで、か弱い男子が最後には。。。といった平和な話し。 たまにはこういうのもいい。

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2019/12/05

蝕により、蓬莱(ほうらい:日本)に飛ばされ、人とし育った戴国の麒麟(きりん)泰麒(たいき)の話だ。まだ幼い麒麟にもなれない泰麒。しかし、天命により、自分の主となる戴国の王を選ばなければならない。天命とは?泰麒は怖いが気になる将軍の驍宗(ぎょうそう)と離れたくなくて、選んでしまう。...

蝕により、蓬莱(ほうらい:日本)に飛ばされ、人とし育った戴国の麒麟(きりん)泰麒(たいき)の話だ。まだ幼い麒麟にもなれない泰麒。しかし、天命により、自分の主となる戴国の王を選ばなければならない。天命とは?泰麒は怖いが気になる将軍の驍宗(ぎょうそう)と離れたくなくて、選んでしまう。そして……。少しくどいかな?でも面白かった。

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2020/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

18年ぶりに再読。 泰麒がかわいくて仕方がない。厳しい祖母が居たのにどうしてこんな素直な子に育ったのだろうか。 泰麒が罪悪感に苛まれているのが痛々しい。 延王一座の小芝居の場面は18年経っても心に刻まれていた。 3度目の再読。 p.145 大綱はこの巻に書かれていたのね。 p.165 景麒は舒覚を探す時も延王延麒の世話になっていた?

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2019/11/22

再読。 いやぁ、良かったよかった。 おぼろげながら結果はわかってはいたものの、大丈夫か?大丈夫か?とハラハラしながら読み続けた。 で、なんでまた高里君蓬莱戻っちゃったんだっけ? 色々忘れている。 最新作を読めるのはいつのことやら。

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2019/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 泰麒が天真爛漫、あまりに健気でいらっしゃるので、温かく慈しみにあふれた蓬山の暮らしを読んでいると、今後の運命を思ってせつなくてせつなくて心もちぎれそうになる。 幼い泰麒を愛おしみ守ろうとする、たくさんの人々。全てが優しいから、いっそうせつない。 やはり折伏のシーンの緊張感、カタルシスはすごい。 さらっと景麒が予王のことを「けっして王に向いてはおられないこと……わかりました」と言っている。「麒麟に意思などありはしない」とも。麒麟は恋愛しないのだと思うけど、どんな王でも本性が共にあることを願う。予王の道を踏み外すさまを一体どう思って見ていたんでしょうね。

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2019/12/10

──では、この偽りの王が統治する戴国の命運は。 ……全部、景麒が悪い。 陽子が苦労したのも景麒のせいだし

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2018/10/25

再読 最初の2冊からわずか半年後に出た続き 語り口の上手さにごまかされるが 『月の影影の海』に比べ中身のない筋書き 時代文化にとらわれない登場人物の動きと無関係に 舞台設定が作品を強く支配していることが感じられる すでに語るべきを終えている素材を別方面で再利用したものの 何が描き...

再読 最初の2冊からわずか半年後に出た続き 語り口の上手さにごまかされるが 『月の影影の海』に比べ中身のない筋書き 時代文化にとらわれない登場人物の動きと無関係に 舞台設定が作品を強く支配していることが感じられる すでに語るべきを終えている素材を別方面で再利用したものの 何が描きたいのか薄弱であり シリーズ全体の迷走はこの2作目の失敗に起因する それでも読ませるのは作者の実力だけれども

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