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豊臣家の人々 改版 の商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2012/02/08

天下統一後の北政所や秀吉の親戚、養子たちなどを扱った短編集。 秀吉が天下人からただのおじいちゃんになってしまう過程が、色々なひとたちの視点から書かれていて非常に切なくなります。

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2011/10/15

秀吉の成功と、周囲の人々の能力・気概のギャップが大きすぎて、一代で天下は終わってしまった。切ないものだが、人の人生とはそういう無常なものかもしれない。

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2011/10/02

個人的には大和大納言が一番好き。 派手な兄の陰で、黙々と豊臣家の覇権を支え続けた。確かに、この弟の亡き後、豊臣家が傾いたのは事実。この弟がもう少し長命であれば豊臣家の歴史も変わったかもしれないと考えてしまう。

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2011/09/26

司馬先生は、本当に徳川家康が嫌いで豊臣秀吉が好きなんだなあ、と思った。 秀吉が好きなあまり、秀吉の負の面をその周辺(秀次、秀秋等)に押し付けているのは、どうかと思った。

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2011/06/09

豊臣家のドラマのような栄華と没落を、一人一人主人公をたて気持ちを代弁し、史実を興味深く説いてくれる。11.6.9

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2011/01/18

つくづく数奇な運命の一族。ある種の滑稽さが哀しい。それにしても秀頼の存在感のなさといったら…滅びる者には滅びる理由が、やっぱりある。おねね様がすてき。

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2010/10/06

一代で最も成功した男、秀吉。 それ故か、その一族は悉く悲惨な末路。 豊臣氏の栄枯盛衰の、「衰」を描いたこの作品は、色々と考えさせられる。

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2010/04/02

~内容(「BOOK」データベースより)~ 殺生関白秀次、太閤様以上と囁かれた北ノ政所、桂離宮を造営した八条宮、大坂城とともに滅んだ淀殿母子など、ひとひらの幻影のような豊臣家の栄華のあとを、研ぎ澄まされた史眼と躍動する筆で現代によみがえらせ、司馬文学の魅力を満喫させる連作長篇。 ~...

~内容(「BOOK」データベースより)~ 殺生関白秀次、太閤様以上と囁かれた北ノ政所、桂離宮を造営した八条宮、大坂城とともに滅んだ淀殿母子など、ひとひらの幻影のような豊臣家の栄華のあとを、研ぎ澄まされた史眼と躍動する筆で現代によみがえらせ、司馬文学の魅力を満喫させる連作長篇。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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2009/10/04

怒濤のような秀吉の奔流に巻き込まれてグルグル回る人々。旭姫が哀れ。秀吉は自分の意志で切り開いた運命だとしても、覚悟無く巻き込まれた身内は表舞台に引っ張り出され、もー大変です。対して何事も成さないよう慎重に家康に計られる秀康の運命もせつない。

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2009/10/04

おいしすぎる秀家/かわいそすぎる秀長、秀次、金吾の面々/やりきれなさすぎる秀康…いろいろ衝撃です。復習のつもりで読んでいたのに何故か新発見がいろいろ。さすがだー。

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