周期律 の商品レビュー
元素の名の付けられた21の短編から成っているが、『帰れない山』のパオロ・コニェッティが好きだという『鉄』だけ読んだ。 素晴らしい。 サンドロ。 忘れられない短編に出会った。
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科学は苦手な分野だから、元素を表題にして語られていくエピソードはカッコイイと思いつつも、個人的には難しい部分もあったかもなぁ・・・。でも小説とエッセイが混ざり合ってる感じはすごく好きだった!
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プリモレーヴィ「周期律」読んだ。http://tinyurl.com/3bwnj5w アウシュビッツから生還したユダヤ人化学者が、実験が日常だった生活の回想21作に元素のタイトルをつける。どんな不遇な環境下でも、レーヴィは実験と因果関係の究明への強い欲求を抑えられない。(つづく ...
プリモレーヴィ「周期律」読んだ。http://tinyurl.com/3bwnj5w アウシュビッツから生還したユダヤ人化学者が、実験が日常だった生活の回想21作に元素のタイトルをつける。どんな不遇な環境下でも、レーヴィは実験と因果関係の究明への強い欲求を抑えられない。(つづく それは死にほとんど呑み込まれたアウシュビッツでも。器具や物質名など硬く無機質な単語が並んでいるのに全体は情緒的で、特に化学反応の描写は繊細で美しい。福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」もやけに叙情が強かったっけ。自然界の反応は因果が確定していても物語性が強いのかもな(おわり
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多分イタロ・カルヴィーノ繋がりで登録して、著者が自殺したと知って読む気になった。アウシュヴィッツから生還したイタリア人化学者。
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[ 内容 ] イタロ・カルヴィーノ、U・エーコが本書を「イタリア文学の至宝」と絶賛。 アルゴン、水素、亜鉛、鉄、カリウム…。 宇宙の、物質の源に思いを託し、アウシュヴィッツ体験を持つひとりの化学者が自らの人生の断片を綴った自伝的短編集。 各篇のタイトルに元素名がつけられ、全21篇...
[ 内容 ] イタロ・カルヴィーノ、U・エーコが本書を「イタリア文学の至宝」と絶賛。 アルゴン、水素、亜鉛、鉄、カリウム…。 宇宙の、物質の源に思いを託し、アウシュヴィッツ体験を持つひとりの化学者が自らの人生の断片を綴った自伝的短編集。 各篇のタイトルに元素名がつけられ、全21篇がまさに文学の周期表を形づくる。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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アウシュビッツから生還したイタリア人化学者プリーモ・レーヴィの自伝的小説。目眩がするほど美しい文章(翻訳ですが)。無人島に持って行く一冊を選べと言われたら、迷わずこれ。
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