鋼鉄のレヴァイアサン の商品レビュー
太平洋戦争は八八艦隊計画艦など戦艦による艦隊決戦による勝敗こそが戦争の趨勢を決する大艦巨砲主義が決着をつけた世界。日本の敗戦により終結。 19××年。北朝鮮の政変により南北が統一されようとしたがロシアは亡命した北朝鮮政権の要請により朝鮮半島への侵攻を開始 半島の補給線遮断の為に対...
太平洋戦争は八八艦隊計画艦など戦艦による艦隊決戦による勝敗こそが戦争の趨勢を決する大艦巨砲主義が決着をつけた世界。日本の敗戦により終結。 19××年。北朝鮮の政変により南北が統一されようとしたがロシアは亡命した北朝鮮政権の要請により朝鮮半島への侵攻を開始 半島の補給線遮断の為に対馬に侵攻するロシア太平洋艦隊に一隻の超々巨大戦艦の姿が… これを独力にて迎撃せんとする米第七艦隊の二隻の巨大戦艦。 そしてロシア超々巨大戦艦を航空戦力によって迎え撃たんとする航空自衛隊 航空機によって撃沈された戦艦が無いが勝敗は如何に?
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20世紀末においても大艦巨砲主義が世界の海軍の常識だったら、というIF世界の物語。 実は八八艦隊物語は未読なのですが、これ1冊だけでも十分楽しめました。 米露双方が技術力を惜しみなくつぎこんだ戦艦同士の艦隊決戦はやはり興奮するものですし、世界初の航空機で戦艦を撃沈したのが航空自衛隊のF-1とF-4EJだったというのも胸が熱くなる展開でした。 普通であればASMによる飽和攻撃を想像しますが、ロシア戦艦の複合装甲板をASMでは貫通できないとあって、現代ではなかなか想像し得ない奇抜な手段で撃沈を果たします。 また米海軍といえば空母打撃群ですが、大艦巨砲主義によって原子力空母もF-14やF/A-18も持たない米海軍というのが新鮮でした。
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