御手洗潔の挨拶 の商品レビュー
再読。 若い、という感じの御手洗さんが泣かせますな…… 「数字錠」なんて、萌える上に泣かせるという。御手洗シリーズは、大掛かりじゃなくても、こうして不思議がらせてしかも胸を打つ話なんですよねえ。
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何の気なしに御手洗の短編でも読むかなと引っ張り出したらちょうど日本人俳優で実写化するのは吉敷ならアリだけど御手洗は無理と語ってるものだったので笑ってしまいました。タイムリーというかなんというか。 挨拶の名の通り、御手洗潔を初めて読むにはちょうどいい一冊のような気がします。犬好きでギターの腕前が抜群で訳あって紅茶しか飲まない名探偵。動画サイトで第7銀河の彼方にを初めて聴いたのですがこれドラマ内で弾いたりするのかしら。
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御手洗潔シリーズ、3作目。短編集。 タイトル通り、御手洗潔というのはこういう人物だぞ、という挨拶を兼ねたようなストーリー。短編ながら、どれも読みごたえがあって、良かったデス。前作のような、長編ながら主人公がなかなか出て来ないものよりもこちらの方がシリーズモノとしてしっくりくるか...
御手洗潔シリーズ、3作目。短編集。 タイトル通り、御手洗潔というのはこういう人物だぞ、という挨拶を兼ねたようなストーリー。短編ながら、どれも読みごたえがあって、良かったデス。前作のような、長編ながら主人公がなかなか出て来ないものよりもこちらの方がシリーズモノとしてしっくりくるかも。その中でも、石岡さん視点のものがやっぱりイイかな。出来れば、その視点で統一してほしいところ。
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短編集。突出した作品ではないが、御手洗潔の魅力が十分に引き出されている佳作。 トリックがどうこうなどという言うより、御手洗の行動や考え方が面白くて最後まで流れるように読んでしまう。 現代の日本人は、当時と比較して御手洗の考え方に近づいてきている。西洋化したからなのか、洗練されてきているのか、是なのか、非なのかは判らない。 ただ、近づいている。そんな風に感じるのだ。
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短編集 『数字錠』 『疾走する死体』 『紫電改研究保存会』 『ギリシャの犬』 『数字錠』が一番良かった。 切ない雰囲気、御手洗さんの紅茶スタイルのルーツ、東京タワー展望台でのやり取り、どれを取ってもジーンとくる。 御手洗さんの人間性、好きだなァ。 『紫電改研究保存会』も、一風変...
短編集 『数字錠』 『疾走する死体』 『紫電改研究保存会』 『ギリシャの犬』 『数字錠』が一番良かった。 切ない雰囲気、御手洗さんの紅茶スタイルのルーツ、東京タワー展望台でのやり取り、どれを取ってもジーンとくる。 御手洗さんの人間性、好きだなァ。 『紫電改研究保存会』も、一風変わってて愉快。ユーモア溢れるビヤ樽男がいい味出してる。 (2014.9.20 読了)
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「御手洗潔の挨拶」島田荘司◆悲しい予感と御手洗の優しさに満ちた密室ミステリ「数字錠」など4編収録。「数字錠」で不覚にも涙ぐんでしまい、短編ながら今のところ御手洗シリーズの中のマイベスト。語り部が石岡でない作品もあるのですが、やはり彼から見た「愛すべき変人探偵・御手洗」が好きです。
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御手洗&石岡君コンビ3本目。短編集。 【数字錠】…小さな看板屋の仕事場で殺された社長の話。従業員のアリバイと裏口を閉めていた数字錠のトリック。 【疾走する死者】…ジャズ愛好家の集まるマンションで起こった飛び降り事件。遺体が電車の高架線路に瞬間移動した謎。 【紫電改研究保存会】…あて名書きの手伝いをさせられている数時間の間にはめられた詐欺の手口。 【ギリシャの犬】…たこ焼き屋の店が消えた謎と隅田川で起きた誘拐事件。 初の短編、御手洗さんの話は長いと小難しくて読みにくいところもあるので短編の方がサクサク気軽に楽しめるかも。
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なんというか、やはり短編はミステリーのおもしろさを表現しきれないのだなと改めて思う。 紫電改のやつとか、なんだかわからなかったし。ギリシャの犬も暗号の意味が途中でわかってしまったり。 もったいない。
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「紫電改研究保存会」はスキッと終わるので好き(ダジャレになってしまった)。石岡君の退化の描写にいちいちビクッとしてしまう……。
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御手洗さんだいすき。 長編よりも短編のがすきだ、出番多いからね。 石岡くんの地の文が面白くてついわらってしまう 零戦のお爺さんの話が面白かったな。でも最後のわんちゃんの話!御手洗さんの新たな一面が見えて面白かった
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