1,800円以上の注文で送料無料

鏡の中のれもん(9) の商品レビュー

1

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2012/04/15

まだ、「おかみき」を読んでる途中ですが、 同じ作者様が方向性を変えて書かれた「少女小説」である こちらも読みたくなって読んでみました。 う~む、色々な意味で読みにくかったですね。 確信犯でというか、主人公・結実は感情移入のしにくい子 (美人でわがまま)になっていることもあります...

まだ、「おかみき」を読んでる途中ですが、 同じ作者様が方向性を変えて書かれた「少女小説」である こちらも読みたくなって読んでみました。 う~む、色々な意味で読みにくかったですね。 確信犯でというか、主人公・結実は感情移入のしにくい子 (美人でわがまま)になっていることもありますが、 読みにくかったのは文章。 なんの区切りもなく(行間はあるけど)、基本結実の一人称で進む文章が いきなり三人称に切り替わったりするので、 え、シーン変わったの?て感じで。 女優さんを主人公にしている(演じる「作品」を書いている)なら なおさらここはわかりやすくして欲しい感じ。 逆に結実は、わがままなりにピュアな女の子な感じがしました。 ただバブル期にこういう子を書けるのは凄いかもとは思いました。 最終巻だけを読んだので、結実と兄・圭の深~い絆の根本が どこにあったのかがわからないままに読んだので、 通しで読まないとわからない部分は多いだろうけど、 自分的に「おかみき」に比べると読みにくさ含めイマイチかなぁ。 あとあとがきで「おかみき」が狙い通りの反応でなかったのを 書いてるのも何かいやです。 そこをちゃんと伝えられてこその書き手ですからね。 あんたの筆力不足のくせにファンのせいにするな!的です。 自分は7巻まで読んでて、もどかしいカップルの話とは思わなかったけど。 ★一つは、このあとがきがあまりに許せないからの評価です。

Posted byブクログ