1,800円以上の注文で送料無料

占星術殺人事件 の商品レビュー

4.2

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/05/27

久々、長編ミステリーにうきうき。 知人の方に紹介してもらい、初めて島田荘司を拝読。 初版1990年か〜、25年も前か。すごいな。 たくさんミステリーを読んだわけではないから、 素人感想だけど、 正統派ミステリーという感じのする、 非常に読み応えのある作品だった。 最初、手記...

久々、長編ミステリーにうきうき。 知人の方に紹介してもらい、初めて島田荘司を拝読。 初版1990年か〜、25年も前か。すごいな。 たくさんミステリーを読んだわけではないから、 素人感想だけど、 正統派ミステリーという感じのする、 非常に読み応えのある作品だった。 最初、手記から始まったときは正直読み切れる自信なかったんだけど、御手洗さんと石岡さんのパートになってからは、けっこうすらすら。 トリックも明確で、すっきりと謎が解けるし、 ありがちな無理な設定、というのも感じなかった。 楽しませていただきました! 自分の悪いくせは、 内容を早く知りたいがために飛ばし読みしちゃうところで、 当然作者の挑戦状に対しても、 ほとんど考えることなく先に進んでしまうというせっかちっぷり。 いい加減いい年なんだから、 作品をじっくり味わう、ということを覚えたい…。

Posted byブクログ

2014/04/07

本年7冊目。こういう大仕掛けのミステリーを読むたびに、作者のアイデアに脱帽する。犯人の動機が淡々と語られていくラストも良かった。

Posted byブクログ

2013/10/25

明治村のくだりとかすっかり忘れてた。友人に貸したら金田一少年読んでるからすぐトリックわかったと言われて悔しかったことは思い出しました。 小さい頃からまわりに御手洗さんって数名いたので、変な苗字だと思ってないから名前ネタはいつも違和感が...いやでもプラス潔は漢字といいひどいか。ひ...

明治村のくだりとかすっかり忘れてた。友人に貸したら金田一少年読んでるからすぐトリックわかったと言われて悔しかったことは思い出しました。 小さい頃からまわりに御手洗さんって数名いたので、変な苗字だと思ってないから名前ネタはいつも違和感が...いやでもプラス潔は漢字といいひどいか。ひどいな。

Posted byブクログ

2012/03/05

初の作品。 もともとシャーロックホームズが好きなので御手洗&石岡の絡みが好きだった。 ただ占星術は知らないしあまり興味がない分野であり最初の梅沢氏の手記はきつかった。 またある漫画でトリックは知っていたためそれ自体を楽しむことはできなかったが初見の驚きは忘れられない。 最...

初の作品。 もともとシャーロックホームズが好きなので御手洗&石岡の絡みが好きだった。 ただ占星術は知らないしあまり興味がない分野であり最初の梅沢氏の手記はきつかった。 またある漫画でトリックは知っていたためそれ自体を楽しむことはできなかったが初見の驚きは忘れられない。 最後までわくわくで読めた。 次回はもう少し読みやすくなることを期待して少し高めにつけておく。

Posted byブクログ

2011/09/03

前にも読んだはずなんだけど、まったく忘れていて、確かラストはこうだ!と思ったのはどうやら別のミステリーの結末でした。嗚呼、恥ずかしい。アゾートあると思っていたもの。それはともかく、とても楽しく読めた。ただ、入院中にお腹を切った直後に読んでいたので、臨場感があるというか、まあ、お嬢...

前にも読んだはずなんだけど、まったく忘れていて、確かラストはこうだ!と思ったのはどうやら別のミステリーの結末でした。嗚呼、恥ずかしい。アゾートあると思っていたもの。それはともかく、とても楽しく読めた。ただ、入院中にお腹を切った直後に読んでいたので、臨場感があるというか、まあ、お嬢さん方は痛くなかったのだろうけど、あんなにざっくり切られたらどんなに痛いだろうと思ったりした。私の地元京都の描写でところどころ「ん?」と思うところがあったのだけれど、駅の描写とか電車の路線とか、よく考えれば設定年代のことを調べてきちんと書いてあるんだ。と思い、そういえば子どものころはなんて怪しい記憶をたどれたりもした。ともかく、大変楽しく、スタートラインに立てたので順番に読んでゆこうと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

9月16日読了。島田荘司のデビュー作。バラバラ殺人のトリックは、金田一少年などでポピュラーになってしまったためか真相には早い段階で気づいてしまうが当時は新鮮な驚きをもって迎えられたことだろう。シンプルな推理を引き立たせるため、呑気なワトソンが見当違いの推理を披露し京都中を行脚する...

9月16日読了。島田荘司のデビュー作。バラバラ殺人のトリックは、金田一少年などでポピュラーになってしまったためか真相には早い段階で気づいてしまうが当時は新鮮な驚きをもって迎えられたことだろう。シンプルな推理を引き立たせるため、呑気なワトソンが見当違いの推理を披露し京都中を行脚するパートをはさむ構成も楽しい。なるほどこれが島田荘司のミステリか。

Posted byブクログ

2010/09/14

ずっと昔の事件の推理をしていく作品。 初めは文体になじめなくて、あんまり進みませんでした。 ですが、読み進めるにつれ、犯人とそのトリックにびっくりしました。本格的な推理小説を読みたい方は是非。

Posted byブクログ

2009/10/04

泣きたい・・・心の底から・・・。(T∀T) 同じトリックの話を読んだことあるよ! しかも小説じゃなくて、某推理マンガで! すんごい期待してたのに、「拙者知ってるでござる!」って なったときの悲しさよ。。。ぁぅぁぅ。 内容としては、導入部の暗い感じが延々と続くともっと好みだな...

泣きたい・・・心の底から・・・。(T∀T) 同じトリックの話を読んだことあるよ! しかも小説じゃなくて、某推理マンガで! すんごい期待してたのに、「拙者知ってるでござる!」って なったときの悲しさよ。。。ぁぅぁぅ。 内容としては、導入部の暗い感じが延々と続くともっと好みだな〜。 占星術と冠しているからには、もっと神秘的かつ胡散臭い魔術臭が ぷんぷんしててもいいんじゃないかと。 暗くて小難しいミステリーが好きさ。>明らかに京極病。 余談ですが、解説編直前で寝落ちしたので、案の定 その日の夢に出てきて、よく分からないけど栗山千明が 出てきたので、恩田陸の「六番目の小夜子」と ごっちゃになってた模様。(笑) (「六番目の小夜子」はNHKでドラマ化されて、 栗山千明と鈴木杏が出ていたのです。)

Posted byブクログ

2009/10/04

御手洗シリーズの第一作目。これは普通に謎に挑戦するのが良いんじゃないかなぁ。キャラクターとかは二巻からでも十分。 そう、普段は何も考えずにミステリー読む人にも、考えながら読んで「読者への挑戦」に立ち向かってほしいなぁ。

Posted byブクログ